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■アイコンの役割
アイコンは視覚的に分かりやすく情報を伝えるために欠かせない存在です。中でもオリジナルアイコンをよく目にするのはSNSのアカウントやブログのプロフィール等でしょう。
まずは、それぞれのアイコンがどんな役割を果たしているのか、分かりやすく解説していきます。
X (旧Twitter)・Instagram
X (旧Twitter) やInstagramのアイコンは、アカウントの発信内容や世界観を表す役割を担っています。アカウントの「顔」と言っても良いでしょう。
例えば、ダイエットに関する情報を発信しているアカウントであれば、自身のスタイルを強調するような写真を使うとユーザーに認識されやすくなります。
また、「同じようなスタイルを目指したい」「素敵な人だ」と思ってもらえれば、プロフィールへの遷移率も伸びやすくなるでしょう。もちろんこれはフォロワーの増加にも繋がっていきます。
SNSアカウントのアイコンは、発信内容や世界観を伝えると同時に、多くの情報の中でも目に留まる存在になるとその役割は大きくなるのです。
LINE
LINEのアイコンは、相手に自分を認識してもらう、覚えてもらうことが一番の役割です。会ったことはあるけど名前と顔が一致しない場合や、アカウント名を本名で登録していない場合に特に活躍します。
LINEのアイコンは自分の顔写真を載せている人もいますが、抵抗感のある人からは似顔絵が人気です。ペットや景色の写真だと誰だか分からないと思われてしまう可能性がありますが、似顔絵を使えばしっかりアイコンの役割を果たせますね。
その他にも、LINEのアイコンは自分を印象良く見せてくれたり、会話のきっかけになってくれるという役割もあります。
ブログ
ブログのアイコンは、そのブログの象徴という役割を担っています。
ウェブサイトのアイデンティティを視覚的に表現していて、ロゴやキャラクター、筆者の似顔絵等が使われます。
SNSのアイコンと同じように、扱うテーマや世界観を表現している場合も多く、例えば子育てブログの場合には保育士資格を持つお母さんが運営者であることがわかるアイコンが設定されていたりします。
ブログのアイコンはトップページや各ページの筆者紹介欄、記事中の吹き出し等に使われるのが一般的です。
また、認知度を上げる目的でX (旧Twitter) やInstagram、YouTubeなど他の媒体でも同じアイコンを使用するとその役割は大きくなっていきます。
■オリジナルアイコンを作成するメリット
作成依頼が気軽にできるということもあり、オリジナルアイコンを活用している人は増えています。最初は深く考えずにアイコンを設定していたとしても、アカウントに愛着が沸いてくるとこだわりたくなってきますよね。
もちろん使用する自分自身の気分が上がるということも大切なポイントですが、その他に具体的にどんなメリットがあるのかお伝えしていきます。
似顔絵なら顔出しする必要なし
アイコンに自分の顔写真を使うことに抵抗がある方にとって、似顔絵は素晴らしい代替案です。中には横顔や後ろ姿の写真を使う方もいますが、それなら似顔絵の方が認識しやすいですよね。
顔写真と違って画像を悪用される心配がないのも嬉しいポイントです。
また、中途半端な距離感の人にアカウントを知られたくない、という場合は見つかってしまうリスクを下げることができます。一方で、顔見知りの人であれば似顔絵でも誰なのか認識できるという点は非常に便利です。
どの程度自分の顔をリアルに表現するかは自分の選択次第なので、自由度も高いと言えます。
人柄や趣味を伝えやすい
アイコンに自分の似顔絵や自分を模したキャラクター等を使う場合、写真と同じように人柄や雰囲気を表現することができます。
表情はもちろん、髪型や服装、背景からも他者に与える印象を自分で決めることができるのは大きなメリットです。
また、一緒に描く持ち物によって発信している情報や自分の趣味を伝えることができます。例えば、ブログに関する情報を発信している人ならパソコンに向かっている姿、ピアノが趣味ならピアノのイラストを沿える、猫好きなら猫を抱っこする等が分かりやすいですね。
アイコンだけで人柄や趣味が伝われば、同じ属性の人から注目されやすくなります。表現次第で、同じ趣味や発信をしている仲間との繋がりも増えるでしょう。
