Webサイト・ホームページ制作の依頼・外注

■ホームページの重要さ

ホームページという言葉はWebサイト内のトップページを指す場合と、あるWebサイト全体を指す場合がありますが、ここからはホームページをあるWebサイト全体を指すものとして説明します。
ホームページとは、インターネット上に公開されている特定の個人や組織、企業、団体などが商品・サービスの紹介や案内、情報提供、コンテンツの配信などを行うためのWebサイトのことです。
まずはなぜホームページが必要なのか、その重要性を見ていきましょう。

商品・サービスをアピールする場所

ホームページを通して、自社で取り扱っている商品やサービスのアピールができます。
企業や商品にとってホームページはインターネット上の「看板」や「広告塔」であると言っても過言ではありません。

自社のホームページであれば、自由度高く商品の紹介やアピールができるため、顧客に詳しく情報を伝える手段として最適です。しかし良い商品やサービスを扱っていても、見ている方に魅力が伝わらなければ購買や契約につなげるのは難しいでしょう。

顧客の興味を引くページを作れば、そのまま契約や購買につながることもあります。売上や問い合わせ数アップなどを考えている方には、ホームページ作成が重要だと言えるでしょう。

会社の雰囲気を知ってもらえる

まずホームページには代表者の名前や会社の住所といった会社の概要を掲載できるため、会社について詳しく知ってもらえる機会を作ることが可能です。
ホームページに載せられるのは会社概要だけではありません。これまでどのような事業を行ってきたか、どのようなコンセプトを持っているか、どのようなスタッフが働いているかなど、様々な情報を含めることができます。

企業に関する詳しい情報が載っていることで、顧客の信頼を獲得できる可能性も高まります。その信頼性が企業の印象づくりや人材確保などにもつながっていくでしょう。

企業や商品のファンを増やすことができる

近年ではインターネットでショッピングする方が増えているため、ホームページに商品購入ページを設けるケースが増えています。その際、商品を購入できるページを用意することで、ユーザーの購買意欲向上が期待できます。

■ホームページ作成の前に準備しておくこと

ホームページの重要性がわかったら、すぐにでも作成に取り掛かりたいところ。しかし、ホームページを作成する前には準備しておくべきことがあります。

ここからは、ホームページ作成の前に準備すべきポイントを詳しく解説していきます。

目的を明確にする

まずはなぜホームページを作成するのか、その目的を明確にしましょう。例えば、エステサロンや美容室の場合は「集客のため」、EC商品を扱っている場合は「購買率を上げるため」といった具合に、ビジネスの業態や現状から様々な目的を考えましょう。
また、サイトにどのようなユーザーに訪れて欲しいのかという「ターゲット」についても整理しておくことで、サイトの方向性が定まりやすくなります。

情報を整理する

次に、ホームページにどのような情報を載せたいのかを目的に沿って整理していきます。例えば自社への問い合わせを増やしたい場合には、企業の概要やコンセプト、これまでの実績、スタッフ紹介などの情報を載せると良いでしょう。

自社EC商品の購買率を高めたい場合は、商品の魅力を紹介するページ、実際に購入した人の口コミ、商品購入ページなどが必要になります。また、企業に対して安心感を持ってもらうためにも、販売者情報も欠かせない項目だと言えるでしょう。

このように、目的によって必要なページや掲載情報が異なってきます。目的に合わせて掲載する情報を洗い出していきましょう。

サーバーとドメインの確保

ホームページを公開するためには、サーバーが必要です。サーバーとは、Webページを提供するコンピューターシステムのことです。自分でサーバーを用意することもできますが、非常に専門的な知識が必要になるためインターネットサービスプロバイダーやホスティングサービスを利用して、サーバーを借りるのがおすすめです。

また、ドメインも用意しなければいけません。ドメインとは、Webサイトのアドレスのことです。ホームページを公開するためには、自分のドメイン名を確保する必要があります。ドメイン名は、ドメイン登録サービスを利用することで取得できます。

