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SEO内部対策とは?3つの重要内部施策でページスコアを上昇させる

サイト内のすべての構造や設定、コンテンツを対象とするSEOの内部対策には、多種多様な施策があります。自社に合ったSEO内部対策の実施方法について、頭を悩ませる担当者は少なくありません。

本記事では、自社サイトのSEO内部対策の立案・改善を行う際に留意すべき、内部対策の重要施策や実施方法、おすすめのSEOチェックツールなどについて解説します。ここで取り上げた情報を参考にして、自社サイトの状況に適したSEO内部対策を行なってください。

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SEOの内部対策とは

SEO内部対策アイディア

SEOの内部対策と外部対策の違い

SEOの内部対策とは、サイト内にあるコンテンツを対象に行う施策のことです。

SEO内部対策には、主に以下の3つの施策があります。

  1. 検索エンジンのクローラー(自動巡回プログラム)の巡回促進
  2. サイト内の情報を正しく評価・登録させるインデックスの最適化
  3. サイトのユーザビリティ(使いやすさ・見やすさ)の向上

一方のSEO外部対策とは、外部サイトからの被リンクを受けることによって、検索エンジンからの評価を向上させる施策を指します。

SEOの内部対策とコンテンツSEOの違い

コンテンツSEOとは、ユーザーの検索意図に合った上質なコンテンツを継続して作成・発信することで、自然検索からのアクセス数増加を目指すSEO対策です。キーワード選定や競合分析などの施策も、コンテンツSEOに含まれます。

コンテンツの質と量に特化したコンテンツSEOは、あらゆるサイト内コンテンツを対象とするSEO内部対策のひとつに分類されることもあります。

SEO内部対策1:クローラーの巡回を促進する

SEO検索エンジン
クローラーの巡回促進のための施策は、主に以下の9項目があります。

  1. XMLサイトマップの作成・送信
  2. ディレクトリ構造を簡潔にする
  3. パンくずリストの設置
  4. URLの正規化
  5. 内部リンクの最適化
  6. クロールが不要なページをブロックする
  7. ページネーションタグの設置
  8. 構造化データのマークアップ
  9. ページの更新頻度を高める

各項目について解説します。

1. XMLサイトマップの作成・送信

XMLサイトマップは、検索エンジンにサイト内のページリストを伝えるファイルです。

XMLサイトマップには、サイト内のページすべてを記載する必要はありません。クロールの必要がないページを省くことで、優先的にクロールさせたいページを検索エンジンに伝えることができます。

作成したサイトマップは、Googleが提供している無料ツール・サーチコンソールを使ってGoogleに送信・登録できます。

2. ディレクトリ構造を簡潔にする

ディレクトリ構造とは、Webサイト内の階層構造を指します。トップページのような一番上の階層をルートディレクトリ、その下に位置する階層をサブディレクトリと呼びます。

サイト内のクロールを促進するには、階層を増やし過ぎずにシンプルな構造にする必要があります。階層が多過ぎると、以下のようなデメリットが生じるおそれもあります。

  • 検索エンジンに重要なページだと認識されない
  • クローラーがページを見つけるまでに時間を要する
  • 場合によっては巡回を回避される

簡潔なディレクトリ構造は、クローラー対策だけでなくユーザーが求めている情報にアクセスしやすくなる、という効果もあります。

3. パンくずリストの設置

パンくずリストとは、サイト内のディレクトリ階層をわかりやすく示すリンクのことです。

パンくずリストを設置することで、クローラーにサイトの構造を明確に伝えることができ、サイト内の巡回を促すことができます。

パンくずリストを設置する際には、サイトのディレクトリ構造がシンプルで明確であることを確認しましょう。複雑な点やわかりにくい点があれば改善する必要もあります。

4. URLの正規化

正規 URLとは、サイト上で内容が重複している複数ページを代表するページの URL のことです。重複ページはまったく同一のページだけを指すのではありません。商品やサービスなどのリストを表示するページで並び順やフィルタリングが異なっていても、重複ページとして認識されます。

同じページに複数のURLがある場合や異なるURLを持つページが類似している場合、クローラーはひとつのURLを正規版として選択し、他のページの巡回頻度を減らします。その結果、ページに対する評価が分散されて検索順位が上がりにくい状態になってしまいます。

