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■看板の役割
看板には大きく分けて下記の2つの役割があります。
- ・案内表示
- ・広告・宣伝
これらの役割を理解した上で看板を製作すると、より高い効果をもたらしてくれます。
また、案内表示と広告・宣伝のどちらを重視して看板デザインを選ぶかも重要なポイントです。
では、それぞれの役割について、具体的に説明していきます。
案内表示
看板は、店舗の場所を分かりやすく案内する役割を果たします。
看板を設置することで、まずお客様が迷わないようにお店の場所を教えてあげることができます。店舗の近隣に設置する矢印や地図等を記した看板は、お店や駐車場までの道案内となります。これはお客様がお店を見つけられなくて来店できないリスクを減らすことにもつながります。
視覚的に分かりやすくて魅力的な案内表示の看板を設置することで、来客数の増加につなげることができます。
広告・宣伝
看板には、店舗の業種を示したり、商品やサービスを入店前に知らせる広告・宣伝の役割もあります
目を引くデザインの看板であれば、街中や商業施設に設置されることで多くの人々に商品やサービスを知ってもらうことができます。そして、商品やサービスの魅力、お店の雰囲気等を伝えることができれば、看板を見た人の関心を高め、来店へと繋げられるでしょう
また、看板は初めて利用するお客様に限らず、リピーターに対しても新商品や時間限定のサービスについてアピールすることができま
集客効果を高めたい場合は、看板にお店のSNSアカウントやアプリのQRコード、クーポンを設置する方法も有効です
看板は効果的な広告、宣伝を行うことで、お店の知名度や来客数の向上に貢献してくれるのです
■看板の種類と設置場所
看板には様々な種類とそれに適した設置場所があります。
代表的なものを簡単にまとめると以下の通りです。
- ・スタンド看板:お店のメニューや商品、サービス内容等を表示する。主に店舗前に設置。
- ・パラペット看板(ファサード):店名やサービス内容などを表示する。主に店舗入口などに設置。
- ・壁面看板:店名や商品紹介等、設置場所に適した情報を表示する。店舗壁面やビル・駅構内の壁面に設置。
- ・建植看板(野建て看板・自立看板):お客様を誘導する為、矢印や地図を表示する。店舗近隣や入口に設置。
- ・屋上看板:遠くからでも見えるように店名や商品紹介等を表示する。ビルの屋上に設置。
- ・突き出し看板:店舗の所在を表示する。建物から突き出す形で設置。
このように看板の種類は様々ですが、お店の雰囲気やブランドイメージの浸透などを図るためには、デザインに統一感を出せるよう同じ看板業者に依頼すると良いでしょう。
■看板をデザインする際のポイント
看板をデザインする際のポイントは下記の4つです。
- ・目的に合わせたデザインにする
- ・シンプルで分かりやすいデザイン
- ・目を引くデザイン
- ・来店の動機づけをする
デザインを自作する場合でも、看板業者にデザインを依頼する場合でも、これらのポイントは事前にしっかり考えておきましょう。この後、それぞれ詳しく解説していきます。
目的に合わせたデザインにする
看板を設置する効果を十分に発揮するため、目的に合わせたデザインを心がけましょう。広告・宣伝をしたい場合と案内表示を掲示したい場合とでは、適したデザインが異なります。
例えば、店舗に設置する看板では商品やサービス内容、料金などを具体的にアピールできるデザイン、飲食店のメニューを知らせるものなら美味しさをイメージさせるデザインが良いでしょう。お店の位置を知らせる目的の看板であれば、お店までの距離や経路、所要時間が分かりやすく記載されたものが相応しいです。
看板による効果を得るためには、「看板で何を顧客に伝えたいか」を熟慮し、目的に合わせたデザインの看板製作を行いましょう。
シンプルで分かりやすいデザイン
お客様に情報を分かりやすく伝えるためには、シンプルで分かりやすいデザインの看板にしましょう。一般的に通行人が看板を眺める時間は5~7秒と言われています。
多くの情報を詰め込み過ぎた看板だと、お客様はどこを見るべきなのか混乱してしまいます。伝えたい内容を絞り込み、文字が多すぎないシンプルなデザインを心がけましょう。
