■Shopifyとは何か
Shopifyとは、誰でも簡単にECサイトを作成・運営できるプラットフォームです。
世界175カ国以上、170万以上の店舗で利用されており、日本語にも対応しています。
Shopifyの特徴は、下記の通りです。
- ・初期費用なし・月額利用料のみで費用が安い
- ・拡張機能が多く、幅広いビジネスニーズに対応できる
- ・海外販売も可能
- ・デザインテンプレートが豊富
- ・SNSとの連携も可能
- ・分析ツールを活用できる
自社ECサイトでのオンライン販売が手軽にできるため、個人や中小企業だけでなく大手企業も利用するほど人気を集めています。
■ShopifyでECサイトを構築するステップ
ShopifyでECサイトを構築するステップは下記の通りです。
- 1. アカウント作成と商品登録
- 2. オンラインストアのデザインを決める
- 3. 送料や決済方法の設定
- 4. テストしてサイトを公開
これらの手順通りに作業を進めれば、初心者でもShopifyでECサイトを立ち上げることができます。
では、各ステップですべきことについて、詳しく解説していきます。
アカウント作成と商品登録
まず、Shopifyのアカウント作成と商品登録を行います。
アカウントはプランを選ばずに作成することもできますが、無料期間が3日間で終わるため、あらかじめプランを決めておきましょう。
プランの種類と月払いの場合の月額料金を紹介します。
- ・ベーシック:$33/月
- ・スタンダード:$92/月
- ・プレミアム:$399
ただし、現在は最初の3ヶ月はどのプランでも月額$1でECストアを運営できます。
また、年払いを選択すると25%の割引が受けられます。
Shopifyのアカウント作成時に入力するものは、下記の2点です。
- ・ストア名(後からでも登録・変更可)
- ・連携するID(Apple・Facebook・Google)またはメールアドレス
アカウントは、Shopifyの公式ページから作成ができます。メールアドレスと連携する場合は、認証メールが届くので、すぐに操作をしておきましょう。
その後、アンケートに回答してストア情報となる住所や氏名、電話番号なども登録してください。
次に商品登録をします。登録する内容は、下記の通りです。
- ・商品名
- ・商品説明
- ・画像
- ・価格
- ・在庫情報
- ・配送の要否を選択(配送する場合は重量を登録)
- ・バリエーション(色・サイズなど)
- ・検索結果のプレビュー
- ・商品のステータス
- ・分類
手入力で登録ができますが、商品登録数が多い場合は、CSVファイルを読み込んで一括登録をする事も可能です。
登録した商品はコレクションにまとめることができます。
コレクションとは、商品カテゴリーや新作商品など、条件ごとにまとめたもので、サイト内の各ページに設置することができます。
コレクションの作成方法は、タイトルと説明文を入力し、商品を登録するだけです。コレクションへの商品の登録は、手動入力以外に条件を入力して自動で商品を振り分けることも可能です。
オンラインストアのデザインを決める
オンラインストアのデザインは、テーマの中から選ぶことができます。
テーマとは、TOPページや商品ページのデザインテンプレートで、Shopify公式では有料・無料合わせて100種類以上が用意されています。
商品やブランドイメージ、ターゲット層を意識してテーマを選びましょう。
テーマを使わずオリジナルのデザインでストアを作りたい場合は、Shopifyのパートナー登録をしましょう。パートナーであればShopify内の機能を使用することができ、HTMLやCSSなどを使用してオリジナルのストアデザインを作成できます。
テーマが決まったら、ヘッダー(TOPページ上部)を作成します。
ヘッダー部分には、「カテゴリー>コレクション」という風にツリー形式になるよう、商品のメニューを追加していきます。
その他、検索ボックスやカートへのリンク、ログイン・アカウント情報などを設置しましょう。
そして、フッター(TOPページ下部)には下記のメニューを作成しましょう。
- ・返金ポリシー
- ・プライバシーポリシー
- ・利用規約
- ・配送ポリシー
- ・特定商取引法に基づく表記
これらの規約は「ポリシー」としてあらかじめテンプレートが用意されています。
メニューの名前を入力し、該当するポリシーのリンクを貼るだけで、規約ページの作成ができます。
各ページやバナーには適切な場所に画像やロゴマークなどをアップロードして配置しましょう。Shopifyの無料画像を使用することもできます。
送料や決済方法の設定
続いて、送料の設定をしていきます。
デフォルトでは、47都道府県への配送が一律1,000円になっているので変更していきましょう。
