Webコンテンツ作成にバナーデザインと、ビジネスでランサーズを使いこなすある企業。不特定多数の人手を借りられるという特徴を活かし、今までにない活用アイデアをひらめきました。結婚祝いのサプライズにランサーズを使ったという同社。その活用方法とは?

自分たちだけでできないことも、ランサーズなら実現できる
脱毛、FX、クレジットカード、求人…様々な自社メディアを展開し、インターネット広告を掲載、集客につなげるというビジネスを展開している、株式会社キュービック(旧:株式会社キュービックホールディングス)。
同社には、少し変わったランサーズの活用法が。「こんな使い方もあるんだ」と、視野が広がること間違いナシ!新しいランサーズの使い方とは?Webディレクターの平山 直子さんと池田 正人さんに伺います。
場所と時間にとらわれない、クラウドソーシング
ーー普段はランサーズをどのように活用していらっしゃるのでしょうか。
池田:多くのサイトを運営しているので、サイト内の記事を書いていただくことが多いですね。まだまだ人数も少なくて、社内のクリエイターの手が回らないこともあるんです。各サイトのコンテンツを充実させたいので、ランサーズを活用しています。
平山:あとはサイト内に貼る、バナーを作成してもらうこともありますね。他にも、写真が必要だけど社内で撮りに行く時間が無い時とか、ほしい写真が遠方で取りにいけない時とか、ランサーの方にお願いしています。
クラウドソーシングだったらネット上でやりとりができますし、時間と場所に縛られないのがいいですよね。依頼の仕方によっては、「この金額でこんなに良い物つくってくれるの!?」なんて思う時もありますよ(笑)。
池田:自分達だけだと出来ないことを、プロの方にやってもらえるのがすごく嬉しいですね。
ランサーズなら、仕事以外でもうまいことやってくれると思った
ーー普段は仕事でランサーズを活用してくださっているとのことですが、今回はビジネスでない場面で活用されたとか?
平山:はい。池田さんが結婚するということで、サプライズのメッセージビデオを社内で作ったんですね。そのメッセージを集めるという部分でランサーズを活用しました。普通結婚祝いのメッセージというと、友だちや上司、同僚などから集めると思うんですが、全く知らない人たちからのメッセージを集めてみたらおもしろいかなぁと(笑)。
ーーその発想がスゴイですよね!どういう経緯でそのアイデアが出たんですか?
平山:当社では四半期に1回、社内で飲み会を開催してるんですね。で、社員が幹事をローテーションで担当するんですけど、今回の幹事が私だったんです。ちょうどその時期に池田さんが結婚することになって。いじられキャラで愛されてる池田さんをお祝いする企画をなにかやりたいと思ったんです。
それで本人に内緒で周りの社員やインターン生に意見を聞いてたんですよ。写真を撮るとか、寄せ書き渡すとか…いろいろ意見が出たんですけど、全部無視しまして(笑)。私は幹事ですから、みんなを楽しませる義務と予算はある。その予算を上手く使って見たこともないものを作ろうと考えたのがきっかけですね。
ーーなぜランサーズを使おうと思ったんですか?
平山:仕事でいつも活用させてもらっていて、質の良いものを提供してもらっていましたから、ランサーズならきっとうまいことやってくれるだろう!と思ったんです。そこからランサーズを活用して何ができるかなって考えた結果、池田さんの知り合いが一人も出てこないメッセージビデオを作ろう思いついたんです。
ーーすごいですね(笑)。実際発注をするときに心掛けたことなどはありますか?
平山:まず、「埋もれない工夫」をしましたね。具体的にはタイトルの付け方です。「池田くん」という固有名詞を入れることで、たくさんある案件の中でも目にとめてもらえるようにしたんです。
あとは、依頼内容でも工夫しました。池田さんと奥さんの情報を細かく書いて、ターゲットのことを詳しく知ってもらえるように、と。とにかく楽しんで書いてほしいと思ったので「こんなことやろうと思ってますよ~」というサプライズの内容も伝えましたし、文章も「!」を使ってほしいとか楽しい文章にしてほしいとか、トーンについても記入しましたね。
※実際にランサーズで依頼された依頼はこちら↓
【緊急!86円200文字】池田くんがプロポーズします!きっと成功すると思うのでお祝いメッセージを下さい!
ーー確かに、そこまで指示をしてもらえると書き手は書きやすいですね。そのメッセージはどれくらい集まったんですか?
平山:2~3時間で50件くらい集まりました!仕事で利用するときは結構時間がかかることもありますけど、このスピードはスゴイな、と。それにタスク形式で出したのも良かったかもしれませんね。問題がなければ全部承認しましたし。書いてくれるだけで神様みたいなものですからね(笑)。
あと、土日に募集をかけたということもあって、短期間で多くの方にご協力いただけたのかもしれません。
ーー池田さんは、メッセージをもらってどうでしたか?
池田:メッセージを最初にバーっと流して、最後にメッセージを書いてくれた人の名前が出てきて…「え、誰!?」みたいな作りになってたんですね。でも名前を見る前までは本当に知り合いだと思ってて。全然気付かなかったですね。何の疑いもなく「俺すごい祝福されてる!」と思ってました(笑)。そのメッセージが、すごい個人的なことまで書いてくれてたんですよ。「結婚に向けてダイエットしたのはすごいよ!」とか。感動しましたね。
ーー知り合いが一人もいないメッセージビデオって、結構シュールですよね(笑)
池田:それが、感動しちゃうんですよ。「俺のために、みんなこんなに!?」みたいな。言ってしまえば、書いてくれる人は僕のことなんて知らないわけじゃないですか。それなのに、よくこんなに心温まるメッセージを送ってくれるな、と。自分のためだけに書いてくれたってことにすごく感動しましたね。
クラウドソーシングの使い方に、制限はない。
ーーランサーズを活用する上で、思うところがありましたら是非お聞かせください!
平山:やっぱりビジネスで使う方が多いと思うんですけど、今回のケースのようにビジネス以外でもどんどん使ってみたらいいんじゃないでしょうか?彼氏・彼女にサプライズとか、親にお礼する時とか…。「みんなー、オラにチカラを貸してくれー!」みたいな(笑)。
池田:そうですね。僕も今回の件で「別にサイトのコンテンツやデザインばっかりじゃなくてもいいんだ」と気付きがありました。
平山:クラウドソーシング版・電車男みたいなのとかも面白くないですか?誰かの恋愛をランサーさんたちでサポートするとか!
池田:僕は子供の名前とか募集してみようかな(笑)。
平山:新居のデザインとかもいいんじゃない?すごくいいデザインとかしてもらえそう!
池田:それ、いいねですね!ほんとやって欲しい!
ーー固定観念をなくし、頭を柔らかくすることでもっとクラウドソーシングの使い方は広がりそうですね!私たちも幅広い人たちに様々な使い方を提案していきたいと思います。本日はありがとうございました!
※本記事は、ランサーズ株式会社運営メディアで2014年12月19日に掲載した記事の転載です。
【運営会社概要】
会社名:株式会社キュービック(https://cuebic.co.jp)
所在地:東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー16階
代表者:代表取締役 世一英仁
事業内容:コンテンツマーケティング事業、メディア事業
主要メディア:FX比較サイト「エフプロ」(https://www.fx-cube.jp/)
