挑戦の機会を与えてくれる優良な現場へのアサインで着実にステップアップ

LancersAgentに登録する前

自分自身が満たされる働き方を追求してみたい欲求が生まれてフリーランスへ

――フリーランスになるまでのキャリアと、フリーランスになった経緯を教えていただけますか？

30歳まではITとは全く関係のない職種でした。30歳になる頃、世の中を渡り歩いていくための技術を身につけたいと考えるようになり、まったくの未経験からエンジニアになろうと決意しました。そこからSES企業に正社員エンジニアとして転職したのが、エンジニアとしてのキャリアのスタートです。

転職先のSES企業は従業員規模が小さかったこともあり、一人で案件を回していく機会をいただくことが多くありました。仕様についてお客様と打ち合わせをする上流工程から始まり、システムを作り終えてサービスインというところまで一通り担当するという経験を積むことができ、そのおかげでいち早くスキルを身につけることができたと思っています。

転職してから2年半が経った頃、大規模な案件を担当させてもらいました。それがきっかけとなり、ちょっと欲が湧いてきて「ここまでこれたなら、一人の企業人から離れ、自分自身の力を試してみたい」と考えるようになりました。また、好奇心旺盛な性格でもあり、真に自分が満たされる働き方を追求してみたい欲求も生まれて、フリーランスとしてやってみる選択をしました。

――会社員からフリーランスに転向する上で、不安はありませんでしたか？

当時私は32歳だったので、挑戦してダメだったとしてもやり直しがきくだろうと思い、飛び込みました。本当に勢いだけでスタートした感じです。ただ、フリーランスになるにあたっては、周囲の社員エンジニアやフリーランスのエンジニアなど、たくさんの人から話を聞くことができて、とても参考になりました。これは会社員として働いている中で作れたコネクションなので、相談できる人を増やせたという点でも会社に感謝しています。

たとえば、フリーランスのエンジニアからは、こういう動き方をすればフリーランスとして通用するといった具体的なことや、マインドセットの部分でもレクチャーしてもらい、それが励みになったところは大きいです。

そこから1年くらいフリーランスとしてやってみて、1人でもできるということが事実としてわかり、現在に至ります。フリーランスになって5年になるので、今では社員として勤めていた期間よりも長くなりました。ただ、自分一人の力だけでここまでやってこれたわけではありません。エージェントさんやアサインされる現場の皆様の支えがあって、今日までやってこれたと実感しています。

フリーランスがエージェントを利用するときは営業担当との関係性も重要

――LancersAgentを知ったきっかけを教えてください。

フリーランスでやっていこうと考えた時に、情報収集の目的もあって20社くらいのエージェントに登録しました。そうすると、各社の営業さんが電話やメールで案件を提案してくれるのですが、そうしたコミュニケーションの中で「今業界ではどのような技術が求められているのか」「どのようなエンジニアが必要とされているのか」といった動向を知るようにしていました。

LancersAgentはその中の1社だったのですが、一気に登録した中で一番早く案件を提案してくれました。結果として、最初にご提案いただいた案件に参画させていただき、今も継続しています。

――LancersAgentを選んだ理由を教えてください。

LancersAgentは、開発・インフラ・PMなどのマネジメント系など、偏りなく案件を取り扱っている印象を持ちました。内容と単価が見合っている案件を数多く扱っていて、「技術に対する理解がある」と感じました。また、「ランサーズ」というネームバリューもあるので、一度利用してみたいと考えていたところもあります。

LancersAgentは登録してすぐに4～5件の案件を紹介してくれ、最初に提案していただいた案件が、今アサインされている現場です。正直にいうと、もし提案のタイミングが前後していたら、すごく悩むことになっただろうというくらい、どれも魅力的な案件でした。

もう一つ決め手となったのはLancersAgentの営業さんの対応力です。じつは、最初に提案をもらった案件がとても気に入ったので、自分の中では即決していたのですが、営業さんには迷う素振りを見せました。というのは、私が悩んでいる時に、どのような対応をしてくれるのかを見たかったからです。