ブランディングができる
ブランディングとは、ブランドのアイデンティティやイメージを作り、消費者に対して特定の印象や価値を伝えていくプロセスを指します。
オリジナルアイコンを作成することで、ブランディングも可能です。先にお伝えしたような発信する情報や世界観をデザインや色、アイテム等の要素を通じてブランドの特徴やメッセージを伝えることができます。
また、アイコンによりブランドの一貫性を強化することで、認知度が向上します。ブランドのロゴ、カラー、フォント等と統一されたアイコンデザインはユーザーにとって認識しやすく、信頼感を得やすくなります。アイコンを他媒体で使用していくこともまた、認知度の向上につながるでしょう。
■アイコンを構成する要素と印象
オリジナルアイコンを作成する際、それを構成する要素とそれらが与える印象を知っておく必要があるでしょう。アイコンを構成する要素を上手く組み合わせることによって、ぜひオリジナルアイコンを目的に合った自分らしいデザインに仕上げてください。
アイコン作成を依頼する場合にも、こちらは事前によく考えておきたい内容です。
イラストのタッチ
アイコンのイラストのタッチには複数の種類があり、それぞれ与える印象が異なります。
簡単に特徴と印象をまとめると以下の通りです。
-
・ゆるキャラ風
似顔絵を可愛らしいゆるキャラのようなタッチで描いたもの。
可愛らしさや親しみやすさ、癒し、ユーモア、楽しい印象を与える。 -
・漫画風
白黒、ポップな色彩のアメコミ風など様々。ダイナミックな動きや表情も表現可能。
軽快な雰囲気やファンタジーな世界観を演出でき、笑いやエネルギーを与える。 -
・アニメ風
豊かな表情や華やかさを表現でき、服装などからジャンルを連想させやすい。
キャラクターが表現する感情や世界観に共感を得やすい。 -
・レトロ風
70年代・80年代のデザインやカラーパレットを使ったノスタルジックなデザイン。
クラシックな雰囲気、上品さ、個性的、高級感、なつかしい印象を与える。 -
・動物キャラクター風
自分の顔を動物キャラクターに模したデザイン。
可愛らしさや愛嬌、親しみやすさ、エンターテイメント、ユーモアな印象を与える。
動物によっても印象が変わる。
発信を受け取るのはどんな人か、ターゲットをイメージして属性に合うタッチのアイコンを作成することで、ファンを増やすことができるでしょう。
背景色
アイコンの背景の色もまた、人に与える印象を左右する要素です。背景には模様やイラストを入れる方法もありますが、ここではそれぞれの色が与える印象をお伝えします。
- ・赤…情熱、力強さ、行動
- ・青…安心感、信頼性、安全
- ・緑…健康的、自然、癒し、成長
- ・黄色…活力、楽しさ、幸福感
- ・オレンジ…活発、社交性、若々しさ
- ・黒…高級感、権威性
- ・白…清潔感、無垢
これらは一般的な傾向なので、全体のデザインや受け取る人によって印象は変わります。与えたい印象に限らず、ターゲット層の好みやアカウントのイメージに合わせた色を選ぶことも大切です。
また、SNSアイコンの場合は単純に目立つ色であることも、注目される理由になります。総合的に考えて、どの色が良いか判断していきましょう。
ペットや持ち物
似顔絵や自分を模したキャラクターの他に、ペットや持ち物をイラストに加えるケースはよく見かけます。これらは見る人にとってはどんなアカウントか一目で分かる要素となる他、様々な印象を与えることができます。
例えば、X (旧Twitter) の公式ロゴとして知られるツイッターバードはくちばしに葉っぱをくわえているデザインです。これは自然とのつながりやコミュニケーションをイメージさせる目的があります。
もう1つ例を挙げると、メッセージアプリのLINEに登場するブラウンというくまのキャラクターは大きなクマのぬいぐるみを抱えています。この持ち物はキャラクターの個性を強調し、親しみやすい印象を与えています。
アイコンにペットや持ち物を加えることで、個性を表現したり、親しみやすさを与える効果があります。また、例に挙げたアイコンは広く知られていて、ブランドやサービスのイメージとも強く関連しています。
アイコンを作成する際は、ペットや持ち物によってアカウントの発信内容の認知やイメージ付けをすることもぜひ考えてみてください。
■SNS別おすすめアイコンのデザイン
ここまでアイコンの役割や各要素が与える印象についてお伝えしてきましたが、SNSの種類によってもおすすめのデザインは異なります。