また、看板に商品やサービスの内容をイメージしやすいイラストやカラーを使うことで、分かりやすくする工夫も必要です。
例えば、イタリア料理の飲食店ならイタリア国旗のデザインを入れたり、フランス雑貨のお店ならトリコロールカラーでデザインすると店舗の特徴をイメージしやすいですよね。
実際に、家系ラーメンのお店の場合は赤い看板のを使うことがほとんどで、一目でお客様から家系ラーメンのお店だと認識されています。
見た瞬間にお店の情報がすぐに伝わるイラストや写真、色使いなどを意識したデザインの看板を製作することで、お客様にお店の魅力をしっかり伝えていきましょう。
目を引くデザイン
目を引く看板デザインは、当然人から注目され、印象に残ります。街中には多くの看板が溢れていますが、目に留めてもらえなければ設置する意味がありません。
遠くから見ても景色に埋もれない目立つような色使いにする、店名を大きく目立つフォントで記載するなど、インパクトのある看板にすることで注目されやすくなります。
他にも、お店の営業時間も考慮して夕方以降は電飾を利用する、夜でも目立つ明るい色にする等、お客様がいつ、どこで看板を見るかも意識するとより良いでしょう。
また、ターゲット層に好まれるデザインを採用することで、特定の人々から目を引くデザインにすることもできます。
例えば、メイドカフェならメイド姿の美少女キャラクターを描くお店が多いですし、サンドイッチ専門店のサブウェイは健康志向を重視する人に向けて緑と白を貴重としたデザインを採用しています。
お店のイメージやターゲット層も考慮して、目を引くデザインの看板を製作できると、新しいお客様やファンを獲得しやすくなるでしょう。
来店の動機づけをする
看板を製作するにあたって、最も期待する効果は集客といって良いでしょう。その効果を高めるコツとして、アイディアを3つ紹介します。
- ・QRコードでお店のSNSアカウントを紹介する
アクセス数から看板の効果を解析することができます。また、フォローしてくれた人へ継続的に情報を発信することができます。 - ・クーポンを設置する
コードの記載をはじめ、SNSアカウントをフォローしたら5%引き、SNSに写真を投稿したら○○をプレゼント、といった情報の記載も有効です。付加価値を提示することで、看板自体も注目されやすくなります。 - ・看板に掲載日を記載する
新しい情報に人は敏感であり、注目されやすいです。新作に関する看板を製作する際に特におすすめです。
看板の効果を分析できるものについては、積極的に活用することでより効果を高める手段を見出せるでしょう。
■看板製作の注意点
看板製作をする際には、下記の注意点を意識してください。
- ・情報の詰め込み過ぎはNG
- ・文字だけの説明は分かりづらい
- ・見え寸は事前にチェック
- ・看板に関する法律を守る
折角設置した看板が効果を発揮してくれなければ、設置する意義が薄れてしまいます。注意すべき各項目とその理由を解説するので、看板製作する際に役立ててください。
情報の詰め込み過ぎはNG
看板で色々な情報を知らせたいと思うかもしれませんが、情報の詰め込み過ぎはNGです。多くの情報を看板に詰め込み過ぎると、見た人は情報量の多さにストレスを感じ、読むことをやめてしまう可能性があります。
通り過ぎた人がパッと見て分かる程度に、看板に大きく記載する情報は最小限に留めましょう。また、足を止めて看板を見た人は詳細な情報を必要とする場合があります。
最低限提示しておきたい情報は大きな字で記載し、詳細な情報は小さく記載するかチラシやQRコードによる宣伝物でお知らせすることもできます。
読み手によって必要な情報量は変わるので、見る人に合わせた情報発信ができる看板製作をしましょう。
文字だけの説明は分かりづらい
文字だけの説明では分かりづらい場合があるので、写真やイラストを使用して、店舗のイメージを伝えやすい看板を製作しましょう。
文字だけの看板はコンセプトや雰囲気を伝えにくく、店舗を訪問した人が抱いたイメージと実際の商品やサービスとに差が出る可能性があります。
店舗や企業のイメージが伝わりやすいよう、視覚的に訴えかける写真やイラストなどを使用して文字だけで説明することは避けましょう。
見え寸は事前にチェック
