■キャラクターモデリングとは
キャラクターモデリングとは、3Dコンピューターグラフィックスの1つで、2次元のイラストや写真をもとに3次元のキャラクターを作成するプロセスのことです。
3次元キャラクターは、アバターを使用してYouTube配信をするVtuber(バーチャルユーチューバー)の活躍で話題になりました。Vtuber以外にも、リアルタイムのオンラインゲームやアニメーション制作にも使用され、様々な分野での活用が期待される技術です。また、キャラクターモデリングで3D化したデータから3Dプリンターを使用してフィギュアを作ることも可能です。
3Dキャラクターを使用するのはエンターテインメント業界だけではありません。
AR(仮想現実)を利用した販促活動やVR(仮想空間)での研修にも3Dキャラクターが使用されています。
今後、キャラクターモデリングの需要は増々高まっていくでしょう。
■キャラクターモデリングに必要なもの
キャラクターモデリングに必要な物は、下記の通りです。
- ・パソコン
- ・3Dモデル作成用ソフト
この後、キャラクターモデリングに必要なパソコンのスペック、3Dモデル作成ソフトにはどんなものがあるのか、価格や機能も含めてそれぞれ解説していきます。
必要なパソコンのスペック
キャラクターモデリングをするパソコンに必要なスペックの目安は、下記の通りです。
- ・CPU:Core i7以上(Core i9以上なら尚可)
- ・メモリ:32GB以上
- ・ストレージ:SSD500GB
- ・グラフィックボード:GPUメモリ8GB以上
パソコンの処理速度を左右するCPUは、特に重視しましょう。最低限、Core i7以上のスペックが無いと、複雑な3Dデータやソフトを同時に起動したときに快適に動作しなくなってしまいます。予算があればCore i9を選んでおくと良いでしょう。
また、メモリ、ストレージ、グラフィックボードも十分な性能が無いとパソコンに負荷がかかってしまうため、動作が遅くなったり、パソコンが故障したりする可能性があります。できれば、スペックに余裕のあるものを選びましょう。
3Dモデル作成用ソフト
代表的な3Dモデル作成用ソフトを紹介します。
無料ソフト
- ・Blender:図面の頂点をつないで面を作り、立体にするポリゴンモデリング手法
- ・Meshmixer:粘土で人形を作るように立体を作るスカルプトモデリング手法
- ・VRoid Studio:3Dキャラクターの作成に特化したソフト。ソフト内の人型の3Dモデルを利用でき、操作が簡単。
有料ソフト
- ・MAYA(28万6千円/年):プロ仕様のハイエンドソフト。ツールが豊富なうえ、スクリプトによる拡張も可能。
- ・ZBrush(11万千円):ゲーム・映像製作などにも使われているソフト。アニメーション化やペインティング機能が充実。
- ・Metasequoia(5千円):他のソフトでの制作物も編集できる
有料ソフトは機能面で充実しているため、本格的な映像を作ることができます。
■キャラクターモデリングに必要な知識とスキル
キャラクターモデリングに必要な知識とスキルは下記の通りです。
- ・デッサン力
- ・観察力
- ・表現力
- ・ツールを使いこなすスキル
デッサン力があれば、3Dキャラクターをリアルに見せることができます。美しい輪郭はもちろん、豊かな表情を作り上げることができるのも、デッサンが上手な人です。
観察力があると、3D化したキャラクターを動かすときに現実味を持たせることができます。キャラクターモデリングでは、歩く人や物を取る時の動作など、実際の人間や動物の動きのパターンをキャラクターに正確に投影するため、大切なスキルのひとつです。
キャラクターモデリングに必要な表現力は、平面から立体感を上手く出すコツをつかむことが大切です。粘土細工のように、表現力を生かして、リアリティのあるキャラクターを作り出す必要があります。
ツールを使いこなすスキルを身に付ける時間は、ツールの種類や向き不向きによって変わります。基本操作でさえ身に付けるまでに1週間から1ヶ月程度かかるので、じっくりスキルを身に付ける時間が必要なことを認識しておきましょう。
■キャラクターモデリングのやり方9STEP
キャラクターモデリングのやり方は、下記の通りです。
- 1. キャラクターとビジョンを決める
- 2. 使用するソフトを決める
