SHARE

バナーとは?役割やメリット・デメリットと作り方をわかりやすく解説

WEBバナー

バナーはWebサイト内でいくつも見かけることができます。「のぼり」や「垂れ幕」としてページを彩るものですが、多くのWebサイトでバナーを設置するのはなぜでしょうか。今回はバナーの役割やメリット・デメリット、作成方法を解説します。

デザイン・開発・動画編集・SNS運用など、経験豊富なプロに直接頼める!

バナーの基礎知識を知っておこう

WEBバナー

バナーの役割を理解しよう

バナーの一番大きな役割は、見てほしい記事ページや商品ページへ誘導することです。記事本文を読んでいるユーザーが、「あ、このサイトには○○の情報もあるんだ」「●●の新商品出たんだ!値段はいくらかな?」と興味や関心を呼び起こします。もちろん、文字リンクでも同様に情報を伝えることはできます。しかし、バナーは画像ベースで目立つため、文字情報よりもユーザーの目に留まりやすいのです。画像でイメージを湧かせ、もっと情報を知りたいとユーザーに思わせるようなコピー。そんな魅力のあるバナーなら、文字リンクよりも大きな成果が期待できます。

バナーを設置するメリット

バナーをサイト内に上手に取り入れると、画面に変化を生みます。本文よりも文字のサイズを大きくしたり、異なるフォントを使用したりすると効果的です。また、人物写真やわかりやすいイラスト、計算された配色を持つバナーにはインパクトもあります。文章メインで構成されたサイトは見た目がやはり地味です。バナーを設置することによってサイト内に彩りが加わり、全体的に華やかな雰囲気になります。バナーのもうひとつのメリットは、アフィリエイトなどの広告収入が得られることです。ユーザーがバナー広告からリンク先を訪問する、あるいは訪問先で商品購入などをおこなうことで、広告主から報酬をもらえる仕組みがあります。

バナーを設置するデメリット

バナーには優れた効果がありますが、たくさん設置すればよいというわけではありません。画像ファイルで作成されるため、データ量は大きめです。1つや2つならさほど問題ではありませんが、バナーがあまり多くなりすぎるとサイトの表示スピードが遅くなり、ユーザーに不利益を与えます。記事内の画像なども含めて、サイト内の画像データが増えすぎないように注意しましょう。また、記事と関係のないバナーがサイトのあちこちにあると、雑然として見にくくなります。1画面にいくつものバナーが表示される設置のしかたは避けたほうが無難です。バナー広告を置くことで収益化が期待できますが、「何か買わされるんじゃないか」とユーザーに警戒される場合もあります。一般的にアフィリエイトリンクが多いサイトは嫌われやすいので注意が必要です。

バナーの基本的な作成方法

WEBバナー

バナーのサイズ・ファイル形式を決める

見てもらいたい記事へ誘導するためには、バナーを作成するのが有効です。作成時にはまず、バナーのサイズを決めます。バナーサイズはいろいろありますが、アスペクト比(縦と横の比率)は1.91:1や1:1がポピュラーです。約2:1の長方形型か、正方形型にするのがセオリーと覚えておきましょう。長方形型を作るときは、設置する場所にあわせて縦長でも横長でも構いません。短辺は600px以上を推奨します。小さすぎると文字や画像がつぶれて見にくくなってしまうからです。具体的にいうと、1280×670px、1200×628px、1200×1200px、600×600pxあたりが無難なサイズです。ファイル形式はjpg、png、gifがWebで最もよく使われる画像ファイルです。特殊なファイル形式を使うと、ブラウザによっては表示されなくなるので注意してください。また、gifならアニメーションバナーも作成可能です。

バナーの内容やイメージを固める

サイズやファイル形式を決めたら、バナー内にどんな言葉や文を入れるか考えます。なるべく短く端的に、かつ、印象付けられるコピーを決めてください。奇抜すぎると逆に伝わりづらくなりますので、わかりやすさも考慮しましょう。日時や金額などの数字情報も大切です。伝えたい言葉や文を決定したら、内容に合った画像を選びます。自前で写真やイラストを準備してもよいですし、フリー素材のサイトから適切なものを選んでもよいです。サイト上にある写真や画像の無断使用は、肖像権・著作権の侵害になります。思わぬトラブルを引き起こす可能性があるので絶対にやめましょう。

文字と画像を配置してバナー作成

コピーと画像が決まったら、それらを組み合わせてバナーを作成します。画像加工ソフトやアプリなどの中から自分で使いやすいものを利用してください。高機能な有料ソフトでもいいですし、無料のものでも十分によいものは作れます。画像加工ソフトを使用しない場合は、バナー作成サイトが便利です。バナー作成に特化しているので、かえって使いやすいと感じる人も多いでしょう。簡易的なものから凝ったものまで作成できるサイトもあるので探してみてください。バナーではコピーをいかに効果的に見せるかが大切です。見やすい文字の大きさや色を決めるだけでなく、配置も工夫しましょう。試作したものを実際に掲載してみて、サイトの雰囲気に合うかもチェックします。何度か作り直しつつ、サイトにピッタリなバナーになるよう調整してみてください。

バナーを誰かに作ってもらう

バナー作成は誰にでもできるため、自作のハードルは低いです。しかし、見栄えがよく、ユーザーの目を引く効果的なバナーを作るのは簡単ではありません。伝えたい情報にあわせたコピー作りや画像の選定、効果的な配色などは、やはり知識や経験によって差が出ます。優良なバナーを設置したいならプロのデザイナーに制作を依頼するのが賢明です。クラウドソーシングサイトなどで募集すれば、リーズナブルな価格で請け負ってくれるデザイナーがきっと見つかるでしょう。

 

バナーの役割やメリット・デメリットを理解して、バナーを効果的に設置すればサイトの価値が高まります。バナーは自分でも簡単に作ることができます。作成のポイントを押さえつつ、素敵なバナーをあなたのサイトにも取り入れてみてください。ほかのサイトで見るようなレベルの高いバナーが欲しいときは、プロのデザイナーに依頼するのがよいでしょう。

Lancers Assistant」は月額定額制でクリエティブデザイナーへ制作依頼も可能。バナー作成を検討しているなら、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。

デザイン・開発・動画編集・SNS運用など、経験豊富なプロにカンタン依頼