老舗ラーメン店のロゴ作成の仕事

過去に募集された仕事の概要

応募の中で採用された制作物

実際の支払い金額

50,000 円

実際の受注者

lotuseater 本人確認

お世話になります。 修正案をご提案させていただきます。 書体を既存のものにして、バランスを整えました。 文字はひとまずトレースし、アタリとして使用しております。 縦に組んだものも作成してありますので、参考にしていただければと存じます。 それではご検討よろしくお願い申し上げます。

採用させていただいたロゴデザインも当然ですが、リクエストにも“驚きの”クイックレスポンスでご対応頂き満足してます。 また“ありがち”な作り手の作品に着地することなく、私どもの意図を柔軟に組み入れていたと考えております。

応募された制作物

募集詳細

依頼概要

■ 依頼の目的/概要

『中華そば専門店『珍遊』のロゴデータ作成』

本店を構える京都一乗寺はラーメンブームにより新進気鋭のラーメン店が大挙として出店し、京都ラーメンの聖地と呼ばれるほどに加熱した。ラーメンバブルが崩壊した今日、一乗寺は関西屈指の激戦区と化し、デフレの風にも煽られている。ついには安売りや新商品乱発など、生き残りを掛けて各店が “消費者が求めているであろう”と間違った方向に進みつつある。それぞれ高水準な個店の集積として人気を博して来た“一乗寺”の行く末を危惧し、最古参である『珍遊』がリノベーションを発起し、一乗寺のフラッグシップショップとしてトリガーの役割を担おうと考える。
また暖簾分けされた『珍遊三条店（京都）』『珍遊八尾店（大阪）』の牽引役として、『珍遊』をリブランディングする狙いもある。

[リノベーション]
・時期　２０１０．５～７月
・店舗ファザードの『適度な』改修工事
・メニュー構成・商品内容の『適度な』改定
※『適度』と言うのは、長年ご愛顧いただいたお客様（高齢な方も多い）にも安心してご来店頂く為、既存のレトロ感は残した美装工事と、商品はクオリティーの向上とトレンドに沿ったメニューフレーミングのみ行う事を指す。


■ 重視する点/検討基準

[NG基準]
・格闘家のように気負い、デフォルメされた昨今のラーメン屋風
・素材やこだわりに薀蓄が多く、なんだかありがたく頂かないといけないようなラーメン屋風

[Good基準]
・ラーメンに対しての真摯な取り組みや、愚直さが伺えるデザイン
・老舗としての安定感と、新たなムーブメントを期待させる躍動感

※最重要視するポイントは看板・暖簾に使用して、『一度入って見ようかな』と期待感を持たせる雰囲気です。

『珍遊』と聞くと『西遊記』を連想する方も多いかと思います。恐らく…２０数年前の少年ジャンプ世代ではないでしょうか。そうです『珍遊記』です。
もちろん、『珍』や『遊』の持つファニー感は有りですけど、あのノリとは違いますから（笑）。


■ 利用用途

・店舗改修時のサイン計画にも組み入れ、以降、広告宣伝、名刺等全ての用途に使います。
・京都以外のエリアに店舗アップして行く際にもグランドロゴとして利用します。


■ その他/注意点

以下、イメージが湧くよう参考です。既存のロゴは『食べログ』等の店舗外観に載っています。

・食べログ　http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260303/26000717/
・ぐるナビ　http://r.gnavi.co.jp/c480900/
・日本のラーメン界が爆発的な進歩を遂げる中華そばの黎明期に一乗寺の新店として、濃い醤油味で脂たっぷり。気鋭のお店として大人気を博しました。
・それから６０年。今はラーメン激戦区“一乗寺”の老舗として愛されてきた金看板です。
・鶏ガラに豚の背脂を加えてじっくり煮込み、醤油ベースの秘伝の味噌ダレで仕上げたスープは濃厚なのに後味すっきり。昔ながらの小麦の香るストレート麺で、もはや京都人のソウルフード。
・愚直なまでに通し続けた味。背脂醤油系のルーツ。京都ラーメンの王道です

■ 選んだ理由

スープと背脂を表現したシンボライズな紋様が気に入りました。
文字に関しては、老舗故にデリケートな問題も有り、既存の文字との組み合わせで実施いたします。

■ 提案者全員へのお礼・コメント

この度は多くの方から、たくさんのご提案を頂き深く御礼申し上げます。
選定に際しては、リブランディングを進める上で最重要に値する事柄で、悩みに悩んだ末に決めさせて頂きました。
実際に同店をご贔屓頂いている方や、熱い思いも頂き、感謝にやみません。
今後も本システムを利用させて頂こうと存じますので、これからもよろしくお願いします。