サーバーとドメインの準備をすることで、ホームページを公開するための土台が整います。

■ホームページ作成の流れ

事前準備が終わったら、いよいよ作成に移っていきます。下記で具体的な制作の流れを解説していきます。

ステップ1　どのようなサイトにするかイメージを決める

まずはどのようなホームページにしたいのか、大まかなイメージを決めていきましょう。準備の段階で考えた「目的」に合わせてイメージを膨らませるのがポイント。

例えば、お客様に安心感を持ってもらいたいなら温かみのある優しい雰囲気にするといった具合に、ホームページを見た方が実際にどのような印象を受けるかをイメージしながら考えていくと良いでしょう。

ステップ2　デザイン制作

次にホームページのデザインを考え、制作していきます。どのような雰囲気のページにするかコンセプトを決めて、デザインを考えていくのがポイントです。

レイアウトを大まかに決めたり、メインとなる色、文字のスタイル、どの画像を使用するのかなど、順番に細かく設定していきましょう。

ステップ3　コンテンツの作成

おおまかなデザイン設計が終わったら、いよいよコンテンツの作成に移ります。準備の段階で決めた、ホームページに掲載する情報にもとづいて実際に制作していきます。

コラムや商品紹介などの文章が必要なページを設ける際は、レギュレーションが必要不可欠です。企業に合わせた文体や表記ルールなどのレギュレーションを整えて、ホームページ作成に関わる方に共有しましょう。

ステップ4　コーディングを行う

次にコーディングに移ります。コーディングとは、作成したサイトデザインから実際のWebページを制作するために、HTML、CSS、JavaScriptなどのマークアップ言語やプログラミング言語を用いてコードを書く作業のことです。

ページの表示速度や検索エンジンの最適化をするためのマークアップなど、さまざまな要素を考慮して行う必要があります。

ステップ5　公開

ホームページが完成したら、いよいよ公開に移ります。まず公開前に動作テストを行いましょう。ページが正常に表示されるか、ボタンの遷移先は正確かなどを確認していきます。問題点がなければ実際にホームページとして公開します。

■ランサーズでホームページ作成を依頼するメリット

ホームページ作成には専門的な技術や知識が必要です。プロの力を借りることで、より魅力的なホームページを制作できるでしょう。

ホームページ作成を外注しようと検討している方は、ランサーズでの依頼がおすすめです。ここでは、ランサーズでホームページ作成を依頼するメリットをご紹介します。

クオリティの高いホームページにできる

ランサーズに登録しているデザイナーの中には、ホームページデザインに特化した専門家もいます。多くのホームページ作成に携わってきた経験を踏まえて、クオリティの高いサイト制作を行ってもらうことできます。

クオリティの高いホームページは、「購買率アップ」や「認知度アップ」など求めている目的の達成に貢献します。デザイン性だけではなく、機能性も高いホームページが作成できるため、ユーザーの興味や関心も引きやすくなるでしょう。

目的に合わせたホームページができる

ランサーズには数多くのデザイナーが登録しており、得意ジャンルが異なる場合があります。例えば、サロンや美容室などの美容系ホームページを作成するのが得意なデザイナーもいれば、不動産ジャンルに特化したホームページ作成が得意なデザイナーもいます。

目的に合わせたホームページを作成してくれるデザイナーを見つけ、納得できる仕上がりにしましょう。

多くの選択肢の中から希望の依頼相手を選べる

ランサーズでは提案募集を出すことで、多くのデザイナーから提案をもらうこともできます。多くの提案の中から希望の依頼相手を見つけることができるため、「考えていたサービス内容と違っていたらどうしよう...」といった不安を事前に解消してから制作を行うことができます。

