摩擦力を測定する「摩擦試験機」の筐体デザイン - ProductDesign_Uの提案

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提案文 :
はじめまして。プロダクトデザインQと申します。
摩擦力を測定する「摩擦試験機」の筐体デザインに提案させていただきます。

持ちやすさ・スイッチの操作のしやすさと視認性に加え、
真空注型で生産されるとのことで作りやすさにも配慮しました。
シリコン型の真空注型では一つの型で15から20個ぐらい複製がとれますが、
アンダーカット(無理抜き)が多いと取れる数が減ることもありますので、
今回はあまりアンダーカットの出ない形状にしています。

外装部品の構成はトップカバーとボトムケース、
さらにトップケースの上に取り付けるハンドルの合計3点です。

以前に真空注型をお願いしたことのある試作業者に問い合わせてみたところ、
真空注型でも樹脂の肉厚は射出成形とさほど変わらず
2mm〜3.5mm程度が適しているとのことでしたので、
サンプルの3Dデータのグリップ部分のような中身の詰まった形状は避けた方が良いと思われます。
今回の提案ではハンドルを別パーツにして上部に取り付けています。

パーツの分割がわかりやすいように色分けしていますが、一色でもカタマリ感があって良いと思います。
すべて同じ色にすれば色合わせのコストは下がりますし一つの型でうまくおさまれば
同時に成形できるのでコスト的には有利です。

測定開始スイッチは上部グリップの前の方、
これはグリップを握った状態で親指で操作できる位置です。

Drive Partの4隅にM3のネジ用と思われる穴があったので、
これでボトムケースに固定します。
今回の絵では基板の固定ボスは省略していますが、
採用していただければ詳細な情報をいただいた上で追加します。
(サンプルデータで基板が厚みのあるブロック状で書かれているのは
基板とその上に乗る部品をまとめて表現しているのかと思いますが、
1.6mmの基板が底側にあって四隅をネジで本体ボトムケースに固定と考えています)

各部品の取り付け:
・トップカバーとグリップは前後のM3ネジ X 2本
・トップカバーとボトムケースは底側からM3ネジ X 6本で固定。
・セルフタップネジを使うか、トップカバー側にインサートナット埋め込み。
・電源スイッチは外からトップカバー側面から差し込み、
・測定開始スイッチはトップカバー裏側からナットで締め込み
 (仕様がよくわかりませんがOリングとスイッチを上から差して、
 下からナットでねじ込みかと思ったのでそういう絵にしています)

この他ボトムケース側にDrive Partや基盤を支えるリブを追加した方が良いと思いますが、
採用していただければ部品の詳細形状を聞いた上で修正対応します。

ご検討のほどよろしくお願いいたします。

添付ファイル オリジナルファイルは関連ユーザーのみ閲覧できます

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2020-11-06 20:46:40

ランサー情報

ProductDesign_U (Queue9)
個人 その他デザイナー 兵庫県 実績 6

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