- 3. モデリングする
- 4. UV展開
- 5. テクスチャを描く
- 6. リギング
- 7. シェイプキー作り
- 8. 物理演算
- 9. 動作確認
動く人間のキャラクターを作るのは難しいため、最初は物体、次に単純なパーツの組み合わせで作れるロボット、そして人型の3Dキャラクターと徐々に難易度を上げていくケースが一般的です。
では、手順に沿ってキャラクターモデリングのやり方について詳しく解説します。
STEP1:キャラクターとビジョンを決める
キャラクターを作る目的、コンセプトを定めて、どんなキャラクターにするか、どんな働きをさせるかなど、ビジョンを決めておきます。キャラクターの画風もアニメや漫画調か、リアル調かなどを決めておきましょう。
そして、ビジョンを実現するためのキャラクターのデザイン(下絵)を作ります。
下絵は正面、側面、後ろ姿の3つのデザイン、いわゆる三面図を準備しておきます。
自分でキャラクターデザインや下絵を作ることが難しい場合は、この部分だけを依頼することもできます。
STEP2:使用するソフトを決める
用途に合わせて、使用するソフトを決めてください。
3Dモデル作成用ソフトは、用途に合わせて作られた特化型と、様々な用途に使用できる統一型の2種類に分けられます。
まず、特化型の人気ソフトを用途別に紹介します。
VTuber用:LIVE2D、カスタムキャスト、FaceRig、Animazeなど
VR用のアバター制作:VRoid Studio
3Dマンガ・アニメーション制作:Metasequoia
これらのソフトは用途に特化した機能のみに限定しているため、使用方法が分かりやすいというメリットがあります。ソフトによっては、モデリングやUV展開などの作業が不要です。しかし、他の用途にも使いたくなった場合に不便さを感じるかもしれません。
一方、統一型のソフトでは、無料版ではBlender、有料版のプロ仕様では、ハイエンドモデルのMAYAが人気を集めています。
今後、用途を広げる可能性があるかを判断してソフトを選びましょう。
STEP3:モデリングする
モデリングとは、2次元の下絵を3Dに書き起こす作業です。
例えるならプラモデルのパーツを組み立てる作業のようなもので、形状だけを作り、色付けなどは後で行います。
モデリングは、まず全身の大まかな形を作り、顔、体、手、髪などパーツごとに細かく仕上げていくと良いでしょう。
顔ならまず輪郭を整え、目・鼻・口などのパーツの位置を決めて色々な角度から違和感がないかを確認します。
最初は大雑把に形を作り、徐々に滑らかになるよう自然な形に整えていきます。背骨や肩、腕、脚、指の関節など、どの部位も人体の骨格を意識しながら作りましょう。
洋服や鞄、アクセサリーなどの服飾部分は全身を作った後に、作成していきます。
STEP4:UV展開
UV展開とは、モデリングした3Dキャラクターを2次元に落とし込む作業です。
次の工程・テクスチャの貼り付けの際に3Dキャラクターに貼り付けられるよう、平面であるテクスチャを切り抜く型紙を作るイメージです。
まず、UV展開をする際には、モデリングしたキャラクターデザインと同じサイズ・形のメッシュをカットし、平面に落とし込みます。
UV展開の難しい点は、その後の工程で不都合がないよう、細かな調整が必要なところです。例えば、カットの作業では、脚なら内側など目立たない部分に切れ目を入れます。また、キャラクターに色付けをする際に塗り忘れが無いよう、瞼の部分や曲がった装着物などのメッシュの形を整えなくてはなりません。
ただ単に平面化するのではなく、完成した3Dキャラクターを想定しながら、立体に反映する際に違和感がないようにしていきます。
UV展開は作業工程全体の中でも難易度が高い部分です。
STEP5:テクスチャを描く
展開したUVを使ってテクスチャを作成し、キャラクターに色付けしていきます。この作業では、キャラクターが2Dから3Dへ生まれ変わったことを実感できますよ。
テクスチャに色を入れると、モデリングされたキャラクターのUVに対応する部位が色付けされます。濃淡をつける、模様を入れるなど、必要に応じてブラシやバケツ機能なども使ってテクスチャに描きこんでいきましょう。
また、ソフトによってはノードという機能があり、縞模様やまだら模様などを直接3D画像に描きこむことができます。
