SHARE

事業継承後の社内に新風を吹かす!3代目社長のランサーズ活用術

株式会社つくば商事
「プラスアルファのことをしたいけど、既存業務の合間では無理」「急激な変革をすると社員がついて来れるか心配」という想い、御社にもありませんか。

東京・神楽坂で半世紀以上、不動産を扱ってきた株式会社つくば商事も、そんな悩みを抱えていました。そこで、新しいことを少しずつ取り入れるために採用したのが、ハイクオリティなリソースとしてのランサーズ活用。緩やかに見えつつ、しっかりとした社内改革後の率直なご意見を、代表取締役社長の日置智己さんに伺いました。

老舗不動産会社における、初の試み

株式会社つくば商事
――まずは御社の事業内容を教えてください。
当社は1967年の創業以来、東京都新宿区神楽坂・飯田橋を中心として不動産の賃貸・売買仲介・管理を行っています。管理戸数は約1500戸、新規に賃貸マンションを開発し、投資家の方に売却する事業も始めました。

お客様の8~9割は、神楽坂エリアにて不動産を所有されるオーナー様、およびテナントや住宅の賃借人の方々です。人と人とのつながりを大切にし、地元の方々から長年に渡る信頼を築いてきました。

社員も勤続30年以上がほとんどで、それぞれが、オーナー様方と深い繋がりを持っています。オーナー様とプライベートでもお付き合いすることで、礼節を保ちながらも仲を深め、お世話になっています。皆さん「不動産のことならつくば商事さん」と、親戚やご友人をご紹介してくださり、おかげさまで、半世紀以上、商いを続けてこられました。

――ランサーズを活用された経緯をお聞かせください。
パンフレットなど、対外的に自社を表現するものを制作したかったのですが、専任デザイナーを雇用するほどではないなと思っていました。「販促関係で外部人材を活用したい」とは思うものの、自分の知り合いだけでは、望むようなスキルの方がいなかったのです。

そこで、私の悩みを聞いた、第一勧業信用組合のご担当者さんが、ランサーズ社の営業の方と引き合わせてくださったのです。実は、ランサーズ社のことは「会社の名前は聞いたことがあるなぁ。フリーランスを集めている会社らしい」ということくらいしか知りませんでした。

ですから自分だけでは、おそらく選択肢には入らなかったと思います。信頼している金融機関の方に勧められたのは大きかったですね。どのようなフリーランスがいるのかは興味がありましたので、一度、紹介してもらおうと思ったのです。

――普段から外部人材活用はされていたのでしょうか。
外部人材活用という感覚ではないのですが、物件の掃除や内装の修繕などは専門業者の方にお願いしています。物件収集に関しては、既存のオーナー様からのご紹介で成り立っていますので、DM等は発送していません。入居者の方はスーモやアットホームなどのプラットフォームに掲載して募っていますが、それは「サイト利用」という感覚ですね。

――では、意識して外部人材を活用するのは初めてに近い感覚だったのですね。ランサーズではどのような依頼をされたのでしょうか。
依頼したのは、A4サイズのパンフレットの制作と印刷手配です。デザインとその後の印刷業者選定、印刷の手配までお願いして、刷り上がったものを納品していただきました。

パンフレット制作自体も始めてで、印刷業者を自分で探すのも結構大変でしたので、一式でお願いできたのは良かったです。パンフレットの内容は、当社の会社概要として汎用性を持たせ、オーナー様、賃借人の方、開発マンションにご興味をお持ちの投資家の方にお渡しできるものにしました。

ランサーからの提案で、流れるように成果にたどり着けた

株式会社つくば商事

――ランサーを選ぶ流れには満足されましたか。
そうですね。期待していた通りスムーズでした。ランサーズ社からは3名のランサーさんを紹介され、それぞれの方の経歴と制作実績を見せていただきました。皆さん不動産関係の制作実績がある方々でしたので、業界知識はある前提で、感性や制作物の雰囲気から、当社と相性が良さそうな方を選ぶことができました。

クリエイターさんは、経歴と制作実績がすべてだと思うので、そこがきちんとわかる資料をいただけたのは良かったです。実際にお仕事を依頼したランサーさんは、大手の販促資料などの制作実績があり、クオリティの高い制作物が期待できそうだと思って選びました。

――もっとたくさんの中から選びたいとは思いませんでしたか。
紹介人数はちょうど良かったですね。逆に10人ご紹介いただいても迷ってしまったと思います。もっと多くの候補がほしければ、ランサーズのプラットフォーム上から自分でランサーを探すこともできます。でも私の場合は、営業担当の方が選ばれた方をご紹介いただくほうが合っていたと感じています。

――やり取りはオンライン上のみだったと思いますが、リアルでは会えない相手と仕事をすることに不安はありませんでしたか。
ランサーさんのレスポンスが速かったので、リアルで会えないことへの不安は全くありませんでしたね。コミュニケーションは取りやすかったです。私はパンフレットを作ったことがなかったので、最初にお渡ししたのは本当にざっくりとしたラフデータでした。