送料の設定は、都道府県別、重さ別に行うことができます。
サイズによって料金を変更したい場合は、商品の大きさを商品登録の際に入力しておき、送料を計算する際の基準となるように設定します。
また、全て送料無料や一定金額以上の購入の場合は無料などの設定もできます。
送料の設定ができたら、次は決済方法の設定をします。
Shopifyの公式決済サービスであるShopifyペイメントはストア開設時に設定するだけで利用できる状態になっています。ショップの管理画面から決済方法の設定に進み、会社情報と銀行情報を入力するだけなので、とても簡単です。Visa、Mastercard、American Express、JCBなどのクレジットカード決済が利用できます。
また、Apple PayやGoogle PayもShopifyペイメントの決済設定でチェックを入れるだけで追加できます。
銀行振込や携帯キャリア決済、後払い等、その他の決済サービスを利用したい場合は、管理画面の決済設定から利用申請を行いましょう。
決済手数料は決済サービスや支払い方法によって変わります。顧客の買いやすさと手数料を加味して、決済方法を決めておきましょう。
テストしてサイトを公開
ショップの公開前にテスト注文を行い、シミュレーションをしましょう。
Shopify ペイメントを使用している場合は、Shopify ペイメントのテストモードを有効にし、使用していない場合は、ShopifyのBogus Gatewayを設定してテストを行います。
サイト内ページから注文を行って、下記事項の機能が正常かを確認してください。
- ・注文処理
- ・在庫管理
- ・発送処理
- ・メール通知
- ・決済
- ・キャンセル処理
- ・返金処理
テスト注文後は、注文をキャンセルしてその返金処理を行いますが、使用する決済サービスの手数料を請求される場合もあります。また、一部の決済処理サービスの手数料やクレジットカードの外部サービス取引手数料は、返金されないので注意しましょう。
テストをして各工程での処理方法を確認できたら、サイトを公開します。
公開前はパスワードを知っている人しかサイトを見られない状態ですので、パスワード設定を解除してサイトを公開しましょう。
■Shopify構築の方法
Shopifyを構築する際、自分で構築するか、構築代行に依頼するかはよく検討する必要があります。
ここからは、Shopifyを自分で構築した場合と代行を依頼した場合について、それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。
自分で構築する
ShopifyはECサイトを作るテーマや機能が多く用意されているため、自分でサイト構築をすることもできます。
自分で構築する際には、まずECサイトの構造について知識を深め、利用者が使いやすいサイトの構築を目指しましょう。
利便性やクオリティの高いサイトを作成するには、Shopifyの拡張機能を利用する必要も出てきます。その場合、多くの拡張機能から自分の実現したいことができるものを選択し、サイトに反映させる手間や時間がかかることは覚悟しておきましょう。
また、テンプレートをそのまま使う場合は特別な知識は不要ですが、カスタマイズしてオリジナリティを出したい場合は、基本的なHTMLやCSS、Javascript、Rubyを用いたShopifyのテンプレート言語であるLiquidの知識等が必要になります。
費用を抑えて自分で構築したい人は、時間的余裕を確保し、ECサイトやプログラミング言語に関する知識をつけておきましょう。
構築代行を依頼する
構築代行を依頼すると、費用はかかるものの、自分の時間を使わずにECサイトを作ってもらうことができます。
比較的簡単な設定は自分で行い、拡張機能などの一部を代行依頼することも可能です。
構築代行の依頼先としては制作会社やフリーランスのプログラマーが挙げられます。
制作会社に依頼するメリットとしては、完成度の高いECサイトを作ってもらえること、デメリットとしては費用が多くかかる可能性があることです。
フリーランスのプログラマーに依頼するメリットは、制作会社に比べて比較的安く済むこと、デメリットはスキルや実績が十分でない恐れがあることが挙げられます。
信頼できる代行先として、Shopify公認のパートナーを選ぶことも手段の一つです。
Shopifyパートナーとは、Shopifyの公式パートナープログラムに参加している企業や個人のことです。Shopifyの機能に精通しており、安心して代行を任せることができます。
■Shopify構築の代行を依頼するメリット
Shopify構築の代行を依頼するおおまかなメリットは下記の4点です。
- ・時間と手間がかからない
- ・デザイン性が高まる
- ・思い通りにカスタマイズできる
- ・トラブルへの対応が可能
