従来比4倍の反響!地域政党「京都党」江村りさ氏のランサーズ活用術

従来比4倍の反響!地域政党「京都党」江村りさ氏のランサーズ活用術
ホームページ・チラシ等の広報物制作に地方議員の方々は苦労される事が多いようだ。「従来のやや寂しいデザインではなく、支持者の目に留まるものを作りたい」と江村氏は考え、その手段としてインターネットを積極的に利用している。
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京都党という地域政党がいま脚光を浴びている

その中でも「若手女性政治家」として注目をあびたのが江村氏だ。江村氏は、大学時代に短期間の議員インターンシップを経験したが「2ヶ月では足りない!」と考え、残りの在学期間を政治の世界に注ぎ込む事にした。

「地域政党 京都党の江村りさ」登場のきっかけである。その後、東京の一般企業で働く経験を得るも、インターンシップ時代の恩師が地域政党を設立し、「市政改革を一緒にしてほしい」という言葉を受け、再び政治の世界へと乗り出した。

「地方議員の広報物にはデザインが寂しいものが多く、パッと目に留まるようなものを作りたい」と、江村氏は考え、インターネットを積極的に活用している。

「地方政治」と「IT」は結びつきにくい印象を受ける事もあるが、議員の方々は予想以上に「ホームページ」や「チラシ」等の制作に苦労されている事が多いようだ。その背景からランサーズを使った経緯等について聞いた。

「2ヶ月では足りない!」議員インターンシップでの経験

取材を受ける女性

― 政治の世界に入られた「きっかけ」からお伺いしても宜しいでしょうか?

私が政治に関わる「きっかけ」となったのが、在学時代における市会議員の議員インターンシップでした。大学2回生の時、夏休みの2ヶ月をほぼ毎日朝から晩まで議員の方をお手伝いする経験をさせて頂きました。一般企業の社長秘書のようなイメージです。

予想以上に地道な活動が多い中で、地域周りから始まり、議会に踏み込み、調査項目等を随分と沢山やらせて頂いているうちに「2ヶ月だけでは足りないな」と思い、残りの大学生活全てをそちらに顔を出すようになりました。それが政治の道への「きっかけ」だと思います。

― 社会人としてのスタートはどのようなものだったのでしょうか?

一般の企業で一度働いてみたいという想いで、東京の商社に2年半ほど勤めていました。そして、インターンシップ時代にお世話になった方、現在所属する京都党の代表から「新しい地域政党を立ち上げるので、市政改革を一緒に手伝ってくれないか」と打診を受けました。

その後1年半の検討期間を経て、「関西に帰って働きたい」という気持ちの後押しもあった事で、10ヶ月前に出馬する形となりました。

― 「地域政党」が増えてきている背景はどのようなものでしょうか?

「地方分権」という事が言われるように、国からの権限委譲が徐々に進みつつあります。しかしながら、現状で地方政治には難しい部分も多くあり、なかなか権限委譲が加速しないのも事実です。

国政に権限が集中する中でも、「地域として今後どのように歩むか」、それを真剣に考える力や内外問わない提案力が必要であると考えられる方々が多くいらっしゃいます。そのような流れのもと、地域政党が現在増えつつあるのだと感じます。

自分自身での制作に限界を感じた

仕事をする女性

― ランサーズをご利用頂いた経緯はどのようなものだったのでしょうか?

地方議員のチラシ等の広報物は、デザインがやや寂しいものが多く見受けられます。そのため、私はホームページやチラシの制作にはなるべく注力し、パッと目に留まるようなものを作りたいと、以前より強く考えておりました。

元々は自身でチラシを制作していたのですが、文章を検討するまではよいものの、デザインを考える事が予想以上に難しく、時間も多くを費やしてしまい、自分自身での制作に限界を感じていたところでした。

そのような時、ランサーズをお見かけしました。わずかな時間で斬新なデザインを相当数集める事ができ、さらに自身が盛り込みたい様々な情報を発注画面で登録するのみで、デザインとして仕上げて頂けるのです。

そうした点から、時間面、品質面、そして技術面において、非常に優れたサービスだと感じております。

わかりやすく使いやすいイメージが印象的

― 他デザイン会社様ではなく、ランサーズをお選び頂いた理由は何でしょうか?

