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営業メールの開封率の平均は?開封率を上げるのに役立つ5つのポイント

手紙営業

営業メールの効果が出ているのかいまひとつ分からないというお悩みをお持ちではありませんか?営業メールの効果測定には、開封率が主な指標としてよく使われます。この記事では営業メールの開封率を上げるのに役立つ5つのポイントを、開封率の平均値とあわせてご紹介します。

 

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営業メールの開封率とは何か?

営業メール
営業メールの開封率とは、営業メールがどれくらいの割合で相手に開封されたかを示す割合のことです。開封率は、営業メールにおける効果測定の指標としてよく使われます。

営業メールが開封されたかどうかはメールトラッキングツールやアクセス解析ツールを使うことで簡単に確認できます。開封率は、営業メールの効果的な運用に必要な考え方であることを抑えておきましょう

営業メールの開封率を算出する方法

営業メールの開封率は、「開封率=開封数÷配信成功数×100」という単純な方程式で導き出せます。

開封数とは営業メールが開封された数のことで、配信成功数とは営業メールが相手方に届いた数のことです。ここでの配信成功数とは、単純に配信した数ではないことに注意が必要です。メールアドレスに誤りがあったり、スパムと間違えられて迷惑メール扱いされたりすると配信に失敗することがあります。開封率を算出する場合、純粋な開封の割合を出すために、配信数ではなく配信成功数を使うということを覚えておきましょう。

営業メールの開封率は平均どれくらいか?

それでは営業メールの開封率は、平均どれくらいの数値なのでしょうか?

Smart Insightsによる2021年のデータでは、地域別の開封率が示されています。日本が属するアジア地域における営業メールの開封率は平均16.65%(約17%)となっています。営業メールの効果測定の際には、開封率が平均値より上か下かが一つの判断材料となるでしょう。

参照:Email Marketing Benchmarks|Smart Insights(2021年)

営業メールの開封率が大切な理由

営業メールの目的は、メールを通じて自社の商品やサービスについて知ってもらい、アポイント・成約に繋げることです。営業メールは多くの潜在顧客に即座に配信できるので効果的な営業手法です。しかしながら、たとえ配信されたとしても相手にメールを開いてもらわないことには肝心の営業内容が届きません。だからこそ、営業メールでは開封率が大切にされるのです。

営業メールの開封率を上げるには?

開封率を上げるためには、開封数と配信成功数の両方を上げることが大切です。

配信成功数は基本的にはメーリングリストの定期的なチェックによって解決できますので、メインとなるのは開封数を上げる施策となります。

営業メールを開封するかどうか決める際に、相手がまずチェックするのが件名です。開封数を上げるためには、メールを開封してもらえるような件名にすることが重要です。

営業メールの開封率を上げるために気をつけたい5つのこと

メール開封

件名の文字数は20字以内に

件名の文字数は、20字以内にまとめるようにしましょう。

件名があまりにも長い文字数だと画面から見切れてしまい、内容を判断できないからです。営業メールはパソコン上からだけでなく、モバイルからチェックする人も数多くいます。モバイル上でも件名が見切れない文字数として、20字以内に抑えるということを意識しましょう。

キーワードは件名の冒頭に寄せる

キーワードは、件名の冒頭に寄せるように意識しましょう。

件名の真っ先に目に入る位置にフックとなるキーワードを入れることで、メールの内容に関心を持ってもらうことができます。

具体的な数値を盛り込む

メールの件名には、可能であれば具体的な数値を盛り込むと良いでしょう。

例えば、「リピート率90%の商品A」「サービス導入で経費20%削減」など具体的な数値を盛り込むことでイメージがつかみやすくなり、読者の興味を惹くことができます。数値なしのあいまいな説明よりも、数値ありの方が現実的で信頼感を得やすくなります。

思わず開きたくなるような件名にする

件名を思わず開きたくなるような内容にすることも大切です。

期間限定や先着限定など緊急性のある内容にすると開封のモチベーションが上がり、今すぐ中身を確認したいと思わせることが可能になります。「期間限定5%OFF」「先着150名様まで」など、思わずチャンスを掴みたいと思わせる内容が効果的です。

テンプレ感を出し過ぎない

営業メールはスパムに間違われて迷惑メール扱いされてしまうことがあります。

特に、いつも似たような書き出しや同じような内容のものは業務と関係ないメールだと思われてしまいがちです。企業や担当者に合わせた細かいパーソナライズまでは必要ありませんが、テンプレ感はなるべく出し過ぎないように気をつけると良いでしょう。

 

この記事では、営業メールの開封率を上げるのに役立つ5つのポイントについて解説しました。

営業メールは、内容を読んでもらわないことには何も始まりません。営業メールを効果的に運用するために、開封率という考え方を知っておくことがとても大切です。

営業メールを開封してもらうためには、まず件名で開封したいと思わせるきっかけを作る必要があります。営業メールの開封率を上げたいとお思いの方は、この記事でご紹介した5つのポイントをぜひ参考にしてみて下さい。

また、アポイントに繋げるためのポイントについては別の記事でも解説しています。興味が有る方は合わせてご確認ください。

営業メールは件名で決まる!?アポイントに繋げるための7つのポイント

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