重複・類似ページが存在するデメリットを防ぐには、サイト側でURLの正規化を行う必要があります。URL正規化の主な方法には、以下の2つがあります。

  • 301リダイレクトで正規URLをクローラーに伝える
  • canonicalタグを使って重複ページを整理する

301リダイレクトの使用について、Googleは重複ページを削除するケースだけに限定することを推奨しています。

canonicalタグは、すべての重複ページのコードに正規ページを示す <link> タグを追加するURLの正規化方法です。重複ページの数が多くても、すべての重複ページを適切にマッピングできます。

5. 内部リンクの最適化

内部リンクとは、Webサイト内の他のページに遷移するリンクを指します。内部リンクを最適化することで、クローラーがサイト内を巡回しやすくなります。

主な内部リンクには、以下の3種類があります。

  • 本文中に挿入する関連ページやおすすめ記事のリンク
  • サイドナビゲーションやフッター部分のリンク
  • パンくずリスト

「関連性の高いコンテンツ・ページにリンクさせる」、「アンカーテキストを用いて分かりやすいリンク名にする」といったことが、内部リンク最適化において重要です。

6. クロールが不要なページをブロックする

robots.txtは、サイト内のページのクロールを許可するかどうかを伝えるファイルです。サイトのルートディレクトリにrobots.txtを配置すれば、クロールが不要なページやコンテンツをクローラーからブロックできます。

会員限定コンテンツやショッピングカートなどをブロックすることで、クローラーにサイト内の中心となるページを優先的に巡回させることができます。

7. ページネーションタグの設置

ページネーションタグとは、分量が多いコンテンツを分割表示する際に設置されるタグのことです。「ページ送り」や「ページ割り」とよばれることもあります。

ページネーションタグを設置すれば、クローラーは分割されたページをひとつのコンテンツとして認識・評価します。

ページネーションタグには算用数字のほか「<>」や「← →」などの記号が用いられます。

検索結果にページが分割されたコンテンツの最初のページが表示されるため、クローラー対策だけでなく、ユーザビリティ向上にも役立つ施策です。

8. 構造化データのマークアップ

構造化データとは、クローラーがページの内容を適切に認識できるように、サイト内のページに追加するコードです。構造化データをマークアップして詳細な情報を伝えることで、クローラーにページの内容を正確に認識させることができます。

構造化データをマークアップすると、ページの特徴をわかりやすく伝える「リッチリザルト」がGoogleの検索結果ページに表示されます。ユーザーの目を引くリッチリザルト表示は、アクセス数の向上が期待できる機能です。

9. ページの更新頻度を高める

ページの追加や更新をする頻度を高めることは、クローラーがサイト内を巡回する頻度を高める効果があります。

クローラーに最新情報を掲載しているサイトだと認識させ、頻繁に巡回してもらうために、ページの更新頻度の向上・維持に取り組むことをおすすめします。

SEO内部対策2:適切なインデックスの実現

SEOマーケティング
SEO対策に関して使用されるインデックスという用語は、クローラーが読み取ったWebページの情報を蓄積したデータベースを意味します。サイト上の情報が正しくインデックスされなければ、検索結果に反映されることはありません。

クローラーにサイトの情報を正しく読み取ってもらうには、HTMLタグでページ情報を記すインデックスの最適化が必要です。

適切なインデックスを実現する方法には、主に以下の5項目があります。

  1. ページ別にインデックスの有無を確認
  2. meta descriptionの設定
  3. 見出しタグの最適化
  4. altタグで画像内容を説明
  5. 適切なアウトバウンドリンクの設置

各項目について具体的に説明します。

1. ページ別にインデックスの有無を確認

クローラーがWebページに与えた評価をデータベースに登録するインデックスが、アップロードして間もないページに実施されていないケースもまれに見られます。

インデックスされないまま放置すると、そのページが検索結果に表示されない状態が続く可能性があります。

自社サイト内の各ページが正しくインデックスされていることを確認するには、Googleサーチコンソールのインデックスカバレッジ機能を使用します。この機能を使うことで、インデックスの状況確認やインデックスされていないページの申請を実施できます。