このあとそれぞれ詳しく解説していきます。
なお、個人事業主や中小企業がShopifyの構築代行を依頼する場合、補助金が受けられるため、費用は実際に支払う金額よりも安くなります。
時間と手間がかからない
Shopifyを自分で構築する場合は、時間と手間がかかってしまいます。
Shopifyでは公式の教材として、公式サイトにメールアドレスを登録するだけでストア開設ガイドブックを無料配布しています。しかし、概要だけでもかなりの量があり、全てを読み込んで基本的な設定をするだけでも膨大な手間と時間がかかります。
その点、すでにShopify構築の実績がある代行先に依頼すれば、貴重な時間を本業に充てることができます。
デザイン性が高まる
UX(ユーザーが求める情報をすぐに見つけられるデザイン)やUI(ユーザーが操作や入力をしやすい仕様)の知識があるプロに依頼することでデザイン性の高いストアの構築が可能です。
プロの手によって、閲覧者がサイトや商品に魅力を感じたり、商品を多く閲覧したり、売上アップに結びつくサイト構築をすることができます。
また、UXやUIに優れたサイトであれば、ファンを作りやすくなり、リピーターの獲得にも結びつきます。
商品の良さをユーザーに伝え、快適に買い物ができるサイト作りをしておけば、短期的にも長期的にも売り上げ向上に繋がります。
思い通りにカスタマイズできる
プログラミングに精通した代行先に依頼することで、自分の理想通りにサイトのカスタマイズをしてもらうことができます。
自分の希望するサイト作りはもちろん、プロの視点から見てこうした方が良い、という提案を受けることも可能です。プログラミングの知識がなければできるかどうかも判断がつかないことでも、ECサイト構築経験が豊富なプロのプログラマーであれば、改善策を見出してくれます。
自分の思い描くサイトのビジョンを実現可能かどうか、判断してもらえることもプロにShopify構築の代行を依頼するメリットです。
トラブルへの対応が可能
ECサイトを構築するときに自分では解決できないようなトラブルが起きても、プロに依頼しておけば対応してもらえます。予想外のバグ等の問題に時間をかけることなく、完成されたECサイトを納品してもらうことができます。
マニュアル通りに作ったつもりでも上手く動作しない、ということはサイト構築以外のシーンでも良くあることです。依頼先によっては、Shopify構築の一部だけを請け負ってくれるところもあるので、自作する場合でも利用するメリットがあります。
また、完成後にトラブルが起きた場合でも、サイト構築段階での不具合の可能性もあるため、代行先に相談できます。何かが起こってしまってもプロに頼れると思うと、ECサイト運営も安心して進めることができます。
■Shopify構築を依頼する流れ
Shopify構築を依頼する流れは、下記の通りです。
- 1. ターゲットとコンセプトを伝える
- 2. 必要な機能を伝える
- 3. 商品情報を共有する
- 4. 完成したサイトを確認する
- 5. アフターサポート
各手順ごとにやるべきことを説明していきます。
ターゲットとコンセプトを伝える
誰に向けて何を販売するのか、ターゲットとコンセプトを明確に伝えましょう。
ターゲットによってサイトのテイストが変わってくるため、まずは想定する顧客層のイメージや年齢層など、できるだけ細かく情報を共有します。
コンセプトは商品やブランドイメージにもつながるため、事前に伝えておくことでサイトを通じて閲覧者にどんなブランドかをアピールすることができます。
売り上げ数や売上高、PV数の目標や戦略なども、あれば伝えておきましょう。
理想像や目標を共有することで、目的を達成するための設計や機能を提案してもらうことができます。
サイトのイメージを伝える際には、参考サイトを提示するとイメージを共有しやすくなります。
必要な機能を伝える
Shopify内で必要な機能を洗い出して伝えましょう。元々Shopifyには搭載されていない機能でも、プロの依頼先ならカスタマイズまで可能です。
フロント機能とバックエンド機能、それぞれで必要な機能の中で漏れがないか確認してください。
一般的なECサイトでのフロント機能の主なものは下記の通りです。
- ・商品一覧ページ
- ・商品詳細ページ
- ・商品検索機能
- ・カート機能
- ・会員登録・ログイン機能
- ・マイページ機能
- ・カート(買い物かご)機能
- ・決済機能
- ・セキュリティ機能
- ・FAQページ
- ・お気に入り機能
- ・レコメンド(おすすめ)機能
- ・レビュー機能
- ・ソーシャルログイン機能
バックエンド機能の主なものは下記の通りです。
- ・受注・発送管理機能
- ・在庫管理機能
- ・顧客管理機能
- ・売上管理機能
- ・コンテンツ管理機能
- ・キャンペーン・セール管理機能
