■動画広告とは
動画広告とは、実写映像やアニメといった動画のクリエイティブを用いた広告のことです。テレビCMや街頭ビジョンの広告、タクシーや電車の車内広告などで見られます。基本的には動画を用いた広告全般を指しますが、YouTube広告やTikTok広告などに代表されるWeb広告を指す場合もあります。
動画広告は、静止画と比べて情報量を多くしやすく、音声を付けられるのが魅力です。写真だと伝わりにくい商品の質感や、店舗の雰囲気、迫力などを余すことなく伝えられます。ただし、Web広告やテレビCMの場合は15〜30秒程度のものが中心なので、情報量が増やしにくい側面もあります。
動画広告が注目される背景
動画広告が注目される背景としては、スマホの普及や動画広告の利便性の向上、そして動画市場の拡大などが挙げられます。
動画広告が注目される背景
- ・モバイルデバイスの普及
- ・5G回線の普及による動画視聴環境の向上
- ・ターゲティングと効果測定の進化
- ・動画コンテンツ市場の拡大
- ・動画広告市場の拡大
人々がスマホを手にしてインターネットをいつでも楽しめるようになったため、GoogleやSNSなどに掲載するWeb広告のニーズが高まっています。電通が調査した内容では、日本の広告におけるWeb広告の広告費は、2020年は1兆7,567億円で全体の36.2%を占めていたのに対し、2022年は2兆4,801億円で43.5%を占めるまでになっているのです。
同じく電通の調査によると、Web広告における動画広告の割合は、2019年時点で19.1%だったのに対し、2022年時点では23.9%にまで伸びています。
5G回線の普及によって、スマホで手軽に高画質な動画コンテンツを楽しめるようになったこと、そしてYouTubeやTikTokのような動画プラットフォームが流行したことで、Web広告の中でも動画広告の重要性が高まってきたと言えるでしょう。
■動画広告の3つの種類
動画広告は「インストリーム広告」と「アウトストリーム広告」の2つに大きく分けられます。ユーザーが閲覧したいコンテンツの中に表示されるか、外に表示されるかの違いです。
そして、インストリーム広告とアウトストリーム広告は、それぞれさらに細かく分類できます。
インストリーム広告 | プレロール、ミッドロール、ポストロール |
アウトストリーム広告 | インリード、インバナー、インタースティシャル |
インストリーム広告とアウトストリーム広告の細かな分類も、表示される場所やタイミングによって分かれています。広告を出稿する際には、どういった種類があるかを把握しておくと、より効果的に運用できるでしょう。以下では、動画広告の代表的な種類を3つご紹介します。
①インストリーム広告
インストリーム広告は、主に動画コンテンツの再生前や、再生途中、終了後などに表示されるものです。閲覧したいコンテンツと同じ枠内に表示されるため、印象に残りやすいとされています。
インストリーム広告は、表示されるタイミングによって以下のように分類されます。
プレロール広告 | 動画コンテンツが再生される前に表示 |
ミッドロール広告 | 動画コンテンツの再生途中に表示 |
ポストロール広告 | 動画コンテンツが終了したときに表示 |
また、スキップできるものを「スキッパブル型」、できないものを「ノンスキッパブル型」と呼ぶ場合もあります。プレロール広告やミッドロール広告、ノンスキッパブル型は最後まで見てもらいやすいのがメリットですが、ユーザーにストレスを与えやすいというデメリットもあるため注意が必要です。
主な対応媒体
- ・YouTube
- ・X (旧Twitter)
②インバナー広告
インバナー広告とは、メディアサイトにあるバナーの広告枠に出稿できる広告です。具体的には、ニュースサイトやブログなどに表示されるバナーに表示されるものを指します。
ユーザーが見たいコンテンツからは外れた場所にあるため、不快感を与えにくく自然に見てもらいやすいのがメリットです。ただし、インストリーム広告に比べて訴求力は弱いと言えるでしょう。
主な対応媒体
- ・Yahoo!
