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北陸トンネルにも魔物が棲んでいる、それにしても許せない鉄道省・国鉄の態度

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杉山 幸隆

国鉄幹部職員の発言に一考察:認知不協和の理論』
これらのことは以前より地元の消防から再三にわたり指摘を受けていたものの、国鉄側としては 「近代的で電化されたトンネルでは火災事故はありえない」 との態度を頑ななまでに変えませんでした。 また、3年前に発生した同一現場の火災事故の際も、被害を最小限にとどめた機関士の功績を評価することもなく、 「規律違反」 だけを理由に一方的な処分を下し、運行マニュアルの見直しもしなかった・・・・・・・。 
組織の中ではよくある話です。 テレビドラマなどでも再三にわたって見られるシーンです。
よく 『君にできない理由を言わせたら天下一品だね!』 などとよく聞きます。 
小生のサラリーマン時代にもこういう人は何人もいました。
AさんからZさんにいたるまで、数え上げたら枚挙に暇がありません。
このような行為は心理学の用語で 「認知不協和の理論」 というそうです。
分かりやすい例をあげると、 「タバコは肺がんになりやすいからやめなさい。」 といわれても、 「肺がんになる前に交通事故で死ぬかもしれません、だからタバコは止めません。」 そのように自分の都合のいいように論理をすり替えてしまうようなことの例えです。
今回の事故の場合、 「トンネルの中で火災が発生するかもしれない、その対策を立てなければならない」 そのような大命題があるわけですが、 「電化もされて近代的なトンネルの中で火災など発生するわけがない」 という国鉄固有の原理原則があるそうなのですが、そちらの論理にすり替えられてしまったようです。 
従って防火対策は何も行われなかったのです。
電化を実施するにあたり排煙装置を設けた、スプリンクラーを新設した、 すべての避難路に照明塔を設置した、その他もろもろ万全の対策を実施した上での釈明であるならばわかりますが、列車を走らせるためだけの送電線を敷設したことが火災の予防になったのでしょうか?
肺がんにかかる前に交通事故に遭うことはあるでしょうが、トンネルの中で電車が火災を起こさないという保証は誰が考えたのでしょうか? 
21年前に起きた桜木町駅前の電車火災事故について、あれは誰が見たってトンネルの中じゃないよ、高架線の上のことじゃないか!」 国鉄さんはそうとでもおっしゃるのでしょうか?

カテゴリー
Web (ウェブ) デザイン
業種
マスコミ・メディア
場所
東京都
参考価格

100,000 円

最終更新日

2023年1月14日

制作者

杉山 幸隆
杉山 幸隆 (esist-sugisan)

わかりやすい、親しみやすい、おもしろいをモットーに丁寧な作品をお届けします

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2016年~ ダイレクト出版社AWAIを独学で習得中
     日本の鉄道事故史に関するノンフィクションとして
     ・「安全神話はいつか最悪の形で崩壊する」を編纂
      ※ポートフォリオに掲載   
2018年~ 写真ソフトPhotoshopを独学で習得中
2018年~ 動画ソフトPremietr Proを独学で習得中
     自らが撮影した鉄道の動画を日本の鉄道をテーマにしたBGMとともに編集した
     ・「日本の鉄道・日本の歌15選」を編纂
      ※ポートフォリオに掲載
2020年~ 動画ソフトVYONDを独学で習得中
     地域活動等での記録を動画に編纂
     ・「新春隅田川七福神巡り」
     ・「渋沢栄一のゆかりの地を訪ねて」
     上記「安全神話はいつか最悪の形で崩壊する」の説明動画として編纂
     ・「近鉄大和西大寺駅」
     ・「東急旗の台駅」
     ・「泣き別れ脱線:大坂安治川口駅」
     ・「桜木町駅火災事故」
      ※いずれもポートフォリオに掲載

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杉山 幸隆

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