■ホームページ作成を依頼する際の業者の選び方

ホームページ作成を依頼する際、誰にお願いしたら良いか迷ってしまうでしょう。最後に、依頼時の業者の選び方をご紹介します。

同じ業界のサイト制作実績があるか

個人のデザイナーやデザイン会社の実績を調べて、同業界のサイト制作実績があるかを確かめましょう。適切なデザインのテイストや内容が業界によって変わることがあります。

アパレル事業のホームページを作るとしましょう。アパレルの場合、取り扱っている洋服のジャンルやスタイル、また事業自体のブランドイメージを明確に示すデザインなどを取り入れることが重要になります。

例えば、クラシックで高級感のあるブランドの場合はシンプルでエレガントなデザインにし、顧客がトレンドに敏感な場合にはカラフルでポップな色使いを用いてトレンド感を感じられるデザインにするといったようにアパレル業界ならではのホームページ制作ノウハウがあります。

そのため同じ業界のサイト制作実績がある業者であれば、より業界特有のニーズや顧客に合ったテイストを加味したホームページを作成してもらうことができます。

SEO対策の有無

SEO対策もしてくれるかを確認しましょう。集客が目的でも、購買率アップが目的でも、SEO対策は欠かせません。インターネット上には膨大な量のWebサイトが存在するため、検索エンジンで上位表示されなければ、ユーザーに自社のホームページを見つけてもらうことすらできなくなってしまうからです。

また、上位に表示されるWebページには信頼性があると認識される傾向もあります。ホームページをまずユーザーに見つけてもらい、信頼してもらうためには、SEO対策が欠かせないのです。

ヒアリングにどれだけ力を入れているか

ヒアリングにどれだけ力を入れているかも重要なポイントです。デザインや機能などの要件がしっかりサイト設計に組み込まれていなければ、十分に効果を発揮するホームページは作れないからです。

ヒアリングに力を入れている業者相手なら、希望や条件を細かく伝えることができます。どのような経緯でホームページを作成する流れになったのか、どのようなコンセプトを持っているのかなどの詳しい情報も伝えられるので、事業の特性や目的、ユーザー層に合ったホームページを作成してもらえるでしょう。

修正対応が可能か

業者によって制作費用に修正対応が含まれているところもあれば、追加料金を払うことで修正に対応しているところもあります。事前に修正対応の有無や追加料金などを確認しておきましょう。

また、制作プランの中に修正対応の項目があっても、どこまで対応してもらえるかは業者によって異なります。希望通りのホームページを作成してもらうためにも、修正対応の詳細を確認しておくことをおすすめします。

マーケティングの知識はあるか

商品やサービスの販促、売上拡大を目的としてホームページを作る場合は、マーケティングの知識も重要です。マーケティング知識を持った依頼先なら、現状のWebサイトの分析をもとにより良いホームページを作るためのアドバイスをもらえるかもしれません。
依頼先によってマーケティングの知識有無は異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

■一般的な制作会社へ「ホームページ作成」を依頼した際の料金相場

ホームページ作成を依頼した際の料金相場は、会社・個人かによって異なり、会社の場合その規模によっても変わります。
フリーランスに依頼する際は、経験やサービス内容によって料金相場が異なります。とは言え、デザイン制作会社に依頼するよりも、比較的費用を抑えられることが多いです。

他にも制作方法や対応範囲で料金が大きく異なるといった特徴があります。
例えば、テンプレートデザインを用いた制作であれば数万円〜、オリジナルデザインでの制作であれば約150,000円〜、Wordpress導入で約60,000円〜が相場となっており、追加でショップ機能の実装を行う場合には数十万円以上の追加費用がかかります。
最近は基本的にスマートフォン対応は必須ですが、追加費用が必要になる場合もあります。その他にも画像作成や地図作成等が必要な場合はさらに追加で料金がかかる場合があるので、事前に確認しておきましょう。

※大凡の価格を表示しています。実際の料金は依頼内容や会社によって異なります。
※こちらで記載している金額はランサーズ上の依頼金額ではありません。
※当社調べの「一般的な制作会社や企業に依頼した際の目安の依頼料金」となります。