こちならい (コチナライ)
提案文 :
東風(こち)とは、春を表す美しい雅語で、東方から吹いて春を呼んでくるといわれています。
また「ならい」は西風のことで、こちらは秋を告げる風です。
「一口に含むと広がる甘い香り」「まろやかな旨味」という茶葉のイメージから、緑溢れる美しい宇治の自然をイメージしました。
春には桜が咲き乱れる宇治神社の前を通り過ぎ、谷川のせせらぎを聞きながら眺める色彩豊かな琴坂。亀石の前を通り過ぎると、荒々しくも美しい山々が見えてくる。
そんな美しい宇治の自然を「こちならい」という言葉に込めました。
2016-10-12 06:47:00