2. meta descriptionの設定

Webページのmeta descriptionは、 検索エンジンにページ内容の要約を伝えるタグです。meta descriptionタグにはページの内容を簡潔にまとめた短い文章を記します。meta descriptionタグはページタイトルと同様に、 HTMLドキュメントの <head> 内に配置されます。

サイト内のすべてのページに同一・類似のmeta descriptionタグを設定する方法は、SEO対策として有益ではありません。各ページの内容に即した説明を記すことが重要です。すべてのページに個別のmeta descriptionを設定するのが困難であれば、サイトのメインになるページのmeta descriptionを優先的に設定することをおすすめします。

meta descriptionは、文章形式だけでなく、投稿日やコンテンツ作成者の署名などの情報を記載することもできます。

3. 見出しタグの最適化

わかりやすい見出しを使用して重要なトピックを示すと、コンテンツの内容や構成が明確になり、適切なインデックスが実施されやすくなります。

見出しタグを最適化するポイントは、以下の通りです。

  • コンテンツの重要点をふまえて、見出しの内容と配置を決定する
  • 簡潔な文章で見出しを作成する
  • 見出しタグのサイズに一定のルールを設ける
  • 見出しタグの過度な使用は逆効果となりやすい
  • 長過ぎる見出しの使用は避ける

4. altタグで画像内容を説明

ページ上に画像を掲載しただけでは、画像の内容が適切にインデックスされない可能性があります。

サイトで使用する画像にaltタグを設定して、わかりやすいファイル名を付けたうえで、alt属性で画像の説明を記します。altタグを設定することで、画像内容をテキストでクローラーに伝えることができます。

画像をリンクとして使用する際には、画像に設定した altタグが、テキストリンクで設定したアンカーテキストと同じように認識されます。

画像に適切なファイル名とaltタグを設定することで、検索エンジンの画像検索ページに表示されやすくなります。

画像のファイル名とaltタグのテキストは、簡潔でわかりやすいものにすることが重要です。

5. 適切なアウトバウンドリンクの設置

アウトバウンドリンクとは、自社サイトから外部にあるサイトへ向けたリンクのことです。

アウトバウンドリンクの主な使用例には、サイト内の文章で専門用語を使用する際にその用語を解説した他のサイトのリンクを貼る、サイト上に記載した情報の出典や参考文献のサイトのリンクを貼るといったケースがあります。

アウトバウンドリンクを貼った外部サイトの信頼性は、自社サイトの評価に影響します。関連性の低いサイトや、品質に問題のあるサイトへのリンクを貼ってしまうと、自社サイトの評価を低下させる要因になります。

アウトバウンドリンクを設置する際には、リンク先のサイトとの関連性とそのサイトの信頼性に注意する必要があります。

SEO内部対策3:ユーザビリティ(使いやすさ・見やすさ)の向上

SEO内部対策
ユーザビリティとは、Webサイトにアクセスしたユーザーの目線で評価した、そのサイトの使いやすさや見やすさを指す用語です。

検索エンジンは、ユーザーが満足するページを上位に表示させることを重視しています。ユーザビリティの向上は、SEOの内部対策を実施する上でもっとも重要なテーマのひとつです。

ユーザビリティを向上させる主な施策には、以下の5つがあります。

  1. オリジナルエラーページの設置
  2. SSLの適用
  3. ページ表示速度の高速化
  4. モバイルファーストインデックスへの対応
  5. 適切な文字サイズ設定

それぞれの施策について具体的に説明します。

1. オリジナルエラーページの設置

エラーページとは、ユーザーがサイトにアクセスした際に「ページは見つかりませんでした」と表示されるページのことです。

エラーページにはいくつかの種類があります。代表的エラーページである404エラーが表示される主な原因には、以下の4つがあります。

  1. URLの中にスペルミスがある
  2. 表示しようとしたページがすでに消去されている
  3. 過去に使用していたページのURLから、新しいページのURLへのリダイレクトが設定されていない
  4. 表示しようとしたページにリンク切れが生じている

エラーページにアクセスしたユーザーに対して、デフォルト表示だけを見せてしまうと、すぐにサイトから離脱する可能性が高くなります。サイトからの離脱を最小限にするためには、オリジナルのエラー表示ページを作る必要があります。

