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知っておきたいLINE公式アカウント基礎知識!運用のポイントも解説!

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは、世代を問わず多くのユーザーにリーチできる手法として活用されています。この記事では、これからLINE公式アカウントを開設する企業の方に向けて、基礎知識や費用、運用時のポイントなどを、わかりやすく解説します。

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LINE公式アカウントとは?

チェック

LINEとLINE公式アカウントの違い

LINEは、ユーザー同士でのチャットや音声通話、ビデオ通話が無料で利用できるコミュニケーションアプリです。2011年6月にサービスを開始し、国内月間アクティブユーザーは8900万人以上(2021年6月末時点)。日本の人口の70%以上が連絡手段として利用しており、世代を問わないリーチ力の高さが特徴です。

LINE公式アカウントは、LINEがビジネス向けに提供しているサービス。LINEの大規模なネットワークをそのまま活用しながら、ビジネスに役立つ多数の機能を利用できます。

LINE公式アカウントを活用するメリットは、ユーザーの日常に溶け込んだマーケティングができる点。日常的に利用するLINEを用いるため情報伝達力が高く、効率のよい情報配信が可能です。また、成果分析ツールとしても活用できます。

【参考サイト:https://www.linebiz.com/sites/default/files/media/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202107-12.pdf#page=17

機能紹介!LINE公式アカウントでできること

LINE公式アカウントで利用できる機能を簡単に紹介します。LINE公式アカウントではたくさんの機能が無料で使えるので、積極的に活用しましょう。このほかに、さまざまなオプション機能も用意されています。

・メッセージ配信:友だちになっているユーザーにメッセージを配信できます。属性を指定したセグメント配信や、以前メッセージを開封したユーザーにのみ再配信するリターゲティング配信も可能です。

・クーポン:クーポンを作成して、友だち追加や来店促進などに活用できます。

・ショップカード:LINE上でデジタルポイントの発行・管理ができます。利用データ分析も可能です。

・分析:ユーザーの反応を分析し、メッセージのクリック率やインプレッション率などを確認できます。

・LINEチャット:問い合わせに対してチャットで返信できる機能です。AIを活用した簡易的な自動応答も利用できます。

・LINEコール:無料でユーザーがLINE公式アカウントと通話できる機能です。オプションで店舗の電話に転送できるサービスも提供しています。

プランは3種類

LINE公式アカウントには3種類のプランがあり、プランによってひと月に送れるメッセージ数と追加メッセージの料金が変わります。フリープラン、ライトプラン、スタンダードプランから選べて、プランによって一部利用できない機能もありますが基本的な機能は同じです。

https://www.linebiz.com/sites/default/files/media/jp/column/other/2020-0115thumbnail/hiyou.jpg

【画像引用サイト:https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20190726/

フリープランは月額固定費が無料で、ひと月に1,000通メッセージを送れます。まずはフリープランから利用し、メッセージ数によってアップグレードを検討するとよいでしょう。

ひと月に送るメッセージ数の予測ができる場合は「LINE公式アカウント 通数費用シミュレーター」でおすすめの料金プランを診断できます。

https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/simulator/

また、LINE公式アカウント開設時のIDは、ランダムに付与される「ベーシックID」です。「プレミアムID」を購入するとIDを変更できるため、ユーザーがLINE内で検索しやすくなります。1年間1,200円で利用できるので検討してみましょう。

LINE公式アカウントの種類と作成

LINE公式アカウントには3種類あり、未認証アカウント、認証済アカウント、プレミアムアカウントに分けられます。アカウントの種類による料金の違いはありません。

未認証アカウントは、審査なしでだれでも作成でき、アカウント名の左に灰色の認証バッジが付きます。友だち追加の際にアカウント名検索ができないので、限られた人だけを集めて運用したいアカウント開設におすすめです。

認証済みアカウントは、LINEの審査を通過したアカウントで青色の認証バッジが付きます。アカウント名で検索できて友だち追加がしやすいことや、販促用ポスターの無料ダウンロード、請求書決済の利用ができるなどのメリットがあります。

プレミアムアカウントは、認証済みアカウントのなかでも特に優良だと認証されたアカウントです。LINEが自動で審査を行っており、緑色の認証バッジが付きます。

認証済みアカウントは、LINEアカウント開設時に「アカウント認証をリクエストする」を選択すると申請できます。すでに開設済みの場合は、LINE公式アカウントの設定などを行う「LINE OFFICIAL ACCOUNT MANAGER」からも申請が可能です。

LINE公式アカウントはこちらで開設できます。

https://account.line.biz/signup?redirectUri=https%3A%2F%2Fmanager.line.biz%2F&_ga=2.267803465.659247750.1629937558-1856680868.1628762812

LINE公式アカウント運用のポイント

LINE公式アカウントの運用

友だちを獲得する

LINE公式アカウントからのメッセージ配信は、友だち登録をしているユーザー以外には届きません。そのため、多くのユーザーに友だち登録をしてもらうことが運用の成果を上げる近道となります。

友だちを増やすには、ユーザーに自社の公式アカウントの存在を知ってもらうことや、友だちになるメリットを提示することが必要です。企業ホームページでの告知や店頭での声掛け、折込チラシなどを活用し、公式アカウントのアピールを行いましょう。また、友だち限定のクーポンや特典を用意するのも有効です。

配信内容やブロック率に注意!ユーザー満足度を高める配信を行う

LINE公式アカウントは、ユーザーが日常的に利用するコミュニケーションツールであるLINEを活用しています。配信に気付いてもらいやすい反面、配信の頻度や内容によりユーザーが不要だと判断すれば、ブロックされてしまうでしょう。

特に友だち登録直後はブロック率が高く、最初に送るあいさつメッセージでアカウント登録のメリットを感じてもらうことが重要です。

あいさつメッセージでは、簡単な自己紹介や今後配信する内容、LINE公式アカウント限定のクーポンなどを配信しましょう。また、配信頻度の高さによるブロックを予防するため、あいさつメッセージでプッシュ通知をOFFにする方法を案内しておくことをおすすめします。

配信時間は企業の都合で決めずに、ユーザーの生活パターンを想定して判断しましょう。定期的に友だち限定のセール情報やクーポンを配布して、友だち登録をしてくれたユーザーの満足度を高めることも必要です。

友だちになってくれたユーザーの満足度を継続して高めることができれば、配布したクーポンなどを利用し新規顧客からリピーターになってくれる可能性も高まります。

【参考サイト:https://line-sm.com/blog/linekoushiki/

 

LINE公式アカウントは、ユーザーが日常的に使用するLINEを活用した企業とユーザーをつなぐコミュニケーションツールです。情報伝達力が高く、企業がユーザーにダイレクトに情報を届けられる点が魅力です。

一方で、友だちの獲得やブロック率を考慮した配信など、公式アカウントの運用には注意が必要です。ポイントをおさえて、継続的な運用を行いましょう。

自社でLINE公式アカウント運用が難しい場合には、外部に委託する方法もあります。ランサーズにお気軽にご相談ください。

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