- ・livedoor
- ・infoseek
③インリード広告
インリード広告とは、ニュース記事やSNS投稿の中に紛れる形で表示されるものです。ユーザーが見たいコンテンツの流れで表示されるため、インバナーに比べると視聴してもらいやすく、訴求力も高いと言えるでしょう。
また、X (旧Twitter) やInstagramなどのSNSでは、ほかの投稿と同じ形式で表示されるため、広告らしさが軽減され、より違和感なく視聴してもらいやすいのもメリットです。同じような広告に「インフィード広告」がありますが、インリードは動画広告、インフィードは静止画広告と言い分けるのが一般的です。
主な対応媒体
- ・Yahoo!ニュース
- ・X (旧Twitter)
■動画広告を配信できる媒体
動画広告を配信できる媒体には、さまざまなものがあります。Yahoo!をはじめとした検索サイトやニュースサイトでも配信できますが、昨今はSNSで配信するのが一般的です。以下で、動画広告を配信できる代表的な媒体を6つご紹介します。
動画広告を配信できる媒体
- ・YouTube:動画共有プラットフォーム大手、全世代に人気
- ・TikTok:1分前後の短尺動画が中心、若年層に人気
- ・LINE:月間ユーザー数が9,500万人を超えるSNS
- ・Instagram:画像や動画の共有に特化したSNS、若年層〜中年層に人気
- ・X (旧Twitter):140文字程度の文章や画像、動画を投稿できる、中年層に人気
- ・Facebook:ブログ形式で日常を発信できる、中高年層に人気
上記のように、媒体によってユーザーの年齢層や特化している機能などが大きく異なります。例えば、若者向けファッションブランドであればInstagramやTikTok、中高年層向けのメンズスキンケア用品であればFacebookが好ましいでしょう。広告の内容に合わせて、しっかりと媒体を選定してください。
■動画広告を運用する4つの目的
動画広告を運用する際は、どういった目的で利用するのかを明確にしておくのも大切です。運用する目的によって、動画の内容や配信する方法、対象ユーザー、予算などが大きく異なります。動画広告を運用する主な目的は、以下の4つです。
動画広告を運用する4つの目的
- ・認知向上
- ・製品・サービスの紹介
- ・コンバージョンの獲得
- ・エンゲージメント向上
以下の項目では、動画広告を運用する目的についてそれぞれ詳しく解説します。自分がどういった目的で運用したいのかを明確にして、効率的に広告を活用するために、ぜひ参考にしてください。
①認知向上
動画広告の運用目的として多いのは、認知度の向上です。自社のブランドや製品、サービスなどをより多くの人に知ってもらうために、広告を運用します。動画広告であれば、細かな質感や雰囲気なども伝わりやすいので、新たな顧客を獲得しやすいでしょう。
認知度を向上するためには、自社の製品やサービスを知っていないものの、認知してもらえば興味を持ってくれる層に訴求する必要があります。動画広告の場合、プラットフォームによっては、どういった物事に興味関心があるユーザーに表示するかを細かく設定できます。そのため、YouTubeやInstagramなどユーザーを絞り込める媒体を選定し、効果的に認知度を向上させましょう。実際に運用する際は、動画の再生回数をチェックするようにしてください。
②製品・サービスの紹介
新製品やサービスを紹介する目的で動画広告を運用する場合も多くあります。いわゆるブランディングのための運用です。製品やサービスの理解を深めてもらい、ユーザーが購買行動に至る下地を作る目的と言ってもよいでしょう。動画広告では、テキストや写真と比べ、製品やサービスの音や映像によって情報を伝えやすく、ユーザーが実際に商品を利用するイメージを訴求しやすいのが特徴です。そのため、広告を見たユーザーへ効率よくブランディングできるでしょう。
製品やサービスの紹介を目的にする場合も、動画の再生回数が重要な指標となります。さらに、魅力をしっかりと理解してもらったかどうかを把握するために役立つ「完全再生率」も見ておく必要があるでしょう。
③コンバージョンの獲得
問い合わせやメルマガ登録をしてもらうのを目的として、動画広告を運用する場合もあるでしょう。コンバージョンの獲得ができれば、認知度の向上やブランディングと比べて、より短期間で大きな売上を上げられる可能性もあります。また、動画広告の運用効果が見えやすいのも、コンバージョン獲得を目的にするメリットです。