発注先をインターネットで探していた際、最初にお見かけしたのがランサーズであり、ホームページを拝見したところ、発注の流れがわかりやすく「使いやすいイメージ」が印象的でした。

― ランサーズでは複数の提案の中からの選定が可能ですが、選定に際して気付かれた事、気を付けられた事はありますでしょうか?

提案頂いたデザインは、どれも非常に良くまとまっていたと思います。それゆえに、「提案が選ばれなかった方に申し訳ないな」という気持ちは強くありました。

そのようにして即決する事が躊躇われている中、気に入ったデザインが新たに提案されるといった出来事もありました。

「投票」で提案を選定する

選挙用チラシ

― 提案が沢山上がってくる中で、どのような方法で選定されたのですか?

職業上で私が日々関わっている様々な方々からご意見を伺うようにしていました。印刷して机に整列させ、「どの提案が最適か」という方法によって、家族や党のメンバー、また支持者の方々にも感想をお聞きしました。まさに「投票」して頂いて選ぶ、という方法です。

― それら投票結果を主として最終的な当選対象を選ばれたのでしょうか?

基本的にはその通りです。私自身が気に入っていた提案が他に存在した場合においても、自身より他者の方々の意見を優先させていました。

従来に比べて4倍程度の反響があった

― 同じ京都党や、他の党のお知り合いの議員様たちの間では、ご自身のチラシや名刺のデザインはどうされているのでしょうか?

皆様、ご自身で作成されるのが通例のようです。議員は、党から多くを支援されるわけではないので、ほとんどの事は自分自身の1人か、自身と秘書の2人で行なっております。

そのため、デザイン等に気を配る方は少なく、議員のチラシであれば、「文章と顔写真のみ」という場合が多く見られます。

― ランサーズを使用して作られたチラシに対する反応はいかがでしょうか?

ランサーズで作成頂いたチラシは、反応が極めて良かったものと感じています。文章を多く記載すると支持者の方々にあまり読んで頂けなくなってしまうので、これまでは、出来るだけ文章を箇条書き程度にしていました。

ただ、正直なところ、「より豊富な内容を綺麗に載せたい」という気持ちはありました。ランサーズで依頼した結果、文章を十分に載せた上で、しかも読みやすいといった「見やすく分かりやすいデザイン」をして頂けました。

こうして、ようやく「チラシでお伝えしたかった事」を支援者の皆様に読んで頂き、各方面の方々から「読みましたよ」と、多くのメールを頂くことが出来ました。従来の「4倍」程度の反響はあったように思います。

議員の方々に推薦したい

― ランサーズを他の方に推薦なさる場合、どのような方に薦めたいとお思いになりますか?

やはり、議員の方々には是非お薦めしたいと考えております。ちなみに、私が所属する党では、「4人中3人の議員」が利用するようになりました。

― ランサーズは「時間と場所にとらわれない働き方」のプラットフォームを目指しています。こうした新しい働き方についてどうお考えでしょうか?

現在、日本の生産能力人口は徐々に減少傾向にあり、仕事の門戸も狭まってきているという実感を私自身も持ちあわせています。

そのような中で「働き方に多様な選択肢がある事」は誠に望ましくあると思います。さまざまな個性を持たれた方々がいて、その個性に適する形で「働く選択が出来る世界」は大変素晴らしいものと感じております。

【ご参考】未来に誇れる街 京都の復活 (京都党ウェブページより以下抜粋)

“地方分権により、地方は生き残りを賭けた地方大競争時代へ突入しました。我々は、より良い形で京都を未来へ託す義務があります。

京都が生き残る為には、過去の遺産に依存するのではなく、過去の遺産の上に立脚した戦略的創造発展を遂げることです。都市計画を整備し、財政、人口増、文化の視点から、未来に誇れる街「京都」の実現を目指して参ります。”

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