チラシ・フライヤーデザインの依頼・外注

■チラシとは

「チラシ」というワードは一般的ですが、そもそもチラシとはどのような役目があるのでしょうか？チラシとは簡単に説明すると、商品やサービスを宣伝する広告のことをいいます。
スーパーやドラッグストアなど多くの業種で採用されています。新聞の中にチラシが織り込まれていたり、ポスティングされていたりと日々の生活の中でチラシと触れ合う機会は多いでしょう。

チラシの種類

チラシといっても、豊富な種類があります。ここではチラシの種類を具体的に見ていきましょう。

• ・新聞折り込みチラシ
  新聞の間に挟むチラシです。購読者は新聞自体に対する信頼性が強い傾向にあるため、ユーザーから信頼を得られる可能性が高いと言われています。特にシニア層への宣伝には効果的です。
• ・折り込みチラシ
  パンフレットやフリーペーパーなどの間に挟むチラシで、地域を絞って配布できるため、ターゲットをピンポイントで狙えると言う利点があります。
• ・ポスティングチラシ
  戸建てやアパート、マンションなどのポストに直接投函されるチラシです。エリアが決められるため、ターゲットにピンポイントでアプローチできる可能性が高いとされています。ただし、近年では「ポスティングチラシNG」となっている住居も多いため、エリア選定には注意が必要です。
• ・電子チラシ
  オンライン用に作られたチラシで幅広い層に見てもらえるメリットがあります。印刷コストが減らせるのもポイントです。

このように、チラシの種類によって特徴が異なります。近年では電子チラシを採用している企業も増えてきましたが、スマホでも見やすいように考えて設計することがポイント。
幅広い層に見てもらいたい場合は折り込みチラシもしくは電子チラシがおすすめです。具体的なターゲットが決まっているなら、折り込みチラシや同封同梱チラシが向いているでしょう。

チラシのサイズ

チラシの代表的なサイズは、A4、B4、A3の3種類です。

• 
  ・A4（210×297mm）
  一般的なチラシに用いられるサイズ
• ・B4（257×364mm）
  新聞折り込みチラシでよく利用されているサイズ
• ・A3（297×420mm）
   A4サイズを横に2枚並べた大きなサイズ。
• ・A5サイズ（148×210mm）・B6サイズ（128×182mm）

A4サイズは多くのチラシで取り入れられているサイズですが、多くの情報を載せたい場合はA3サイズが向いています。サイズによっても特徴が異なるため、どの手法のチラシを使うかによってサイズを決めていきましょう。

チラシ・フライヤー・ビラの違い

チラシと似た概念に、「フライヤー」「ビラ」があります。それぞれどのように区別ができるのか、下記で解説していきます。

• ・チラシ
  「散らす」が語源で、大量に印刷し「撒き散らすもの」という意味で昔から使われています。新聞やパンフレットなどの折り込み広告として利用されていることが多いです。
• ・フライヤー
  もともとは、飛行機から撒かれる広告手法が存在したことから「flyer」に由来しています。(現在は安全面の問題により禁止されています)
  チラシとの違いは、フライヤーの方がコンパクトサイズであることです。イベントやセール、キャンペーン、新商品の発売などの告知に使用されることが多いです。
• ・ビラ
  チラシとビラに関しての明確な違いはありません。一般的に掲示板などに張り出す印刷物が「ビラ」と呼ばれます。

フライヤーもビラも、チラシとの明確な違いはありません。しかし、用途や使用する用紙の種類などによって使い分けられることがあります。

■チラシ・フライヤーで期待できるマーケティング効果

チラシやフライヤーを利用することで期待できるマーケティング効果があります。ここからは具体的にどのような効果が得られるのか見ていきましょう。

新規顧客の獲得

サービスや商品を広めるためには、まず新規顧客の獲得が必要です。
そこでチラシやフライヤーで商品やサービスの魅力をわかりやすく伝えることで、ユーザーの興味を引くことができ、顧客獲得に繋がります。ターゲット像が具体的に決まっている場合は、チラシやフライヤーを配布するエリアが限られるので、ピンポイントでアプローチすることが可能です。

リピーターの獲得

チラシやフライヤーはリピーターの獲得にも効果が期待できます。例えば、リピーター限定のお得な情報や割引をチラシに掲載することで、ユーザーが興味を持ちやすくなります。
効果的なチラシができれば「割引が使えるならもう一度利用してみようかな」「キャンペーンをやっている今のうちに買ってみようかな」など、ユーザーの購買意欲を引き出すこともできます。

認知度を広げられる

新聞折り込みチラシやウェブチラシなどを、幅広いエリアに配布することで商品やサービス、企業の認知度を広げられます。認知度が広まれば、将来の顧客につながるかもしれません。
知らない企業から商品を購入するよりも、どこかで見たことのある企業から購入する方が安心できますよね。認知度の高さはユーザーからの信頼・安心感にもつながるため、購入率や契約率アップなどが期待できます。

