提案文 :
・タイトル
ショクザイ
・概要
『ヒトにどうやって食べてもらえるか?』をテーマに、人格を持たせた食材自身が、自分の栄養(能力)に合う仲間や調理法を選んでいく話。
・システム設定
人が食材を調理して食べるではなく、ショクザイが自分の栄養(能力)を活かしてヒトに食わせるというという逆転の発想から。
ショクザイは、食材と職材のダブル・ミーニング。
ショクザイたちの最終目標はヒトに食べられること。しかしそれで終わりではなく、ヒトの中で職材として栄養(能力)を活かしていく。
その最期の役目を終えたとしても、排泄や分解の工程を経て、今度は違うショクザイになったりして帰ってくる。終わりのない循環性を加味しても面白いかもしれない。
ショクザイたちを組み合わせて作るゲーム性と、レシピとしての実用性も兼ねたコンテンツとして使えるかもしれない。
・キャラクター設定
ショクザイ(主人公たち)
元の食材+目口手を描いたモノか、足や服を着せたキャラ。
肉・魚は群体としての動物的姿を描くのではなく。切り身や肉塊など、切り取られたモノを一個体として扱う。(生物としては死んでいるが、ヒトに食べられることで栄養として活きていこうとしている。)
調理する妖精
刃物や火を使って、ショクザイたちを調理する。
見た目は、刃物を火を扱う小人か、ショクザイと同じのどれか。
ヒト
ショクザイを食べるキャラ。
・コンセプト
ショクザイはヒトが食べられるモノ全てを指す。ゆえに、ショクザイたちに食べてはいけないモノは基本ない。
・作品の狙い
ショクザイの野菜と肉・魚を同列個体として扱うことで、どちらも生命を殺すことに違いはないと知って欲しい。
動物を食べることを可愛そうとして見るのではなく、それを活かしてあげて食べることが大切であると、学ばせる狙い。
以上が、私の考えた案となります。どうかご検討のほど、よろしくお願いします。
2022-01-10 12:23:08