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外国語のビジネスメールは自分で翻訳する?外部のサービスで翻訳する?

海外の企業と取引することも増えている今、外国語、主に英語のビジネスメールをやりとりするケースも少なくありません。日常会話程度の英文であればある程度理解できるという場合でも、ビジネスメールとなると内容が難しくなるため、翻訳に苦戦することもあるでしょう。こういったケースでは、自分で翻訳するべきなのでしょうか。それとも、外部のサービスに依頼するべきなのでしょうか。
そこで今回は、外国語のビジネスメールを自分で翻訳するメリット・デメリットや、外部のサービスを利用した翻訳についてご紹介します。

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ビジネスメールを自分で翻訳するメリット・デメリット

辞書と虫眼鏡

外国語のビジネスメールが届いた場合、まずは自分で翻訳することを考えるでしょう。外国語のビジネスメールを自分で翻訳する場合、以下のようなメリット・デメリットが考えられます。

自分で翻訳するメリット

外国語のビジネスメールを自分で翻訳するメリットとして、まずは費用がかからないことがあげられます。
外部に翻訳を依頼する場合には、翻訳の費用がかかります。どれくらいかかるかは、翻訳する文量や専門性などによって異なります。ビジネスメールの場合は文量は多くありませんが、やり取りの頻度が高ければ外部に依頼する回数も多くなり、結果的に決して少なくない費用がかかってしまうことも。自分で翻訳する場合は、費用はかかりません。
また、翻訳を続けることで自身の語学力向上にも役立つことが考えられます。

自分で翻訳するデメリット

自分で翻訳する最大のデメリットは、その翻訳が正しいのかどうかがわからないということです。
日常会話程度の文面であれば、多少意味を取り違えていても大きな問題にはなりません。しかし、ビジネスメールの場合は意味を取り違えると自分が困るだけでなく、会社にまで迷惑がかかってしまう可能性があります。外部に依頼する場合も何らかのミスが発生する可能性はありますが、自分で翻訳する場合に比べるとその確率は低いでしょう。
また、自分で翻訳する場合には相応の時間がかかります。外部サービスもすぐに翻訳結果が返ってくるわけではありませんが、依頼している間に別の作業ができます。自分で翻訳する場合は翻訳にかかりきりになってしまうので、その間は仕事が進みません。メリットとして費用がかからない点をあげましたが、翻訳に時間を割くことで間接的に人件費などがかさむことは考えられます。

よほどの自信がなければ外部サービスを利用するほうが安心

自力での翻訳にもメリットはありますが、デメリットを考えるとあまりいい方法であるとはいえません。翻訳する外国語によほどの自信があれば大丈夫かもしれませんが、そうでなければ外部サービスに翻訳を依頼するほうが安心だといえます。

ビジネスメールの翻訳で利用できる2種類の外部サービス

翻訳

ビジネスメールの翻訳を外注する場合、主に2種類のサービスが選択肢としてあがります。

翻訳会社

ビジネスメールの翻訳を翻訳会社に依頼する大きなメリットは、翻訳者の選考や校正作業、進捗の確認などの作業を翻訳会社側に任せられるということです。依頼してから納品されるまでに必要な作業がないため、翻訳を依頼している間に他の仕事を進めることができます。
対応している言語や費用などは各社によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

フリーランス

フリーランスの翻訳者は、翻訳者に個別に連絡をとる他、クラウドソーシングなどを活用することでも依頼できます。翻訳会社に依頼する場合に比べて費用がかからず、場合によっては翻訳会社より短納期で対応してもらえることが特徴です。ビジネスメールは返答を急ぐケースもあるので、短納期で対応してもらえるのは大きなメリットだといえます。
フリーランスの翻訳者に依頼する場合は自分で翻訳者を選考する必要があるため、能力をしっかりと見極めることが大切です。適切な翻訳者をうまく見つけることができれば、高品質低コストの実現も可能だといえます。

外部への依頼という形ではありませんが、インターネットで公開されている無料の翻訳サイトを活用するという方法もあります。ただこれは、自力での翻訳の補助には適していますが、翻訳サイトだけでビジネスメールをうまく翻訳するのは難しいでしょう。

まとめ

ある程度外国語がわかるという方でも、ビジネスメールを翻訳するのはなかなか難しいものです。自力での翻訳は間違える可能性があり、手間もかかるので、よほど自信がある場合以外は外部サービスに依頼するほうがいいでしょう。
最近ではクラウドソーシングで仕事を請け負うフリーランスの翻訳者も増えてきているので、翻訳会社とともに外注の選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

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