MBAの資格を活かし、副業ライターで趣味と収益を両立させる
MBAを取得し、人材業界からメーカーへ
青山伊織さんは、自動車などに使われる電子部品を製造する大手メーカーにお勤めの副業実践者です。本業では、電子部品に関する生産企画を担当されています。
大学を卒業後、約14年間人材業界で勤務されていましたが「グローバルなモノづくりビジネスに関わりたい」と、一念発起し、MBAを取得。製造業でのグローバル生産企画に転職を成功させたという変わった経歴をお持ちです。
そんな青山さんの副業はライター。きっかけはMBAの取得と、文章を書くのが好きだから。自分の知識・経験を活かした文章を書いて発表したいと思ったそう。
これまでの経験を活かし、ビジネス系のライティングを請けることを目標に、実績を積み重ねてきました。現在では、ビジネス系のお仕事も頂けるようになり、文字単価も上昇傾向だそうです。
副業ライターは「経験を生かして、趣味とお小遣い稼ぎの両立」と語る青山さん。副業に対する思いや、現況をお伺いしました。
大手メーカーに勤めながら副業を実践
ーー本業について教えてください。どのような仕事をなさっているのでしょうか?
一言でいうと、世界のどこでモノづくりをおこなって、世界のどこにお届けするのが一番良いか、検討をしています。
たとえば、お客様の工場がアメリカにあった時に、アメリカに工場を作って、現地生産する方が良いのか、日本や中国の工場で生産をしてアメリカに輸出する方がいいのか。どちらがいいかシミュレーションをする、というような仕事をしています。
一昔前であれば、中国やアジアなど人件費の安い国で生産して世界中に輸出するのが一番良かったのですが、最近はアジア圏の人件費も上がってきていますし、輸出関税など政治的な理由で現地生産が求められることもあります。
かといって世界中にどんどん工場を建てるわけにもいかないので、「ちょうど良い」バランスが求められます。
ーー副業をはじめたきっかけはどういった理由ですか?
せっかく取ったMBAの資格を活かして、お小遣い稼ぎができないかな。と思ったのがきっかけのひとつです。
実は、MBAを取るための学費というのが結構かかりまして……。そこでお金を使った
分を取り返せないかと思ったのと、あと、自分の小遣いを上げてくれと言いにくい所もありまして……(笑)(青山さんは、ご結婚されており、2児のパパです)。
また、文章を書くのが好きなので、自分の知識・経験を活かした文章を書いて発表したいと思ったことも理由のひとつです。
今の仕事で、グローバルな製造業に関する情報収集をしているため、各国の情勢や、関税、貿易、通貨などに関する知識があります。また、前職は人材業界ですので、採用ノウハウや人事・労務に関する知識も。これらに、MBAで学んだ経営に関する分析手法などを交えて、ビジネス系のライティングができないかと思いました。
副業は「お金のもらえる趣味」
ーー副業ではどういったお仕事をなさっているのでしょうか?
ビジネス系、人事系に関するライティングのお仕事を頂いています。ブログの記事が多いのですが、社内での「採用活動マニュアル」や「企業分析レポート」などのご依頼を頂くこともあります。
ただ、副業を始めた当初は、こういったお仕事はなかなか受注できなかったため、化粧品やに関するブログ記事作成や映画・本の感想など、とにかく受注してランサーズ上での実績を作りました。
少しずつ、ビジネス系のお仕事も頂けるようになり、文字単価も上がっていきました。
ーー副業はいつなさっているのでしょうか?
基本は夜か早朝です。子供たちを寝かしつけた後か、起きる前にこっそり(?)作業をしています。妻も仕事をしていて、家事を分担している面もあるため、仕事・家事・副業のバランスを取りながら時間を作ることを心がけています。
仕事帰りに図書館に立ち寄って作業をすることもあるのですが、これは妻には内緒です。
ーー今後の働き方についてはどのようにお考えですか?
副業に使える時間は限られていますので、この時間でいかに効率よく、楽しくお仕事ができるか、と考えています。今までの経験で、実績を積み重ねていけば単価の高いお仕事が頂けることがわかってきました。これからも実績を重ねて、より単価の高いお仕事を頂けるように頑張っていきたいと思います。
もちろん、お金だけではなく、自分の知識や経験を活かして、読者の方々のお役に立てる記事を作成していきたいと思っています。自分がやっていて面白く、単価も高く、読者の方々のお役に立てる文章を作るのが理想です。
副業は「お金のもらえる趣味」なんです。文章を書くのが好きなので。サラリーマンをしながら、ビジネス系の有名メディアで覆面ライターをしているような方もいらっしゃいますので、そんな風になれればいいなと思っています。