何度も見てもらえるため記憶に残りやすい

チラシやフライヤーは保存性が高いので、何度も見てもらえます。紙は実体があるので、記憶に残りやすい傾向があります。
もし一度はそのまま捨てられてしまったとしても、定期的にチラシが届けば自然と記憶に残るようになるでしょう。

コストを抑えられる

チラシやフライヤーは比較的低コストで大量の印刷ができるのが魅力的です。デザインを作成したら後は大量印刷するだけで配布準備ができてしまうため、大企業だけではなく個人企業でも活用できる宣伝活動です。
認知度を上げるため、商品やサービスのアピールをするためなど、チラシを作成する目的は様々でしょう。チラシは何度作成しても、費用面で負担が少ないため、宣伝活動を続けやすいという利点があります。

効果の測定がしやすい

WEB広告などと比べると精度は劣ってしまいますが、チラシも効果の測定がしやすいです。反応数や配布数を整理して計算すれば、どのような効果が出たのか判断しやすくなります。
分析した反応結果から改善点が見つかるため、次のチラシデザインに活かせるでしょう。

■チラシ作成依頼の7つのステップ

ここからはチラシ作成を業者に依頼する際の7つのステップをご紹介していきます。

ステップ1　打ち合わせ

チラシ作成を依頼する上で一番重要だと言っても過言ではないのが、「打ち合わせ」です。打ち合わせでは、「ターゲットは誰か」、「何を目的としてチラシを作るのか」などを相談していきましょう。
目的やターゲットが具体的に決まらないと、チラシデザインの方向性も定まりません。例えば、「サービスに対して落ち着いていてクールなイメージを持ってもらいたい」と考えたとしましょう。その目的があるにも関わらず、事前に明確化せず「とにかく目を引くために派手な配色にしよう」と考えてカラフルすぎるデザインにすると、適切な印象を持ってもらえず、来客にもつながらないといった本末転倒のパターンに陥ってしまうことも考えられます。
ターゲットや目的をしっかりすり合わせた上で、どの手法を使うか、サイズはどうするかなどを決めていきます。

ステップ2　見積りを出してもらう

次に見積もりを出してもらいます。見積もり金額に納得できたら契約に進みましょう。
見積もりは細かいところまでチェックすることが大切です。追加料金はかからないか、修正を依頼する際の費用はかかるかなど確認しておきましょう。
金額に納得できなかった場合は交渉するか、もしくは別の業者に依頼するのがおすすめです。

ステップ3　チラシの作成

契約が済んだら実際にチラシ作成に入っていきます。打ち合わせで提示した希望や条件に合わせて、チラシを作成してもらいましょう。

ステップ4　デザイン校正

デザインが完成したら、確認に入ります。この時に修正箇所があれば指摘して直してもらいましょう。
業者によって何回まで修正に対応してもらえるか、修正に費用はかかるかなどは異なるので、事前に確認しておいてください。

ステップ5　印刷・納品

出来上がったチラシを見て問題がなければ、印刷に移ります。

ステップ6　折り込み・ポスティングなど

ポスティングや折り込みチラシなど、種類に合わせて宣伝活動を行います。
ただし、場所によっては「ポスティングお断り」の住宅もあります。ポスティング場所を選ぶ場合は、ポスティングNGになっていないか確認してから行いましょう。

ステップ7　アフターフォロー

チラシ作成業者によっては、実際にチラシを配布した後の反響を分析し、改善点をアドバイスしてくれるといったアフターフォローが受けられる場合があります。

■魅力的なチラシを作成するポイント

チラシを作成しても、見た人の興味を引くことができなければ十分な効果は得られません。ここからは、魅力的なチラシを作成するポイントをご紹介します。

ペルソナ・ターゲットの設定

チラシ作成において欠かせないのが、ペルソナやターゲットの設定です。ペルソナやターゲットを細かく決めることで、どのようなチラシが効果的なのか判断しやすくなります。
例えば、高齢の方をターゲットにするなら文字の大きさに注意して読みやすさや見やすさを重視したり、若い年代をターゲットにするならトレンドデザインを取り入れたチラシにしたりといった具合に相手の興味を引きやすいデザインを考えやすくなります。

デザインはターゲットや商材に合わせる

ターゲットや商材によってデザインを使い分けましょう。若い世代がターゲットの場合、華やかな印象のチラシの方が興味を引きやすいかもしれませんが、色を使いすぎるとごちゃごちゃして見にくくなってしまいます。見にくいデザインだと商品やサービスの情報がうまく伝わらないため、よく読まれず捨てられてしまうこともあります。そのため読みやすさや見やすさは重要な要素だといえます。
メインの色は多くても3種類までに留めるのがポイント。メインに伝えたい情報は白地に赤色で記したり、読みやすさを与えたいなら白地に黒文字でコントラストをはっきりさせたりするなどの工夫ができます。

