海外向け日本酒のラベルとパッケージ - GPJPの提案

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提案文 :
イギリス在住20年、オランダでもこの最近1年過ごしていますニキと申します。
和食は自宅で調理するので外食の時は少し高級と言われるところで食事をすることがあるので私の感覚で「高品質な日本食をもっと拡げたい!」チャレンジ精神で挑みます。

日本に帰国している時は地元灘の生酒をいただくことが楽しみです。
有機ワインにも凝っていてヨーロッパ在住に感謝しつつほぼ毎日頂いてます。


先ずはワインボトルのデザインにつきまして説明をさせてください。

上から、コルクを覆う部分をさらにシールすることで高級感=品質への安心感を醸し出したいと思います。

同じく「シールされている正規品」という意味で江戸時代に流行ったとされる紋をあしらっています。これはボトルより若干色の濃いロウのような物でもアンティーク感が出て良いと思いますがガラスが盛り上がるようにボトルに直接加工されているとカッコイイ・ボトル感が出ていいかな、と思います。

江戸1607の文字について6の丸い部分と後に続く07が少し繋がるように見えるよう、「007」を思わせる錯覚を意識してみました。(007=外国人から見ても他諸外国の贅沢さを映画にしたもの、という意味で)

最近は平仮名を読める外国の人にもよく出会いますが「Edo」と表記するとエィードゥーと発音されてしまうおそれがあるのでフランス語表記の「エ」としてみました。
ワインボトルなので自然ではないかと自己満足しております。

後、下の方はやはり「特別な日の高級ジャパニーズレストラン」を意識してワインと同じようにアルコール度数、ワインであるのかの表示、中身の量がある方が例えばロンドン・シティーのビジネスランチなどでレストランからのお勧めがしやすいのではないかと思い記載しています。
「Product of Japan」もボトルに明記することによってソムリエにボトルを見せられた時に日本のお酒であることをちゃんと確認できるようにしました。


後になりましたが江戸の書式について。
日本酒のボトルがズラ〜っと並んでいても漢字が読めない外国人にとって漢字の書式から伝わる味の違い、を伝えることは難しいと思います。
漢字の部分はあっさりとヴィンテージ感が伝わるようにしたつもりです。



外箱パッケージについて、

外装は日本及び近隣国には心も包む文化がありますが欧米では外箱はあくまでも箱です。レストランに並ぶ時点で箱からは出されています。
おそらく桐の箱に入っていても食事をする客の前で外箱を開けるのは憚られると思います。アレルギーの問題が深刻化しているのでダンボールみたいな埃が出るものはこれからは特に避けられていくであろうと思われます。

ので運搬の際のボトル強化のための梱包、と考えまして外箱はもっともシンプルに
発音できるエドの表記、パッケージを最初に見るソムリエに創業が1607年までさかのぼると伝わるように、アンティークで主に用いられるcirca表記、アルコール度数など基本情報が伝わるようにしています。

ボトルの裏側へは英語で生産者さんの気持ちであるとか日本の水がいかに山の頂上より濾過されて軟水であることだとかラベルにあると手にとってくださった方へ思いが伝わると思います。

箱の裏側へは漢字で御社の社名、住所、あと「PRODUCT OF JAPAN」の表記が一緒に並んでいると良いと思います。

長々と失礼いたしました。
選考していただけると大変嬉しく存じます。

ではよろしくお願いいたします。仁木

PS 指定のあった ai. psd. ではアップロードできないと表示があるのでJPGで送ります。

添付ファイル オリジナルファイルは関連ユーザーのみ閲覧できます

  • Edo1607.png
  • Edo1607BoxFront.png
2018-11-04 04:42:22

ランサー情報

GPJP (GPJP)
個人 その他専門職 イギリス 実績 4

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