全体に色を入れ終わったら、顔に細かい影をつけたり、瞳に光を入れたり、メイクをしたり、ぼかしを入れるなどの加工をすれば完成です。
STEP6:リギング
モデリングしたキャラクターを動かす仕組みであるリグを作成する作業をリギングと言います。
具体的には、キャラクターに骨(ボーン・スケルトン)を埋め込み、骨とキャラクターを連携させてリグを生成し、キャラクターに動きを付けるための仕組みをつくります。
この作業には、実際の人間の動きと比較して違和感がないかを確かめる観察力が必要です。
また、リギングに関連した作業として、スキニングがあります。
スキニングとは、リギングを行う際に骨の動きに応じて身体が滑らかに動いているようにみえるよう加工する作業で、リギング作業のうちの一工程と考えれば良いでしょう。
スキニングを適切に行い、リギング工程を完了させることで、3Dキャラクターの動きが生き生きと見えるようになります。
STEP7:シェイプキー作り
シェイプキーを作成して、キャラクターに細かい動きをつけていきます。
シェイプキーはBlenderでの呼び名で、他のソフトではモーフターゲットやブレンドシェイプなど、名称が変わります。
具体的には、口元や目元、眉毛などパーツの動きを決め、表情や細かい動きのパターンを作成します。1つの動作に対して1個のシェイプキーを作成する必要があり、笑顔、泣き顔、困り顔などそれぞれの動きに対してシェイプキーを作ります。
ちなみに、シェイプキーでは、動作をさせることまでしかできません。セリフに合わせて口を動かしたり、シーンに応じて表情を変える時には、アニメーションに連動させてシェイプキーを設定します。
また、シェイプキーはキャラクターに連携させるので、キャラクターごとに設定する必要があります。複数のキャラクターに同じ動作を使用したい場合は、ボーンを使ったアニメーションを使用することも検討しましょう。
STEP8:物理演算
物理演算とは、物理法則に沿った動きをキャラクターがするように処理をすることです。
よりリアリティのある動作をキャラクターにさせるために必要な工程です。
例を挙げると、風で髪がなびく、歩いている時にスカートが揺れる、手に持ったものを離したら落ちるなどの動きです。これらの動作を質量・速度・摩擦・風などの物理法則に沿って見えるよう処理をします。
処理内容を簡単に説明すると、各パーツごとに質量、摩擦力、反発力などの数値を設定します。例えば、髪の質量は軽く、スカートの質量は重く設定しておくことで、そよ風が吹いたときは髪だけが揺れ、強い風が吹いたらスカートも揺れるなどの違いを出すことができます。
STEP9:動作確認
各工程ごとに確認作業は行いますが、全ての処理が終わったら再度動作確認をしましょう。
確認すべきポイントは、下記の通りです。
- ・テクスチャが描かれていない部分・重複してしまっている箇所はないか
- ・動かしたときにデッサンの崩れはないか
- ・関節の動きなど、キャラクターの動作に違和感がないか
- ・表情のモーションは適切に動いているか
- ・物理演算に基づいた動きをしているか
VRChatやVRM Live Viewer、VRMお人形遊びなど、無料のソーシャルVRアプリやソフトウェアでも動作確認をすることができます。必要に応じて対応機器やVR機材を使用した動作確認もすると良いでしょう。
■キャラクターモデリングを依頼するメリット
キャラクターモデリングを依頼したときの作業内容は下記の通りです。
- ・イラストから三面図への描き起こし
- ・ソフトウェアによるキャラクターモデリング
- ・陰影やツヤ感なども含めたキャラクターへの色付け
- ・骨格を意識した違和感のない動作の設定
- ・表情や細かな動作の設定
- ・物理法則に基づいた動作処理
- ・動作確認
- ・指定したファイル形式での納品
これら全てをキャラクターモデリング代行サービスに任せられるため、メリットは大きいです。
では、キャラクターモデリングの代行サービスを依頼するメリットをチェックしていきましょう。
仕上がりのクオリティが高い
キャラクターモデリングの代行サービスを依頼すれば、クオリティの高いキャラクターを納品してもらうことができます。
キャラクターモデリングでは、丸みのある部分は滑らかな曲線で立体を描けるか、色付けや動作に現実味はあるかなど、細やかな作業をしなくてはなりません。これらをプロの手に任せることで、リアリティのある3Dキャラクターを納品してもらえます。