フリーランスがエージェントを利用する時は、営業さんとの関係性もとても重要になると思っています。私が困っているときにどのような対応をしてくれるのか、大変申し訳ないとは思いつつ、営業さんの人となりを知るために悩んでいる素振りを見せてみました。LancersAgentの営業さんは、とても丁寧かつ親身に対応してくれ、信頼できると感じたことも選んだ理由として大きいです。

――案件を比較検討する際に重視することや選択の基準はありますか？

私の場合、やりがいを感じられるか、スキルアップにつながるか、将来的にプラスになることがあるかといった観点から見ていきます。また、クライアント様と面談した際に、自分との相性も確認して総合的に判断するようにしています。

LancersAgentを活用してみて

モチベーションやポテンシャルがあれば、いろいろな経験をさせてくれる最優良な現場

――現在は、どのような案件に参画していますか？

契約当初はシステムの運用回りを担当していましたが、現在はプロジェクト型の案件に携わるというよりも、メガベンチャー企業におけるIT統制の部分に関わらせてもらっています。社内ネットワークの改善と、認証基盤やゼロトラストの導入に向けた検討などを主に担当しています。

――LancersAgentを利用して、どのような成果を得られていますか？

LancersAgent利用前に掲げていた目標が「新たな領域の開拓」だったのですが、ありがたいことに当時思い描いてたこと以上にいろいろな職域に携わる機会を与えていただきました。

私の場合、可能な限りクライアント様のご要望にお応えするという姿勢のもと、興味があれば何でもやりたいと思っています。そうした姿勢が功を奏してか、クライアント様も自社にとって重要な案件にアサインしてくれるようになりました。

信頼されていると実感しますし、モチベーションやポテンシャルがあれば、いろいろな経験をさせてくれる最優良な現場で働かせてもらっていると思っています。今まで経験していない領域にも挑戦させてもらっているので、着実にスキルアップにつながっています。

――LancersAgentを利用する前後で、サービスに対するイメージは変化しましたか？

現場でも「困った時のLancersAgent」という声を耳にすることがあります。クライアント様にも非常に信頼されている企業と認知するようになりました。

――LancersAgentで上手に仕事をする極意がありましたら、ぜひ教えてください。

エージェントとクライアント様の両方としっかり対話することだと思います、また、フリーランスのエンジニアはクライアント様からの期待値が高いので、効率的かつスピーディに対応する能力を磨き、常に対応できる幅を広げていくことが大切です。

私はエンジニア歴7年とまだまだ浅い経験値ではありますが、それでもフリーランスとしてここまで実績を積めています。正直、自分でも驚いているのですが、こうしたことも実現できるという意味で、これからフリーランスを目指す方に夢を与えられたらいいなと思っています。

人と人とのつながりでステップアップする機会をもらっている

――今後考えている展開や目標を教えてください。

LancersAgentは3社目となるエージェントですが、じつは以前に担当したクライアント様から直接、大規模案件をお願いしたいという相談がありました。ただ、現在アサインされている現場もとても気に入っているので、双方のクライアント様と稼働の調整をさせてもらい、両方の仕事をすることになりました。

私からすると2つ同時に味わえる美味しい状態になっているのですが、そこに至るには双方のクライアント様やLancersAgentの営業さんに大変尽力していただいたので、本当に感謝しています。

現在の現場でも一エンジニアから統制・管理の業務を任せてもらえるところまでステップアップさせてもらいましたが、新しいプロジェクトではマネージャーの片腕的なポジションでの活動となります。技術の幅を広げるだけでなく、マネジメントスキルを磨いて総合的に力のあるエンジニアを目指したいという目標を持っているので、今後さらにがんばっていきたいです。

また、こうしたお話をいただけるのは、やはり人とのつながりがきっかけになっていると感じています。そういう意味でも、自分ができる仕事の幅を増やすことに加え、人と人との関係性をいっそう大事にしていきたいと思っています。

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