- ・お問い合わせ管理機能
- ・決済管理機能
例えば、決済方法の追加やリアルタイムの在庫管理、レビュー機能、新商品入荷時のSNS投稿など、商品の販売以外に欲しい機能があれば、事前に提示しておきます。
レコメンド機能やソーシャルログイン機能など、必須ではないけれど有れば便利、という機能は必要かどうか依頼先に相談してみましょう。
商品情報を共有する
続いては、販売する商品の詳細情報を依頼先に共有します。
主な内容は、下記の通りです。
- ・総商品数
- ・商品名
- ・カラー展開
- ・サイズ展開
- ・在庫数
- ・価格
- ・画像
- ・サイズ
- ・重量
- ・説明文
これらの情報は、商品の登録やカテゴリー分けに必要なので、細かく伝えておきましょう。商品のカテゴリー分けまで行った資料を渡した方が、よりスムーズにサイト構築が進みます。
また、商品の中でも売れ筋のものやクロス販売が可能なものなど、商品の特性や相性なども合わせて伝えると、売り上げに結び付きやすいサイトを作ってもらえます。
完成したサイトを確認する
依頼した内容通りのサイトになっているかを確認します。
サイト内のページ構成や配色、ボタン配置などが希望通りかをチェックします。
見た目や操作性はもちろん、各機能が正常に動作するかも確認しましょう。
もちろん、依頼先でもテストを行っているはずですが、サイト構築をした人でないと上手く操作できない可能性もあります。
必ず自分自身で全ての機能を確認し、疑問点があれば納品前に質問して解決しておきましょう。
操作ができない、イメージと違ったなど、修正が必要な箇所があれば、すみやかに修正を依頼し、再度確認作業を行いましょう。
アフターサポート
Shopifyの制作代行先には、アフターサポート期間を設けているところが多いです。
サイト運営時にエラーが起きた場合、アフターサポート期間であればエラー解消の対応をしてくれます。
アフターサポートは制作費用に含まれるか、期間はどのくらいか、何をしてもらえるかを契約時に確認しておきましょう。
また、依頼先によっては、サイト更新のためのマニュアルを用意してくれたり、別料金でサイト運用のコンサルタント業務を請け負い、運営の指導をしてくれるところもあります。
自分がサイトを運営するにあたり、専門的な知識を持った人のサポートが必要な場合は、アフターサポートの手厚い依頼先を探しましょう。
■Shopify制作の依頼先を選ぶポイント
Shopify制作の依頼先を選ぶ際には、下記の4つのポイントを意識してみてください。
- ・対応範囲を確認
- ・実績と経験はあるか
- ・納期と費用を確認
- ・Shopify公認のパートナー
Shopify制作の依頼先を多くの候補から選ぶ際の参考にしてください。
対応範囲を確認
Shopify構築を依頼する場合、まずは相手がどこまで対応してくれるかの範囲を確認しておきましょう。
サイトを自作せずに依頼するメリットの一つに、煩雑な拡張機能に対応してくれることが挙げられます。そのため、拡張機能の対応可能範囲はしっかり確認しておきましょう。
また、サイトのオリジナリティを追求するうえでは、サイトのカスタマイズは欠かせません。そのため、どこまでのカスタマイズに対応してもらうのかも重要なポイントと言えます。
そして、納品後の対応もサイト運営をスムーズに行うためには手厚いに越したことはありません。アフターサポートの有無や期間、オプション料金の要否、サイト更新について直接またはマニュアルの提供など何かしらの指導があるかを確認しておきましょう。
実績と経験はあるか
依頼先のECサイト・Shopify構築の実績・経験を確認しておきましょう。
Shopify構築の経験があることはもちろんですが、Shopify以外のECサイト構築実績があるか、どのような実績があるかは、必ず確認しましょう。また、同業他社のサイト構築の実績があれば、それまでの経験を元に自サイトに適したデザインや必要な機能などをターゲットユーザーの目線で考えてもらうことができます。
ECサイトはただ制作してもらえれば良いわけではありません。売り上げアップのコツを知り、何がサイトに必要か、デザインはどのようなものが良いかなどのノウハウをECサイトに反映させてもらえる依頼先を選びましょう。
納期と費用を確認
shopify構築代行の依頼先には、納期と費用を事前に確認しましょう。
内容に見合っているかどうかは特に大切なポイントです。
納期や費用は実現したいECサイトの内容によって変わるため、自分がECサイトの構築代行依頼をした経験がなければ正当な納期・費用であるかの判断が難しいかもしれません。
その場合は相見積もりを取って比較してみましょう。
Shopify公認のパートナー
依頼先をShopify公認のパートナーから選ぶことも、優良な依頼先を探す手段の1つです。