コンバージョンの指標
- ・製品の購入数
- ・メール登録件数
- ・問い合わせ件数
コンバージョンの獲得を目的とする場合は、動画広告のクリック率をチェックしましょう。動画広告では、記載したURLをどのくらいの人がクリックしたかを確認できます。さらに、リンク先のWebサイトにアクセス解析を入れておけば、動画広告のクリック率に対して、どのくらいの人が実際に購入や問い合わせをしたかまで詳しく分析できます。
④エンゲージメント向上
顧客のブランドや企業に対する信頼を獲得するのも、動画広告を運用する目的のひとつです。そもそもエンゲージメントとは、ユーザーと企業との結びつきを指します。
例えば、YouTubeにおけるエンゲージメントは、動画のいいね数やコメント数です。X (旧Twitter) では、いいねやフォローなどを総合してエンゲージメントと呼びます。
上記のように数値化できるエンゲージメントもあれば、心理的で数値化しにくいものもあるでしょう。エンゲージメント向上のために動画広告を運用する際は、完全再生率やクリック率などを見るとともに、顧客からの反応を多角的に調査する必要があります。
■動画広告の6つの制作手順
動画広告を制作する場合は、まず手順を確認しておく必要があります。正しい手順を知らずに動画制作をスタートしてしまうと、効率が悪くなってしまったり、撮影し直しが発生したりしますので、注意が必要です。
以下の項目では、動画広告を制作する際の手順を6つのステップに分けて紹介します。これから動画広告を制作しようと考えている方は、ぜひ以下の内容を参考にして、制作スケジュールを組んでみてください。
①広告の目的を決める
まずは、前述した内容を参考にしながら、広告を運用する目的を決めていきましょう。目的とはゴールのことです。現状を把握したうえで、どこに向かって進みたいかを考え、そのためにはどういった動画広告があればよいかを考えます。
例えば、新規ブランドを立ち上げるのであれば、認知度の向上が目的になるでしょう。ブランドをまったく知らない人でも、5〜10秒程度でブランドが理解できるような動画広告が必要です。流入数や問い合わせ件数は、ブランドの規模や広告予算などによって考えるとよいでしょう。このように、数値目標までが決まったら、目的の決定は完了です。
②コンセプトを決める
目的が決まったら、動画のコンセプトを決めます。まずは、テーマや伝えたいメッセージなど、入れ込みたい情報を整理してみましょう。できる限りさまざまな情報を出してから、少しずつ絞り込んでいくのがおすすめです。
コンセプトを決める際は、訴求したいユーザーの属性を細かく設定し、その層について詳細にリサーチするのも重要です。メッセージを伝えたい相手のことを知らなければ、どんなコンセプトだと響くかは分かりません。広告を届けたい相手を詳しく知ったうえで、その人にハマりそうなコンセプトを考えていきましょう。
③広告の台本を作成する
コンセプトが決まったあとは、動画の台本を作成していきましょう。ナレーションや効果音のタイミング、出演者のセリフなどを詳しく記載します。以下のような訴求ポイントを洗い出したうえで、短く効果的に魅力が伝えられるような台本を作成しましょう。
訴求方法
- ・価格の安さ
- ・期間、地域、個数限定
- ・監修者
- ・コラボレーション
なお、ナレーション台本を作成する際は、通常よりも句読点を少なめにするのがおすすめです。一般的な文章と同じように句読点を入れてしまうと、テンポ良いナレーションになりにくくなってしまいます。効果音に関しても、あまりに多いと聞きにくい広告になってしまうのでご注意ください。
④撮影・編集
動画のコンセプトや流れが決まったら、撮影と編集を行います。なお、撮影と編集は動画広告の完成度に直結する部分なので、外注しても構いません。撮影機材や編集ソフトが用意できない場合は、無理をせず外注しましょう。自分で撮影と編集を行う場合は、以下のような機材が必要になります。
動画広告の制作に必要な機材
- ・カメラ(4K対応が望ましい)
- ・三脚
- ・照明(最低2灯)
- ・カメラ用メモリーカード
- ・編集用パソコン
- ・編集ソフト
- ・必要に応じて保存メディア(HDD、SSD)
また、アニメーションを自作する方法もあります。アニメーション広告の場合は、カメラや三脚、照明は必要ありませんが、アニメ制作ソフトを扱うスキルが必要です。また、制作ソフトの料金もかかります。実写・アニメいずれの場合も、機材予算は30〜50万円ほどかかると考えておいたほうが良いでしょう。