ユーザビリティの高いオリジナルのエラーページを作成するポイントは、以下の3つです。

  1. ユーザーが404エラーだとすぐに認識できる説明文や画像を使用する
  2. サイト内の他ページとデザインを揃える
  3. TOPページや人気の高いページへのリンクを貼り、サイトからの離脱を防ぐ

以上の点に留意して、サイトにアクセスするユーザーに配慮したエラーページを作成してください。

2. SSLの適用

SSL(Secure Sockets Layer)とは、Webサイト上の通信内容を暗号化する技術を指します。SSLを適用したページのURLは、httpからhttpsに変更されます。

SSLを適用済みページのURLには、鍵マークが表示されます。

SSLを適用していないページには、名前や住所、生年月日などの個人情報の漏洩・改ざんのリスクがあり、アクセスした利用者にセキュリティ面の不安を感じさせるため、ユーザビリティを大きく低下させる要因になります。

SSLの適用にはサーバー上での手続きが必要となるため、セキュリティ対策のスキルを持つエンジニアへの委託をおすすめします。

3. ページ表示速度の高速化

表示速度が遅いWebページがサイト内に存在すると、ユーザビリティを低下させる原因になります。

サイト内の表示速度が遅いページの有無は、Googleサーチコンソールに備えられた「ウェブに関する主な指標」をクリックすることで確認できます。「不良」「改善が必要」の2つに該当するページが発見されたら、早急に対応する必要があります。

ページの表示速度が遅くなる主な原因は、ページに掲載した画像点数の多さと容量の大きさです。ページに設置した画像のデータ容量や点数を増やす際には、そのページのデータ容量が表示速度に影響しないように調整することが重要です。

4. モバイルファーストインデックスへの対応

モバイルファーストインデックスとは、Googleが実施するWebサイトのクロールやインデックス登録、検索順位決定を、PCサイトではなくスマートフォンサイトを基準にする方針のことです。

Googleは以前からモバイルファーストインデックスへの移行をアナウンスしており、2018年3月以降、準備が整ったサイトから順次、移行が進められてきました。

2021年3月末に全サイトがモバイルファーストインデックスに移行されたことによって、モバイルフレンドリーなサイト作りは、ユーザビリティを向上させるための必須条件となっています。

モバイルファーストインデックスへ対応するには、自社サイトにアクセスするユーザーの行動を、以下の項目を中心に検証する必要があります。

  • ユーザーが利用する端末の種類別比率
  • 端末の種類によるユーザビリティの違い
  • サイトを繰り返し利用するユーザーの目的

こうした項目について具体的な検証を行った上で、自社サイトに最適な対応方法を決定します。

Googleが推奨する対応方法は、画面サイズに合わせて調整される同一コードがすべてのデバイスに配信される、レスポンシブ ウェブデザインです。

自社サイトがモバイルフレンドリーになっていることを確認するには、Googleサーチコンソールのモバイルフレンドリーテストツールの利用をおすすめします。

5. 適切な文字サイズ設定

Webページで用いる文字をユーザーが読みやすいサイズに設定することも、ユーザビリティ向上のための重要な項目です。ページのデザイン性を重視し過ぎた結果、文字サイズが小さくなってしまうと、ユーザーの評価は低下してしまいます。

適切な文字サイズはサイトの種類やページに掲載する情報によって異なりますが、一般的に16ピクセルが推奨されています。

適切な文字サイズを設定していないサイトは、スマートフォンで閲覧した際に文字が小さくて読みづらくなることがあります。ユーザーが使用する端末の種類にかかわらず、快適に閲覧できる文字サイズを設定しましょう。

SEO内部対策に役立つチェックツール6選

SEO内部対策
SEO内部対策を効率的に実施でき、SEO担当者の負担軽減にも役立つ、6つのSEOチェックツールの概要を以下に紹介します。

  1. サイトの課題抽出を自動で行う「DeepCrawl」
  2. 豊富な内部対策チェック機能を持つ「パスカル」
  3. HTML構文のエラーをチェックできる「Another HTML」
  4. サイト内のリンク切れをワンクリックでチェックできる「dead-link-checker.com」
  5. 2つのページの類似性をチェックできる「sujiko.jp」
  6. サイトのユーザビリティを評価できる「Lighthouse」