また、プロの経験に基づいたアドバイスや提案を受けられることもメリットの一つです。
コストと時間を削減できる
費用対効果を考えると、キャラクターモデリングの代行サービスに依頼した方が良いケースは少なくありません。
初心者が自分でキャラクターモデリングを行う際には、パソコンやソフトウェア、場合によっては動作確認用のVR機材なども購入しなくてはなりません。最低限必要なパソコンには2~30万円、ソフトウェアには場合によっては10万円以上の費用が掛かります。
また、自作する場合には、制作時間以外にも、デッサン力やソフトウェアの操作スキルなどの学習時間もかかります。デッサン力は初心者が習得するには2年かかると言われており、ソフトウェアの操作スキルを身に付けるには基本操作だけでも1ヶ月ほど時間を要する場合もあります。
これらを総合して考えると、代行サービスに依頼することも選択肢に入れておくと良いでしょう。
■キャラクターモデリングの依頼先を選定する際のポイント
キャラクターモデリングの依頼先を選定するポイントは、下記の通りです。
- ・目的に合ったパッケージを選ぶ
- ・商標利用はOKか確認
- ・要望や修正に丁寧に対応してくれるか
- ・価格は適正か
自分の希望を叶えるキャラクターデザインをしてもらうために、依頼先選びはとても重要です。
キャラクターモデリングの代行サービスを依頼する場合に、押さえておきたいポイントを解説していきます。
目的に合ったパッケージを選ぶ
パッケージごとの得意ジャンルを見極め、目的に合ったパッケージを選びましょう。
Vtuberとして使用する場合は、Vtuber用キャラクターモデリングに特化したパッケージを選びましょう。ゲームやアニメーション制作など、目的別のパッケージが多く出品されているので、自分の目的に合わせてパッケージを選んでください。パッケージ画像やポートフォーリオなども参考にすると良いでしょう。
また、納品形式も必ずチェックしておきましょう。動かない3Dオブジェクトの出力ならOBJ、動く3Dアバターやアニメーションで使用するならFBXやVRM、BLEND、3Dプリンタへ出力するならSTLなどがあります。
必ず、自分の欲しいファイル形式で納品してもらえるかを確認してください。
商用利用OKか確認
キャラクターを商用利用する予定がある場合は、依頼先に確認が必要です。具体的には、デザインしてもらった3Dキャラクターの著作権を譲渡してもらえるかを確かめておきましょう。
例えば、販売予定の3Dゲームソフトやアプリに使用するキャラクターモデリングを依頼した場合、著作権が依頼先に帰属していると、著作権侵害であるとしてトラブルになる可能性があります。トラブルの内容としては、使用料の請求や損害賠償請求などが挙げられます。
商用利用したい場合には、著作権が発注者に帰属する契約が必要なので、著作権の譲渡は可能か、その際に基本料金以外に別途費用がかかるのかも確認しておきましょう。
要望や修正に丁寧に対応してくれるか
要望や修正への対応もチェックが必要です。
まず、打ち合わせの方法やタイミング・頻度、納品前の工程内でのチェックの可否などパッケージの内容を確認しましょう。納品前の工程内でチェックが可能な場合は、修正して欲しい場合に無償なのか、別途料金がかかるのかも確認しておきましょう。
また、打ち合わせ時にこちらの要望を伝えた際、それをイメージ通りに実現できそうか、できない場合は代案を出してくれるかなどの提案力も見極めましょう。
そして、納品後にバグが発生した場合のサポート体制の確認も必要です。修正自体に対応可能かや、修正対応が無償か有償か、修正対応可能な納品日からの期間なども確認しておきましょう。
価格は適正か
キャラクターモデリングの依頼にはそれなりの費用がかかるので、相見積もりを取り、価格が適正かを見極めると良いでしょう。
相見積もりを取る際には基本プランに含まれる内容とオプション内容・料金を確認し、依頼したいこと全てにかかる金額がいくらになるかを比較してください。
また、基本プランでの打ち合わせ回数や修正回数に制限があるか、別料金で修正依頼する場合の料金も確認しておきましょう。
これらの点を総合的に判断して、適切な依頼先を選んでください。
■ランサーズでキャラクターモデリングを依頼する方法
ランサーズでキャラクターモデリングの依頼をする方法は下記の通りです。