メインコピーの文章は短く分かりやすく

メインコピーは見た人の興味関心を引けるかどうかのカギを握っている重要な部分です。伝えたい情報を、いかに魅力的に簡潔に伝えられるのかがポイント。
例えば「運動が苦手なあなたへ！〇〇は〜〜」「料理を作るのが面倒…だけど栄養は取りたい、そんなあなたに！〇〇が〜〜」といったようにターゲットの悩みに共感しながら、それを解決できる方法を端的に文字にするのがポイント。
ただし、度を越す誇張表現は景品表示法違反になる可能性もあるため、ルールを事前に確認しておきましょう。

レイアウトはシンプルに

レイアウトはシンプルさを意識しましょう。あまりに多くの画像を載せたり、画像の上に多くの文字を配置したり複雑にしすぎると見にくくなってしまうことがあります。
伝えたいことも伝わらなくなってしまうので、シンプルながらも所々に色合いや画像を載せたデザインがベターです。

5W1Hを意識する

5W1Hとは、When（いつ）、Where（どこで）、Who（誰が）、What（何を）、Why（なぜ）、How（どのように）のことです。
5W1Hを意識しながらターゲットや目的を決めることで、チラシの方向性が定まります。例えば、駅前にスポーツジムを作るとしましょう。
When（いつ）… 10月初旬
Where（どこで）…駅から徒歩3分の所
Who（誰が）… 20代から50代の健康や美容を意識している人
What（何を）…スポーツジムがオープンすることのお知らせ
Why（なぜ）…幅広い人に来てもらうための集客
How（どのように）…「今なら入会金無料」の広告を新聞折り込みチラシとして配布する

このように当てはめると、ターゲットや目的を整理しやすくなるため、今後のデータ分析にも役立ちます。

トレンドのデザインを取り入れる

チラシのデザインにもトレンドがあります。新しく流行のデザインを積極的に取り入れることで、相手の興味も引きやすくなります。

■ランサーズでチラシ作成を依頼するメリット

チラシ作成を外注するなら、ランサーズがおすすめです。ここではなぜランサーズでの依頼がおすすめなのかご紹介していきます。

情報の過不足がないチラシを作れる

ランサーズには丁寧なヒアリングを行ってくれるデザイナーが多くいます。チラシ作成を依頼する際の7つのステップでご紹介したように、納得できるチラシを作るためには打ち合わせが欠かせません。
ランサーズに登録しているデザイナーは、初めに希望や条件などを詳しく聞いた上で制作に移るため、イメージの相違が起きにくいでしょう。

チラシ作成に特化したプロが登録

ランサーズには多くのデザイナーが登録しており、その中にはチラシ作成に特化したプロもいます。これまでの実績や経験をもとに、目的やターゲットに合わせたチラシを作るための提案もしてくれるでしょう。
プロの意見が反映されたデザインにできるため、クオリティーの高いチラシが完成するでしょう。

相談や見積もりが無料でできる

ランサーズには数多くのデザイナーがいるからこそ、候補者を絞り切れないこともあるでしょう。
そのような時は、ぜひ相談や見積もりを活用してみてください。ランサーズでは相談や見積もりに費用はかかりません。実際に相談することでその人の人柄や仕事を一緒に進める上での相性などが判断しやすくなります。

マーケティングに強いデザイナーがいる

ランサーズにはマーケティングの知識を持ったデザイナーもいます。マーケティング知識を活用してチラシを作成してくれるため、集客や購買率アップを狙いたい方にもおすすめです。

■一般的な制作会社へ「チラシ制作」を依頼した際の料金相場

チラシデザインの料金相場は、サイズや片面印刷・両面印刷で異なります。例えば、B5の片面の場合は約20,000円〜、A4の片面の場合は25,000円〜、B4の片面の場合は30,000円〜が相場となっています。但し印刷部数によっても料金は変わってきます。
またデザインや原稿制作、印刷、撮影など、どの工程を依頼するかによっても相場が異なるため注意が必要です。依頼の際には、どの工程を依頼したいのか、どの程度の料金がかかるのかあらかじめ確認しておきましょう。

※大凡の価格を表示しています。実際の料金は依頼内容や会社によって異なります。
※こちらで記載している金額はランサーズ上の依頼金額ではありません。
※当社調べの「一般的な制作会社や企業に依頼した際の目安の依頼料金」となります。

対応可能なチラシ種類の例

• ・販促チラシ
• ・クーポンチラシ
• ・キャンペーンチラシ
• ・クリスマスチラシ
• ・不動産チラシ
• ・コンサートチラシ
• ・美容室チラシ
• ・リフォームチラシ
• ・旅行チラシ
• ・btob事業用チラシ
• ・居酒屋チラシ
• ・整骨院 チラシ
• ・飲食店 チラシ
• ・病院チラシ
• ・クリニックチラシ