各ツールの機能や特徴を確認し、自社のニーズに適したツール選定を行ってください。

1. サイトの課題抽出を自動で行う「DeepCrawl」

DeepCrawlは、サイトをクロールしてSEOに影響する技術的な問題を自動的に検出するツールです。

設定した頻度でサイト内をクロールして、無効なリンクや不要な内部リダイレクトといった問題の発見や、クロールデータの確認を自動で行い、チーム内のタスク割り当て・進捗管理にも活用できます。

利用プラン名利用料金プラン概要
ベーシックプラン360,000円/年(税別)・小規模サイト向け
・対象ウェブサイト数:2
・月間クロールURL数:25,000
・Googleアナリティクスとの連携
・Googleサーチコンソールとの連携
・Majestic(被リンクチェッカー)との連携
・カスタム抽出
・タスクマネージャー
・モバイルサイトのクロール
・ステルスクロール
・IPのリージョン設定
・メールサポート
エンタープライズプラン応相談・大規模サイト向け
・対象ウェブサイト数:1,000
・月間クロールURL数:応相談
・Googleアナリティクスとの連携
・Googleサーチコンソールとの連携
・Majestic(被リンクチェッカー)との連携
・カスタム抽出
・タスクマネージャー
・モバイルサイトのクロール
・ステルスクロール
・IPのリージョン設定
・メールサポートの優先対応
・電話サポート
・専任カスタマーマネージャー

DeepCrawlの公式サイト

2. 豊富な内部対策チェック機能を持つ「パスカル」

パスカルは、競合サイトの分析を自動化するSEO・コンテンツマーケティング支援ツールです。SEOの業務効率向上を実現する機能が搭載されています。

検索上位50位までの競合サイトを1分程度でチェックして、コンテンツやタグなどのSEO内部対策に関する改善点を自動抽出します。

アクセス解析キーが不要で、Webサイトの仕様や種類を問わず分析可能です。検索順位に影響する内部要因の分析機能を豊富に備えた、SEOチェックツールです。

利用プラン名利用料金プラン概要
ライトプラン49,500円/月(税込)・簡易機能だけのスターター向けプラン
・検索上位 10位 まで分析可能
・設定メールアドレス:1個
・分析対象:コンテンツ、タグ
・ランキング登録キーワード数:100個まで(PC順位取得)
・月間の競合分析・SEO作業使用数:100回まで
・メールサポート
プロプラン66,000円/月(税込)・全機能を備えたメインプラン
・検索上位 30位 まで分析可能
・設定メールアドレス:2個
・分析対象:コンテンツ、タグ、インデックス、ドメイン、被リンク
・ランキング登録キーワード数:1,000個まで(エリア指定あり、PCとモバイルの順位取得)
・月間の競合分析・SEO作業使用数:600回まで
・レポート機能(HTML、PDF、CSV形式)
・電話、メール、Zoomサポート
・専任アドバイザーによるオンライン個別レッスン
アナリストプラン88,000円/月(税込)・広範囲の分析ができる上位プラン
・検索上位 50位 まで分析可能
・設定メールアドレス:3個
・分析対象:コンテンツ、タグ、インデックス、ドメイン、被リンク
・ランキング登録キーワード数:1,500個まで(エリア指定あり、PCとモバイルの順位取得)
・月間の競合分析・SEO作業使用数:900回まで
・レポート機能(HTML、PDF、CSV形式)
・電話、メール、Zoomサポート
・専任アドバイザーによるオンライン個別レッスン

パスカルの公式サイト

3. HTML構文のエラーをチェックできる「Another HTML」

Another HTMLは、簡単な操作でHTML構文の文法エラーを判定するHTMLチェッカーです。

チェックオプションは253項目に上り、ユーザーのニーズに応じて警告を発するエラーの種類を選択できます。

利用プラン名利用料金プラン概要
簡易プランなし・基本項目だけの簡易プラン
・HTML構文をチェックして100点満点で採点
・エラー判定の解説表示
通常プランなし・253項目のチェックオプションを加えたメインプラン
・HTML構文をチェックして100点満点で採点
・エラー判定の解説表示

