提案文 :
五十嵐 様
はじめまして。
今回ロゴタイプのご提案をさせて頂く ASURA と申します。
御社様の抱くイメージを出来るだけデザインに反映し、且つ私なりの提案をさせていただきます。
コーポレートカラーでお考えのグリーンxイエローというのは、頭のどこかで「木」がイメージとしてあったからではないかと感じ、色もそうですが、「木」のイラストも(名刺の提案)要素として取り入れました。
ロゴタイプの文字の色ですが、私の考えでは色が散漫する事は何の効果も無く、逆にインパクトが弱くなったり、統一感を失った状態に見えるので、濃いグリーン一色で提案致します。
シンボルマークに関してですが、丸太にある木目がモチーフです。誰にでもわかる、しかしありそうでなかった、親しみを感じる柔らかい線でできています。
このシンボルマークには、私なりの挑戦的な提案があります。普通は絶対にしないことです。
これは「成長するシンボルマーク」です。
成長するに従って年輪を刻んでゆく「木」のように、御社様の躍進に伴ってシンボルマークも成長するという提案です。
具体的には一番外側の線が増える事や、丸太が大きくなりすぎたら2つ、3つと増えていくというもの。
シンボルマークが変化することによって生まれるデメリットは、企業の経営理念が散漫する印象や、忘れられてしまう(リセットされてしまう)ことです。
シンプルさと微細の変化からは、そのようなデメリットは生まれません。実際に見て頂ければ、そう感じて頂けると思います。
「なんかマーク変えたの?」
「会社も成長してるからね。当然でしょ。」
成長するシンボルマークなんて、世界中探してもないはずです。
信用・信頼感がどうすれば感じられるか。本当に色やレイアウトで表現出来るのだろうか。
私はそうは思わない。
「木を愛する人が働いているんだ」という風景が見えるようなものの方が、信頼感が生まれるはずである。
木を愛する人に悪い人なんていないはずですから。柔らかいシンボルマークの線は、その事も意図したものです。
ご確認の程よろしくお願いいたします。
2009-03-22 22:03:50