そこから発想を広げてデザインを提案していただき、写真の選定もしてもらいました。内容に関しても、私の説明からうまく意図をくみ取って形にしていただき、ありがたかったです。

実は、依頼前は「自分でも作れるかも」と考えていたのですが、クオリティや制作時間を考えると、お願いしたほうが断然良かったです。私の稼働時間が、1ケ月くらいは削減できたのではないでしょうか。

――ランサーズ活用でパンフレットを作ってみて、社内外に変化はございましたか。
できあがったパンフレットは営業に活用しています。営業担当からも「こういうのがあると便利」と反応があり、販促物の必要性も感じてもらえたようです。

パンフレットと合わせて、管理物件の一覧と自社開発賃貸マンションの資料も作ってもらいました。お客様にそれらをお見せすることで、パッと直感的にご理解が深まっていると感じています。久しぶりにお会いするオーナー様と雑談する、いいきっかけアイテムにもなりました。

まずはゼロがイチになり、当分はこれが活用できるので満足です。使っていくなかで、お客様からのご意見も収集できると思うので、それらを訊いたうえで必要に応じてアップデートしたいですね。

100年生き抜く企業になるため、変革は必要。勇気を持って古い習慣を刷新

――今後の目標やビジョンがあればお聞かせください。
おかげさまで今期は、バブル期以降で、最高年商・最高益にすることができました。現在の年商は2桁を越えたあたりです。私は、自分の代で50億、100億企業にすることを目指しています。そのためにも社内変革やDX化は必要です。

ただ、当社の社員20名弱のうち、ほとんどは50代から60代。新しいことに取り組むのは億劫なこともあります。変化を提案すると「大丈夫なのか」との声も上がります。しかし、アナログなままでは時代に取り残され、会社存続自体が危機になりかねません。

だからこそ、「私が発信して行動する」と決めています。徐々にでも変えていくために、いつも、実現できる方法を模索中です。それが今回はランサーズを通しての外部プロ人材活用でした。

――事業承継にともなうリブランディングやマーケティングのアップデート、WEBデザインの刷新などの際、社内の「なんとなくの不安」で頓挫することもあります。日置社長はどのように、新しいことを推進していかれたのですか。
先代や既存のベテラン社員の意見は大事です。ただ、なんとなくの不安で止めてしまうのは、高齢の社員が多い会社ではないでしょうか。当社のように長く続いている企業ほど、DX化が遅れていると感じています。

システム導入についても、予算の問題以前に、「導入しても使える社員がいない」、「導入するとほかの社員が機能しなくなってしまう」などのデメリットのほうが目立ってしまいます。

でもそこは、若い社員がいい意味で社風をぶった切っていくしかないですよね。やはり何十年と続く企業は変わり続けていくものですから、どこかで変革が必要になってきます。あまり過去のものに捕らわれず、ガラッと変えてみるのもいいのかなと思います。

私の場合は、ランサーズの活用も、相談というよりも決定事項として伝えました。もちろんパンフレットの中身など、制作の途中経過はみんなと共有して、意見をもらいました。最初は不安でも、結果が出始めると受け入れてくれます。今回、良いものができたことで、社内の気運も高まっています。

――なるほど、最初の決断力と実行力が大事ですね。次にランサーズに依頼されたいことは、どんなことですか。
現在、入居者募集はスーモなどの他社のプラットフォームを頼るのが業界内の最適手段になっています。しかし、オーナー様も入居者様も、自社で直接集客できるのが一番です。ネットで物件を検索する時代ですから、やはりSNS活用には興味があります。

ただ、当社にはノウハウがありません。ランサーさんの中にはコンサルやマーケターもいると聞いていますので、今度はどうやって広告を出せば効果的なのかを教えてもらうのもいいですね。運用も、既存の業務をやりながらでは投稿内容や頻度を充実させるのは難しいので、ランサーさんにお願いできるといいかもしれません。

――では最後に、これからランサーズの導入を検討されている企業様にメッセージをお願いします。
外部のプロ人材活用を検討した際、個人の人脈やツテだけをたどるのでは限界があります。また、求める効果がでるかどうかはわかりません。

ランサーズであれば、登録されている多数のランサーさんの中から、実績や予算に合わせてお願いすることができます。そこが一番のメリットだと思います。いろいろな領域のランサーさんがいるので、当社のように社員数の少ない会社の社内事務や営業の効率化、DX化にとって心強い味方になってくれると感じています。

同年代の経営者で、外部のプロ人材を活用したいけれどいい相手が見つからないという方には、ぜひお勧めしたいです。

――益々の事業成長のためにも、またランサーズをご活用いただけますと幸いです。この度はありがとうございました。

取材・文:那波りよ(文章工房ペンハリネズミ)
https://www.lancers.jp/profile/dolphy73