ここでは、代表的なX (旧Twitter) とInstagramについて、それぞれどんな特徴のデザインがおすすめなのか、フォロワーが増えやすくなる理由も含めてお伝えしていきます。
X (旧Twitter)
X (旧Twitter) のアイコンは何よりも覚えやすいデザインが望ましいです。名前を見なくても、無意識にユーザーがアイコンだけを見て誰のポスト (旧ツイート)か認識できる状態がベストと言えます。
X (旧Twitter) のアイコンで好まれるのは、ポジティブな雰囲気で好印象なものです。「盛れてる画像」と言われる、顔を美化したものや個人の特徴が魅力的に強調された似顔絵もこれに該当します。
表示されるアイコンサイズは小さいので、シンプルで識別しやすいデザインを心がけましょう。大きさは400×400ピクセルがX (旧Twitter) 推奨サイズとなります。容量は最大2MB、実際に表示されるアイコン画像は丸型です。
タイムラインで目に留まりやすいようカラーは目立つものがおすすめです。
鮮やかな赤や黄色等単色で目立つ色を多く使う他、赤と緑、青とオレンジ等コントラストのあるカラーを使うのも良いでしょう。
ユーザーの目に留まるアイコンを設定することで、プロフィールページのインプレッションが増え、フォロワーの増加に繋がります。
Instagramのアイコンは、サービスの内容やユーザーの特性から、アカウントの発信内容に合ったおしゃれなデザインが好まれます。
例えば、線画イラストと言われる、主に線や輪郭だけで描かれたシンプルなイラストのスタイルやモノトーンの写真・イラスト等は洗練されたおしゃれな印象を与えることができます。
背景については白一色等シンプルなものがおすすめです。アイコンの背景をシンプルにすることで、描かれるメインの対象物を強調し、クリーンでモダン的な印象を与えることができます。
また、丸く表示されるアイコンの縁取りをすることで、おしゃれさを保ちながら目立たせることもおすすめです。Instagramはストーリーズを投稿するとアイコンの縁がレインボーカラーになりますが、これをイメージした上で縁取りのデザインを考えるとより良いでしょう。
大きさについて、Instagramのアイコン画像は公式推奨のサイズがありませんが、大体縦横を揃えて300~400ピクセル程度が良いでしょう。
投稿やストーリーズでアイコンの注目度が上がれば当然プロフィールへのアクセスが増え、フォロワーも自然と増えていきます。
■アイコン作成の依頼先を選定する際のポイント
アイコンの作成をイラストレーターに依頼する場合、最も大切なのは気に入るデザインを描いてくれるかという点です。
しかし、せっかくイラストを気に入っていても残念ながらトラブルに発展してしまうケースもあります。
そうならないために、どのような点に注目して依頼先を決めるべきかをお伝えしていきます。
アイコンが商用利用できるか
依頼するイラストレーターによって、アイコンが商用利用できるかどうかは異なります。
商用利用とは、アイコン画像を利用して収益を得ることを目的とする活動のことです。SNSの場合は商品やサービスの販売に関連する投稿を行うことがこれに該当します。
アイコンを商用利用できるかどうかは、著作権を持つアイコン製作者が決定し、利用者はそれを遵守する必要があります。中には条件が設定されていることもあり、アイコンを商用利用する場合は申込の際に追加料金が必要なケースもあります。
収益化を目的としてアカウントを運用する場合はもちろん、今は考えていなくても将来的に商用利用する可能性がある場合は事前にこの点をしっかり確認しておきましょう。
要望や修正に丁寧に対応してくれるか
アイコン作成を依頼する場合、事前にどんな仕上がりになるかイラストレーターの見本や過去の作品からイメージすることになるでしょう。
しかし、実際には思った通りにならなかった、要望が間違った解釈で伝わってしまった、という事態は起こり得ることです。
イメージと違った場合は修正に対応してもらえるのか、要望を丁寧にヒアリングしてもらえるか、イメージに合った提案をしてもらえるかという点は購入者の評価を参考にすると良いでしょう。
また、似顔絵を依頼する場合には写真の提示を求められますので、取り扱いに関する意識が高いかどうかも判断基準のひとつとなります。
価格は適正か
