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契約書の翻訳は独力で?それとも専門業者に依頼すべき?

ビジネスにおいて重要となる契約書。海外企業との取り引きが多くなった昨今、契約書が外国語で書かれているケースは珍しくありません。しかし、企業に属する法務担当者など契約書の内容を理解しなくてはならない人の中には、契約書の翻訳に精通していない人もいるはずです。そこで今回は、海外とのビジネスで取り扱うことの多い契約書の種類や、外国語で書かれた契約書の効率的な翻訳の仕方についてご紹介します。

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海外とのビジネスで取り扱うことが多い契約書の種類

契約書
海外との取り引きで扱われることの多い契約書の種類は、主に以下の通りです。

業務委託契約書

第三者に業務を委託する際に用いられる業務内容や条件を記した契約書を指します。

代理店契約書

自社の商品やサービスを第三者に代理で販売してもらうための契約書を指します。

売買・販売契約書

売り主と買い主との間で交わされる売買に関するあらゆる条件(商品やサービス内容、数量、値段、納品場所、支払い方法など)が記された契約書を指します。

ライセンス契約書

ノウハウや特許、実用新案権などのライセンスを第三者が使用することに対して承諾する契約書のことです。

外国語の契約書は独力で翻訳できる?

考える女性

海外企業との取り引きがある場合、各種契約書が外国語で記載されていることはもはや珍しくありません。その際、担当者が独力で翻訳することは可能なのでしょうか?

契約書の翻訳の難しさ

海外企業との取り引きに用いられる契約書は、直訳だけでは翻訳しにくいといわれています。直訳とは、原文に記載されている内容を単語レベルで忠実に訳すこと。ただ、これでは契約書に記された内容を正確に訳すことはできません。契約書の翻訳には、単語レベルではなくフレーズレベルやセンテンスレベルでそれに等しい表現を選び、訳す必要があるのです。

また、一般的に契約書の条文は難しく記載されています。一般の人には分かりにくい表現で書かれていることも多く、和文でも難解な場合がほとんどです。それが英文であれば、より難解であることが容易に予測されます。一般的な文書でも独力で忠実に翻訳するのは困難ですが、それが契約書であれば、さらに難しいといえます。

ただでさえ難しく記載されている契約書の翻訳を、翻訳知識に長けていない人が独力で行うのは現実的ではありません。独力で行うと時間や労力がかかるだけでなく、誤った訳し方をしている可能性もあります。契約書を誤って解釈していると、後々トラブルにもつながりかねません。

以上のことから、外国語の契約書を独力で翻訳するのは、極めて困難といえます。

プロの翻訳者へ依頼するのがおすすめ

そこでおすすめとなるのが、翻訳者の外注です。翻訳者の中には、英語など外国語契約に精通している翻訳者も多く、外注することで効率的に契約書を翻訳できます。海外企業との契約に関する専門的な知識を兼ね備えたスペシャリストに依頼するのは、一般的な文書の翻訳を外注するよりも料金がかかってしまうかもしれません。しかしその分、ビジネスに関わる重要な契約書を正確に、かつ効率的に訳せるのです。

まとめ

握手する人たち

契約書が正確に翻訳できるのとできないのとでは、ビジネスに大きな「差」が生まれてしまいます。海外企業との取り引きを上手く運ぶためには、また、海外ビジネスに成功するためには、契約書の翻訳は欠かせません。契約書を正確に翻訳するためにも、専門知識を兼ね備えたプロの翻訳者に翻訳を依頼しましょう。

プロの翻訳者を探すには、クラウドソーシングの利用がおすすめです。クラウドソーシングを利用することで、契約書の翻訳に精通した翻訳者を効率的に探せます。

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