新世代ネイルアートアプリで繋がる想い − SnowSmile(株)
「なぜネイルアートの試着サービスがないのか?」
そんな疑問から生み出されたスマホアプリ「NailCute」を通して新世代のネイルシミュレーションを体験する日が近くなってきた。
今回は「NailCute」の発表を間近に控えたSnowSmile株式会社の代表の清水氏と、デザイナーの篠原氏が思い描くネイルアートの未来を語っていただいた。
ネイルアートにも試着を!リアルな感覚を楽しめるスマートフォンアプリ ” NailCute “
― まず御社のサービス概要と、その始まりについてお聞かせください。
<清水氏>
当社はスマートフォンを使ったネイルアートシミュレーターアプリ「NailCute」のiPhone版を13年冬にリリース予定です(Android版も開発中、別途リリース見込み)
「なぜネイルアートの試着サービスがないのか」という疑問がきっかけでした。
ネイルアートは肌の色や服装によって見え方が異なるので、雑誌などを見て真似をしても全く同じようにはなりません。かといって頻繁に塗りなおしていると自爪が傷んでしまいます。
そこでどうにかして服のように気楽に試着することができないかと考えました。
― 他にそのようなアプリはなかったのでしょうか?
<清水氏>
従来のアプリは2Dだったため試着結果が不自然でした。
その点NailCuteでは3Dイメージによって、よりリアルな感覚で試着していただけますし、今までこのようなアプリになかったコミュニケーション機能も充実しています。
また、アプリ内の作画ツールを使ってデザインしたネイルを投稿し、それを他のユーザーが試着できるという他にはない新しい機能を考えています。
<篠原氏>
これまでネイルアートはプロにしか作ることのできないものでしたが、デジタル化すれば誰でも気軽に作ることができるようになります。
実際のメーカーが販売している色や石を使用してシミュレーションでき、アプリを通じて実物を購入することも可能です。
清水氏がネイルアート事業をはじめた理由とは?
― 失礼なご質問かもしれませんが、男性である清水様がネイル事業を始められたのはどうしてでしょうか?
<清水氏>
元々ファッションが好きで興味があったこともありますが、ビジネスモデルの観点からも挑戦したいと思っていました。
以前にiモード用アプリに凝っていたことがあり、その経験をスマホ用アプリに活かそうとしたのですが、当初は継続的に収入を得るのが難しい仕組みになっていました。
そこでiモードの月額課金のようなモデルを実現するために、NailCuteのようなユーザーがコンテンツを作っていく形式を思い付きました。
また、その頃ちょうど知人が携帯ゲーム機でネイルアートのソフトを作りたいと言っていたのを聞き、それをネット経由で世界中と繋がれるスマホに当てはめて…タッチパネルを使って…と考えていったところNailCuteの原案ができあがりました。
SnowSmile設立のきっかけはランサーズ!?
―お二人はランサーズを通じて知り合われたとお聞きしました。
<篠原氏>
ネイル関係の仕事をしているときに清水がランサーズでNailCuteのプレゼン用資料を募集していたので、私がデザイナーとして作品を応募したんです。
<清水氏>
ネイルに関するビジネスは元々一人ではじめたのですが、会社を作る前にNailCuteのコンセプトを伝える資料を作りたかったためランサーズを利用しました。
<篠原氏>
それを見たときに「私もネイルやってるし、おもしろそうだな」と思って……気が付いたら一緒に会社を立ち上げてやってみましょうということになっていました。
― すごいですね!
<篠原氏>
ちょうどお互いのやりたいことがマッチしていたんです。まったく同じではないけれど連携していけるなと思いました。
キャッチコピー/エンジニアリング/デザイン、多方面でランサーズを活用していきたい
― 現在はデザイナーの篠原様がいらっしゃるので、ランサーズは利用されていないのでしょうか?
<篠原氏>
自社コアサービスのデザインに関してはそうですがキャッチコピー等を公募しようという案がでています。NailCuteの楽しさをうまく伝えられるようなキャッチコピーをプロに頼んだ方がいいのではないかと思いまして。
― その他に今後ランサーズを使ってみたいなと思うことはありますか?
<清水氏>
これから自社内でどんどんネイルのデザインを作っていきたいので、バリエーションを増やすために積極的な募集をしたいと思っています。いろいろな方のデザインを見ると刺激にもなりますので。
また、基本人材不足なので余裕があればエンジニアリングやデザインなども含めて、ランサーズでドーンと公募をして、一気に仕事を進めていきたいです。