Shopify公認のパートナーは、3つのランクに分けられます。
- ・Shopifyパートナー:WEBサイト開発者、デザイナー、フリーランサー、WEB制作会社などそれぞれの専門領域でサービスを提供。登録すれば誰でもなれる。
- ・Shopifyエキスパート:厳しい審査条件をクリアした企業や個人に与えられ、Shopifyに関する豊富な知識と経験がある。
- ・Shopifyプラスパートナー:Shopifyの最上位プランであるShopify Plusの構築において、厳しい審査条件をクリアしたパートナー。
Shopifyプラスパートナーが最上位となりますが、希望するサイト設計に対応可能であれば問題ありません。
公認パートナーであるだけで、Shopifyの最新情報やリソースにアクセスできるため、拡張機能に詳しく、アプリの干渉による不具合への対策も適切に行ってもらえます。
依頼先を選定する際には、Shopifyの公認パートナーであるかも条件に加味してみましょう。
■ランサーズでShopify構築を依頼する方法
ランサーズでShopify構築を依頼する方法は、下記の通りです。
- 1. 出品パッケージを探す
- 2. 無料見積もり相談
- 3. 発注
- 4. 確認・納品
ランサーズでは、WEB上のやり取りだけで依頼先探しや無料見積もり相談、納品、検収まで行うことができます。
では、ランサーズでShopify構築を依頼する方法を順番に解説します。
出品パッケージを探す
まずはランサーズのサイトにアクセスし、出品パッケージを探します。
「カテゴリーから探す」機能や検索機能を使用して、Shopify構築のパッケージを見ていきましょう。
過去に製作したECサイトをトップ画像やポートフォリオに掲載しているところが多いので、まずは出品者が得意とするサイトのジャンルやテイストを確認してください。
絞り込み検索では、決済機能、問い合わせフォーム、SNS機能などの対応可能範囲や、サイト構築・制作、カスタマイズ、コンサルティング等、業務内容での絞り込みができます。
無料見積もり相談
気になるパッケージの中でプランを絞り込んだら、まず無料の見積もり相談をしてみましょう。
事前に考えていたイメージを伝えて、納期などの条件やオプション料金が発生するかなどの疑問点があれば確認しましょう。
無料見積の段階で、出品者のヒアリングスキルの高さや自分の希望条件に柔軟に対応してもらえるかなども分かります。
他にも気になるパッケージがある場合は、比較検討のために無料見積もり相談だけでもしておきましょう。
発注
依頼先を決定したら、発注を行います。
金額や条件、納期を記載した見積もり内容が希望通りであれば、発注しましょう。
発注方法は、「注文・仮払いに進む」ボタンを押し、見積り内容を確認後、仮払いを行います。
仮払い金の支払い方法を選択し、必要事項を入力した後にページ下部の「注文・仮払いを確定する」を押すと発注が完了します。
仮払いを行わないと依頼先は業務を開始できないため、忘れずに仮払いを行いましょう。
確認・納品
発注後、必要があればランサーズ上でやり取りを行い、依頼先にShopify構築を行ってもらいます。
製作物が完成し、納品されたら依頼内容と合致しているか確認します。
依頼先から納品が行われると「納品・完了報告」の通知が来るので、検収を行うと依頼が完了します。
■一般的な制作会社へ「Shopify構築」を依頼した際の料金相場
Shopifyの構築を業者に依頼する場合、EC機能やデザイン等によって金額が異なります。
デザインでは、テーマ利用かオリジナルデザインかは費用に大きく影響します。制作会社は既存テーマを利用すると開発コストを下げられるため、料金は安くなります。オリジナルデザインは1からデザイナーがデザインを行い、かつサイトへの実装コストもかかるため料金が高くなります。
また登録商品数や導入するアプリの数、導入の難易度によっても異なります。
企業 | 内容 | 価格 |
---|---|---|
企業A | 無料テーマ利用 | 約250,000円〜 |
有料テーマ利用 | 約750,000円〜 | |
オリジナルデザイン | 約1,500,000円〜 | |
企業B | テーマのカスタマイズ有/商品登録・アプリ導入数に上限あり | 約1,400,000円〜 |
テーマのカスタマイズ有/商品登録・アプリ導入数に上限なし | 約2,000,000円〜 | |
企業C | 制作+30商品登録まで | 約400,000円〜 |
制作+500商品登録まで | 約800,000円〜 |
※大凡の価格を表示しています。実際の料金は依頼内容や会社によって異なります。
※こちらで記載している金額はランサーズ上の依頼金額ではありません。
※当社調べの「一般的な制作会社や企業に依頼した際の目安の依頼料金」となります。