⑤出稿
動画広告が完成したらいよいよ出稿です。配信する媒体を決めて、アカウントを作成し、広告を出稿します。動画広告を出稿する際は、配信するユーザーの属性や予算などを詳しく設定できるので、あらかじめ決めておくとスムーズです。
動画広告では、さまざまな課金形式があり、主な課金形式は以下をご覧ください。
CPV | Cost Per View
動画が一定時間再生されると料金が発生 |
CPM | Cost Per Mille
動画広告の再生数に応じて料金が発生 |
CPC | Cost Per Click
動画広告のリンクがクリックされると料金が発生 |
課金形式によって料金が発生するタイミングは大きく異なります。なお、どの課金形式にするかは広告の種類によっては事前に決められていて選べないケースも多いので注意しましょう。
⑥効果・測定
広告を出稿したら、どのくらい効果が出ているのかを測定しましょう。まずは広告の配信ツールから閲覧数やクリック率、かかった費用などを調べます。そして、目標に対してどのくらいの成績かを判断しましょう。
目標を超えている場合は、より高い目標を設定したうえで、達成するための施策を考える必要があります。逆に目標が未達であれば、なぜ達成できなかったかを明らかにして、予算を組み直したり、動画を編集しなおしたりしましょう。計画・実行・検証・改善というPDCAサイクルを回し続けて、動画広告の効果を最大化するのがとても大切です。
■動画広告で成果を出すための3つのポイント
動画広告で成果を出すためには、いくつかのポイントがあります。ポイントを知らずに独自の方法で制作・出稿してしまい、予算が無駄になってしまうケースも少なくありません。
どういった点に注意し動画広告を運用すべきかを把握して、より売上に直結するような施策を考えていきましょう。以下の項目では、動画広告で成果を出すためのポイントを3つご紹介します。
①ターゲットの理解を深める
ターゲットの年齢や性別、興味関心、行動パターンを理解するのは、動画広告を適切に運用するために欠かせない作業です。どれだけ配信するユーザーを細かく設定したとしても、そもそもその設定が間違っていては、意味がありません。
例えば、若年層向けの飲料に関する動画広告を運用する場合、「スポーツ動画を見ている学生」や「お菓子の動画を見ている子ども」とターゲットを設定するべきでしょうか?もしかしたら、ヒップホップやゲームなどを好きな若年層のほうが、リアクションが良い可能性があります。
ターゲットの収入、購買行動、関連する趣味趣向などを細かくリサーチすることで、見えていなかった潜在顧客を見つけられるかもしれません。
②視聴者を引き付ける構成にする
視聴者を引き付ける構成になっていないと、スキップされてしまったり、動画を見てもらえなかったりします。場合によっては、ただうっとうしい印象だけを与えてしまうかもしれません。
冒頭の数秒にフックを入れたり、起承転結のある流れにしたりして、視聴者を最後まで楽しませる構成にしましょう。具体例には、動画冒頭で女優が「最後まで見てね!」とコメントする、さえない男性の逆転ストーリーを描くといったものがあります。
冒頭のフックに関しては、視聴者が共感しやすい内容を入れるのもおすすめです。ターゲットの悩みを分析し「あなたもこんな悩みないですか?」「主人公はこんな悩みがあります」など、視聴者の共感を得やすいオープニングにすると、興味を持ってもらいやすくなります。
③適切なCTAを設置する
どれだけ素敵な動画広告でも、CTAが適切に設置されていなくては意味がありません。CTAとはCall To Actionの略で、視聴者に行動を促すための仕組みを指します。動画広告の場合は「今すぐ申し込み」と記載されたリンクボタンがCTAです。
リンクボタンを設置するだけでなく、動画内で行動のハードルを下げる工夫を入れ込む必要もあります。リンク先に飛んで、商品を購入したり、個人情報を登録したりするのは、かなり大きなハードルです。コンバージョンを獲得するためには、簡単な作業で大きなメリットがあると思わせる必要があります。
「1分で完了」「メルアドだけで簡単申し込み」など、行動の手軽さをアピールするとともに、行動した先に大きな利益があると思えるようなメッセージを記載しましょう。
■動画広告の制作をランサーズで依頼する方法
動画広告を自力で制作するのが難しい場合は、ランサーズで依頼するのがおすすめです。カメラマンや動画編集者、ナレーターなどさまざまな業種の人が登録していて、多くの専門家の中から希望に合った依頼先を探すことができます。