アイコン作成の場合、料金は事前に把握することができます。
基本的な料金に加え、よくあるのがポーズや表情、描く小物の追加等によってそれぞれ追加料金が発生するケースです。
依頼先によって料金設定は異なりますので、価格が適正かどうか比較して判断していきましょう。デザインの要望が固まったら、事前に見積もりをとって確認すると確実です。
■ランサーズでアイコン作成を依頼する方法
ランサーズでアイコン作成を依頼する方法の一例は以下の通りです
- 1.出品パッケージを探す
- 2.無料見積もり相談
- 3.発注
- 4.確認・納品
ランサーズでは、WEB上のやり取りだけで依頼先探しや無料見積もり相談、納品、検収まで行うことができます。
では、ランサーズでアイコン作成を依頼する方法を順番に解説します。
出品パッケージを探す
まずはランサーズのサイトにアクセスし、出品パッケージを探します。
「カテゴリから探す」機能や検索機能を使用して、アイコン作成のパッケージ一覧を見てみましょう。
アイコン作成はパッケージ数が多いため、検索機能を活用してイメージを絞り込むのがおすすめです。
「漫画」「アニメ」「ゆるい」「かわいい」「キャラクター」「動物」など、イメージに合うキーワードで検索すると良いでしょう。
X (旧Twitter) やInstagram等、特定のSNSのアイコンデザインを得意とするイラストレーターもいるので、SNS名での検索等用途に合わせた探し方もおすすめです。
無料見積もり相談
気になるパッケージの中でプランを絞り込んだら、まず無料の見積もり相談をしてみましょう。
事前に考えていたイメージを伝えて、納期などの条件やオプション料金が発生するかなどの疑問点があれば確認しましょう。
無料見積の段階で、出品者の対応や自分の希望条件に柔軟に対応してもらえるかなども分かります。
発注
依頼先を決定したら、発注を行います。
金額や条件、納期を記載した見積もり内容が希望通りであれば、発注しましょう。
発注方法は、「注文・仮払いに進む」ボタンを押し、見積り内容を確認後、仮払いを行います。
仮払い金の支払い方法を選択し、必要事項を入力した後にページ下部の「注文・仮払いを確定する」を押すと発注が完了します。
仮払いを行わないと依頼先は業務を開始できないため、忘れずに仮払いを行いましょう。
確認・納品
発注後、必要があればランサーズ上でやり取りを行い、依頼先にアイコンの作成を行ってもらいます。
製作物が完成し、納品されたら依頼内容と合致しているか確認します。
依頼先から納品が行われると「納品・完了報告」の通知が来るので、検収を行うと依頼が完了します。
■一般的な制作会社へ「アイコン作成」を依頼した際の料金相場
アイコン作成を外注する場合、料金はデザイン案5案で約30,000円〜、10案で約50,000円〜といったように、提案してもらうデザイン案数で変わってくることが多いです。デザイン案が多ければ多いほど高額になりますが、そもそも依頼イメージが正確に伝わっていなかったり、想像しているテイストが得意ではない依頼先であったりするとデザイン案が多くても希望するアイコンを提案してもらえない可能性が出てきます。
そのため、依頼前に必ず希望するイメージを伝えたり、過去のデザイナーの制作物を確認するなどして自分に合った依頼先なのか確認しておきましょう。
また依頼先によっては、イラストが平面か立体的かといったデザインのスタイルや細かいエフェクトの内容によっても変わってくることがあるため、事前の確認が必須になります。
制作会社に依頼するか、フリーランスに依頼するかによっても相場は変わります。最近では、金額のお得さや発注手続きの気軽さからフリーランスにアイコン作成を依頼するケースも多くなっています。
企業 | 内容/デザイン案数 | 相場例 |
---|---|---|
企業 A |
平面カラーアイコン(10点) |
約80,000円〜 |
立体カラーアイコン(10点) |
約130,000円〜 |
|
企業 B |
5案 |
約30,000円〜 |
10案 |
約50,000円〜 |
|
企業 C |
2案 |
約35,000円〜 |
6案 |
約90,000円〜 |
※大凡の価格を表示しています。実際の料金は依頼内容や会社によって異なります。
※こちらで記載している金額はランサーズ上の依頼金額ではありません。
※当社調べの「一般的な制作会社や企業に依頼した際の目安の依頼料金」となります。