- ・出品パッケージを探す
- ・無料見積もり相談をする
- ・発注
- ・確認・納品
ランサーズでは、WEB上のやり取りだけで依頼先探しや無料見積もり相談、依頼、納品まで行うことができます。
出品パッケージを探す
まず、ランサーズのサイトにアクセスし、出品パッケージを探します。
「カテゴリから探す」機能や検索機能を使用して、キャラクターモデリングのパッケージを見ていきましょう。
こだわり検索では、アニメや漫画、リアル、ローポリ、抽象等のスタイルごとに検索が可能な他、納品物のファイル形式を指定して絞り込むことができます。
過去に制作したキャラクターをトップ画像やポートフォリオに掲載しているところが多いので、モデラーが得意とするジャンルやデザインのテイストを確認してください。
無料見積もり相談
気になるパッケージの中でプランを絞り込んだら、まず無料の見積もり相談をしてみてください。
事前に考えていたイメージを伝えて、納期などの条件やオプション料金が発生するかなどの疑問点があれば確認しておきましょう。
無料見積の段階で、出品者のヒアリングスキルの高さや自分の希望条件に柔軟に対応してもらえるか、提案力があるかなどもチェックすることができます。
他にも気になるパッケージがある場合は、比較検討するために無料見積もり相談だけでもしておきましょう。
発注
依頼先を決定したら、発注をしましょう。
金額や条件、納期を記載した見積もり内容が希望通りであれば、発注してください。
発注方法は、「注文・仮払いに進む」ボタンを押し、見積り内容を確認後、仮払いを行います。
仮払い金の支払い方法を選択し、必要事項を入力した後にページ下部の「注文・仮払いを確定する」を押すと発注が完了します。
2次元イラストを渡すことが業務開始の条件になっている依頼先の場合も、イラストの送付が済んでいても仮払いを行わないと依頼先は業務を開始できないため、忘れずに仮払いを行いましょう。
確認・納品
発注後、必要があればランサーズ上でやり取りを行い、依頼先にキャラクターモデリング(場合によっては下絵の作成から)を行ってもらいます。
制作物が完成し、納品されたら依頼内容と合致しているか確認します。
依頼先から納品が行われると「納品・完了報告」の通知が来るので、検収を行うと依頼が完了します。
■一般的な制作会社へ「キャラクターモデリング」を依頼した際の料金相場
キャラクターモデリング(3Dモデリング)を外部に依頼する場合、可動モデリングとするかどうかやモデルのクオリティによって費用が異なってきます。
例えば、ある制作会社では動かない3Dモデリングの作成のみで約80,000円、可動3Dモデリングを依頼した場合には約150,000円という料金設定になっていて、可動モデリングになると料金が2倍近くになっていることがわかります。
また、同じモデリングでも対象をキャラクター全身とするか半身とするか、また顔のみのモデリングとするかによって工数が変わるため、範囲が大きいほど料金が高くなります。
そのため、全身でなく体の一部のみのモデリングにすることで費用を抑えることも可能です。
内容 | 相場例 |
---|---|
キャラクターデザインのみ | 約50,000円〜 |
三面図の作成 | 約40,000円〜 |
3Dモデリング | 約50,000円〜 |
企業 | 内容 | 相場例 |
---|---|---|
企業A | 3Dモデルのみ | 約80,000円 |
可動3Dモデル | 約150,000円 | |
キャラクターデザイン+可動3Dモデル | 約200,000円 | |
企業B | キャラクターデザイン | 約50,000円〜 |
三面図 | 約40,000円〜 | |
キャラクターデザイン+3Dモデリング | 約100,000円〜 |
企業 | 内容 | 動作 | 相場例 |
---|---|---|---|
企業C | イラスト制作+3Dモデリング | 最低限の動作 | 約120,000円〜 |
一般的な一連の動作 | 約160,000円〜 | ||
動作のカスタマイズ | 約200,000円〜 |
※大凡の価格を表示しています。実際の料金は依頼内容や会社によって異なります。
※こちらで記載している金額はランサーズ上の依頼金額ではありません。
※当社調べの「一般的な制作会社や企業に依頼した際の目安の依頼料金」となります。