Another HTMLの公式サイト

4. サイト内のリンク切れをワンクリックでチェックできる「dead-link-checker.com」

dead-link-checker.comは、ワンクリックでサイト内のリンク切れをチェックできる、代表的なリンクチェッカーです。

チェックするページのURLを入力してチェックボタンをクリックするだけで、調査件数とエラー数、リンク切れが生じているURLが表示されます。

利用プラン名利用料金プラン概要
通常プランなし・URLを入力するだけでページ内のリンクエラーをチェックできる
・リンクエラー詳細を表示

dead-link-checker.comの公式サイト

5. 2つのページの類似性をチェックできる「sujiko.jp」

sujiko.jpは、2つのページの類似性やサイト内・サイト外の類似ページを自動判定するチェックツールです。

チェックするページのURLを入力して判定ボタンをクリックするだけで、タイトル・本文・HTMLの類似度、重複・類似コンテンツの解消に用いられるcanonicalタグの有無を数値化して、激似・高・中・低の4レベルで判定結果を表示します。

利用プラン名利用料金プラン概要
通常プランなし・2つのページの類似性判定
・サイト内類似ページ判定:5回まで
・サイト外類似ページ判定:5回まで
・メールアドレス登録で類似ページ判定の利用回数が無制限になる

sujiko.jpの公式サイト

6. サイトのユーザビリティを評価できる「Lighthouse」

Lighthouse は、Google Chromeのプラグインとして提供されているWebサイトの自動品質評価ツールです。

サイトのSEO、パフォーマンス、アクセシビリティ、PWA(プログレッシブWebアプリ)などの項目評価を自動で実施します。分析実行後に項目別のスコアや重視すべき項目とその理由、改善方法などを記したレポートが表示されます。

利用プラン名利用料金プラン概要
通常プランなし・SEO評価
・パフォーマンス評価
・アクセシビリティ評価
・PWA評価
・レポート表示

Lighthouseの公式サイト

SEO内部対策を始める前にプロに相談してみよう

SEO内部対策
自社サイトのSEO内部対策について検討を行ううえで、社内での解決が難しい課題が生じた際には、SEO対策に関する専門知識やスキルを有した外部のプロに相談しましょう。

SEO内部対策の課題をプロに相談するメリット

SEO内部対策に関する課題を、SEO対策のプロに相談することによって期待できるメリットには、主に以下の5つがあります。

  1. サイトに適したSEO内部対策の立案を支援してもらえる
  2. 社内スタッフの負担軽減
  3. サイト運営の効率化
  4. SEO対策全般に関する提案・アドバイスを受けることができる
  5. 自社のニーズや条件に即したSEO対策の委託方法を相談できる

有効なSEO内部対策を実行するには、外部のプロに自社サイトの課題を早めに相談することをおすすめします。

ランサーズのフリーランスがSEO対策の疑問や不安を解消します

ランサーズには、SEO対策に精通したフリーランスが多数、登録しています。

ランサーズのフリーランスにSEO対策に関するコンサルティングやサポートを委託する際の費用は、業務内容や契約形態などによって大きく異なります。SEO対策に関するコンサルティングを委託する際の費用目安は、月額10~20万円程度となっています。

ランサーズのパッケージ検索ページで自社の条件や希望に適したパッケージを探して、SEO内部対策に関する自社の課題や疑問について、お気軽にご相談ください。

適切なSEO内部対策を検討し、サイト改善を実現させましょう

本記事では、SEOの内部対策について以下の重要点に沿って取り上げました。

  1. SEO内部対策とSEO外部対策・コンテンツSEOの相違点
  2. クローラーの巡回を促進するSEO内部対策
  3. 適切なインデックス登録のためのSEO内部対策
  4. ユーザビリティを向上させるSEO内部対策
  5. SEO内部対策に役立つチェックツール
  6. SEO内部対策の課題をプロに相談するメリット

SEO対策の中でも、内部対策として取り組むべき施策は多種多様で、具体的な取り組みを開始するまでに確認すべき注意点が数多くあります。

本記事を参考にしていただき、SEO内部対策についての検討を進め、自社サイトの運用改善を実現してください。SEO内部対策を実践する上で、外部のプロへの相談や業務委託をお考えの際は、ぜひランサーズをご利用ください。

デザイン・開発・動画編集・SNS運用など、経験豊富なプロにカンタン依頼