ランサーズで動画広告の制作者を探す方法には「出品パッケージ」や「案件募集」「直接依頼」などさまざまなものがあります。以下では、その中のひとつである出品パッケージからの依頼について解説します。
出品パッケージを探す
出品パッケージとは、ランサー(受注者)が自分のスキルを販売しているサービスです。どんな依頼をどのくらいの価格でできるかが明記されているので、依頼主も安心して発注できます。
まずはランサーズのトップページから「パッケージを選択する」を選んでください。ジャンルには「企業紹介・会社PR動画制作」や「商品プロモーション・PR動画制作」などがありますので、ご自身の要望に合ったものを選びましょう。
なお、撮影や編集、ナレーション録りなどだけを依頼することもできます。SEO対策やWebサイト制作などを依頼するのも可能なので、必要があればあわせて探してみてください。
無料見積もり相談
自分の要望にあう出品パッケージが見つかったら、無料見積もり相談をします。出品パッケージ「ベーシック・スタンダード・プレミアム」や「スポット・3ヶ月継続・6ヶ月継続」などを選択したのち「まずは相談する(無料)」から相談をしてみましょう。なお、1本の動画制作をしてもらう場合はひとまずスポットで相談して問題ありません。
希望納期、業種、依頼内容等を入力していきます。依頼内容に関しては、コンセプトや希望する内容、イメージに近い動画、ターゲット、動画尺、実写・アニメーションなど詳しく入力してください。発注後のミスマッチを防ぐためにも、できる限り丁寧に入力するよう心がけましょう。
発注
納期や内容などが問題なく決まったら、いよいよ発注です。動画広告に関しては、発注後にもヒアリングがあったり、撮影や制作に関する打ち合わせや現場同行などが必要になるケースもあります。予定をすり合わせながら作業を進めましょう。
ランサーズの支払いの流れには、依頼者がまずランサーズ側に料金を先に支払う仮払いシステムが導入され、制作物が納品されれば、ランサーズがランサー(受注者)に料金を支払います。仮払いシステムは、仕事をしたのにお金が払ってもらえない、お金を払ったのに仕事がされないといったトラブルを未然に防止できるシステムです。
確認・納品
制作物ができあがったら内容を確認をします。テキスト情報や音声情報を確認して、依頼内容と異なる部分がないか確認しましょう。
修正する必要があれば、タイムと修正内容を具体的に指示して、直してもらいましょう。なお、修正の際も必ず納期を確認してください。また、ランサーによって対応してもらえる修正の回数は異なりますので、事前に確認しておくとスムーズです。
修正が済んで無事に納品されたら依頼は終了です。今後も依頼する可能性があるので、しっかりと感謝を述べて依頼を終了しましょう。
■一般的な制作会社へ「動画広告」を依頼した際の料金相場
動画広告制作を外部に依頼する場合、動画の尺によって費用が大きく変わります。また、もう一つ費用を大きく左右する要素として、イラストや写真、動画などの素材が準備されているかかがあります。これは動画のクオリティや内容にもよりますが、用意された素材を一つの動画にまとめるだけであれば、そこまで大きな手間がかからないためです。
素材がない場合には、撮影やイラスト作成、アニメーション制作など多くの工程を踏んで一つの動画を制作するため料金が高額になってきます。
動画にタレント起用をする場合にはキャスティング、モデル撮影なども必要になってくるためその分の費用も必要になります。
動画広告制作の費用は本当に簡単なものであれば数万円からできることもありますが、一般的な制作会社に依頼すると、約150,000円は最低でも必要だと考えておくと良いでしょう。
企業 | 内容 | 相場例 |
---|---|---|
企業A | 30秒(素材あり) | 約300,000円〜 |
60秒(タレント起用無し) | 約1,500,000円〜 | |
180秒(タレント起用有り) | 約2,500,000円〜 | |
企業B | 60秒(素材あり) | 約150,000円〜 |
120秒(撮影あり) | 約300,000円〜 | |
120秒(撮影準備~全て) | 約900,000円〜 |
※大凡の価格を表示しています。実際の料金は依頼内容や会社によって異なります。
※こちらで記載している金額はランサーズ上の依頼金額ではありません。
※当社調べの「一般的な制作会社や企業に依頼した際の目安の依頼料金」となります。