近年のオンラインマーケティングにおいて、オウンドメディアに着手する企業が増加しています。
今回は、オウンドメディア制作について社内と外注のメリット・デメリットを知っていただき、バランス良く定期的に、オウンドメディアコンテンツが発信できる仕組みを構築できるための情報をお知らせします。
マーケティング担当者様、必見です!

オウンドメディア制作 || 社内と外注のメリット・デメリット
社内制作のメリット・デメリットと費用の目安
オウンドメディアのコンテンツ制作において、社内制作のメリットとデメリットの一例をご紹介します。
人件費の目安は、オウンドメディア制作を企画する際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
メリット
・企業のブランド・サービスへの知識があるため、企業が伝えたいブランド・サービスについての情報を提供する記事のクオリティが高い。
例:企業のブランド・サービス紹介、新商品のプレスリリース、企業が目指しているブランド・サービスに対するイメージ戦略など。
デメリット
・人的リソースが必要となる。
オウンドメディアは、定期的な発信が必要になるマーケティング手法を使うため、日々のメンテナンスや更新頻度向上など、今までのホームページ運営よりも作業工程が増える。
オウンドメディア担当の設置、コンテンツマーケティング・SEOができる人員の配置が必要。
例:社内で新規オウンドメディア構築を実施する場合の人件費の目安
*厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」を参考に平均賃金を時給換算し、2,000円で計算。
*社員が各技術を持っている想定
外注制作のメリット・デメリットと費用の目安
オウンドメディアのコンテンツ制作において、外注制作のメリットとデメリットの一例をご紹介します。
外注費用の目安は、ランサーズのホームページに掲載されている金額です。
メリット
・プロの制作者がSEOなどに対応させたオウンドメディア制作を実施。
オウンドメディア運用実績があることで、経験などを元に集客アップを狙う施策の相談をしなが進められる。
運用中の分析や次へのステップについての提案を受けることも可能。
・コンテンツ制作を任せることで、社員は他の仕事ができる。
例:運用前は週1回2時間の打ち合わせをしていたが、運用後は月1回2時間の打ち合わせに。仕事への圧迫が少ないため、兼務可能。
デメリット
・依頼された企業のブランドやサービスへの知識がないため、顧客に伝えたい情報をライターに提供しないと意図しないクオリティになる可能性がある。
・費用がかかる。
例:ランサーズ 「集客、PR、ブランディング、メディアの立ち上げ、改善を代行」ページより費用の目安。
オウンドメディア制作を外注する際の工程と必要なスキルは?
オウンドメディアの立ち上げや、改変を実施する際の工程を知ることで、社内制作が可能な工程、外注に出す必要がある工程が分かります。
もっと詳しい内容が知りたい。掘り下げた質問をしたい場合は、ランサーズ法人向け無料相談にお気軽にご相談ください。
企画~マーケティング
オウンドメディアの方向性、ペルソナやカスタマージャーニーなどのマーケティング戦略を決定。オウンドメディア制作のスケジュールなどを作成します。
必要なスキル:マーケティング・企画・コンテンツマーケティング・SEO
外注の利点:他社で制作した経験を元にアイデアを享受できる。競合他社の情報やキーワードの選定などオウンドメディアに対する経験に基づく提案を受けることができる。
オウンドメディア構築
・サーバーの準備。
・オウンドメディア構築に必要なCMS(コンテンツ管理システム)などのソフト*でオウンドメディアを構築します。
この工程は時間がかかるため、余裕を持って計画します。
*WordPress、Adobe Dreamweaver など
スキル:ウェブサイト構築
外注の利点:オウンドメディア構築の経験が豊富。問題が起こった時の対処ができる。
コンテンツの制作~発信
戦略に合わせたコンテンツを制作。
コンテンツ制作にはSEOの知識が必要です。SEOはグーグル検索で上位に上がるために重要なポイントです。
ブランド・サービスのファンを増やすには、商品情報だけでなく、顧客が喜ぶ情報を定期的に発信することが必要となります。
オウンドメディア構築と同様に時間のかかる工程です。
スキル:ディレクション・ライティング・SEO(KW出し)
外注の利点:コンテンツ制作の経験が豊富。ただし、コンテンツの内容を充実させるには、ブランド・サービスについての明確な資料などをディレクター、ライターに提供。質問を受けた時の明確な回答が必要になる。
分析~リライト
コンテンツ発信後、定期的に分析や方向性の確認を実施します。1度発信したコンテンツでも分析を確認後、内容や発信方法を変更します。
スキル:コンテンツマーケティング・アナリティクスに基づく分析・SEO・リライト
外注の利点: コンテンツマーケティングの知識があるため、分析に基づいて次のステップへ進むための提案が可能。結果に基づいたその時期に合うSEOリライトを実施可能。
新規コンテンツ制作~発信
コンテンツ発信をし続けるために、定期的な新規コンテンツ制作が必要となります。
分析と改善(リライト)、新規コンテンツの発信を繰り返すことで成熟したオウンドメディアへと成長します。
潜在的な顧客をサイトのファン~長く付き合うことのできる顧客へステップアップさせましょう。
スキル:コンテンツマーケティング・ディレクション・ライティング・SEO
外注の利点:定期的かつ継続的なコンテンツ制作・発信が可能。
オウンドメディア制作は社内と外注のミックスがおすすめ
オウンドメディア制作代行会社に相談する時のポイント
オウンドメディアの制作の工程の中で、社内制作と外注制作の棲み分けや外注予算などの決定後、オウンドメディア制作代行会社へ相談してみましょう。
相談時に見積もりを依頼し、金額によって作業工程を決めるという流れも可能ですが、ある程度予算を伝えて相談した方が、最適な提案をしてもらえる可能性が増えます。
質問のポイント:自社に近い業界の経験があるか?得意分野、コンテンツマーケティングの知識、実績など。SEOの知識、製作可能本数と費用のバランスなど。
まとめ
オウンドメディア制作が未経験、不安な方でも、それぞれの工程を確認すると社内でできること、外注に任せたほうがいいことを切り分けることができるのではないでしょうか。
企業によって外注する工程が変わってくると思います。この工程だけお願いできるのだろうか?など、些細なことでも疑問がありましたら、ぜひランサーズ法人向け無料相談にお気軽にご相談ください。
難しそうなチャレンジも、まずは一歩から進んでみませんか?