看板製作をするときに、見え寸は事前にチェックしておきましょう。見え寸とは、看板をフレームなどに収めた際に隠れてしまう部分のことです。
フレームの形や幅によって見え寸も変わり、製作した看板の見栄えが変わってしまいます。
また、必要な部分がフレーム部分に隠れてしまい、読んでもらえないということもあり得ます。
看板製作をするときにはどんなフレームに収めるかも事前に決めておき、見え寸を考慮したうえでデザインを決めましょう。
看板に関する法律を守る
看板の設置に関する法律を守るよう、事前に確認しておきましょう。該当する法律は下記の3つです。
- 1.道路交通法
- 2.屋外広告物法
- 3.建築基準法
道路交通法では、看板設置前の許可申請、敷地外に看板がはみ出る場合には道路上空占有届けの提出が必要です。
屋外広告物法では、地域や地区ごとに掲示できる看板の面積が定められ、その面積を超える場合には、「屋外広告物の許可申請」を行う必要があります。細かい規則は各都道府県や自治体の条例により異なる場合があるので確認しておきましょう。
建築基準法では、4mを超える看板が規制の対象です。「工作物確認申請」と「構造計算書の作成」が必要で、工事着工前には確認申請、工事完了後は完了検査が必要となります。
また、これら3つの法律以外にも、自治体の条例で看板設置の場所や高さに関する制約があるケースもあります。設置予定地の自治体の条例も確認しておきましょう。
■看板製作を依頼する際の流れ
看板製作を依頼する際の流れは、下記の通りです。
- 1.看板の種類と役割を決める
- 2.看板に入れる情報を精査する
- 3.キャッチコピーや写真・イラストを決める
- 4.文字の大きさとフォントを決める
- 5.色づかいを決める
- 6.デザインをデータに起こす
- 7.印刷
- 8.取り付け
- 9.納品
看板を取り付けるまでの流れを考慮して看板製作の依頼をすると、完成までの段取りがスムーズになります。
それでは、各段階で何をするのかをお伝えしていきます。合わせて、一般的な納期の目安についてもご説明します。
看板の種類と役割を決める
まずは看板の種類と役割を決めましょう。
どこにどんな目的で設置するかを検討し、看板の種類とどんな役割をさせたいか、方向性を定めることが看板製作の第一歩です。
看板をどこに設置するかは、お店の立地とターゲットを明確にする必要があります。
また、看板を設置する目的に合わせて、どの距離から見た人・どの方角から見た人に一番見せたいかを検討すると良いでしょう。その際に設置場所周辺の人や車の動線、周辺の景観も確認しておくと、設置場所に適した看板デザインを作ることができます。
看板に入れる情報を精査する
看板に入れる情報の候補を洗い出し、どんな情報を入れるかを決めましょう。
情報の候補としては、店名、所在地、連絡先、営業時間、営業日、商品、サービス、価格、店舗の特徴や強みなどが挙げられます。
しかし、全てを詰め込んでしまっては、効果的な看板の製作ができません。
また、看板の種類や役割によって、入れる情報の内容も変わってきます。製作する看板に入れるべき情報の優先順位を精査して、看板に入れる情報を決めましょう。
キャッチコピーや写真・イラストを決める
看板に入れるキャッチコピーや写真・イラストを決めましょう。
長いキャッチコピーはデザイン上目立たなくなるため、重要なものほど短くまとめましょう。例えば、「○○賞受賞」、「○○大会優勝」など、店舗の権威付けができる実績をキャッチコピーとして入れると、信頼感を与えることができます。
その他、競合店や看板設置場所の周辺の看板との差別化を意識し、店舗の強みとなる特徴をキャッチコピーにしましょう。
また、写真やイラストはお客様が商品やサービスの魅力をイメージしやすいものを選びましょう。例えばハンバーグの写真であれば、湯気や肉汁感が伝わる写真を看板に入れると、「食べたい」という欲求を引き出すことができます。
イラストの場合は、イラストのタッチを店舗イメージに合わせましょう。水彩画タッチのものなら上品で繊細なイメージを与え、コミカルなイラストなら親しみを与えられます。
文字の大きさとフォントを決める
看板の種類や目的、お店のイメージに合わせて、文字の大きさとフォントを決めましょう。
建植看板、突き出し看板はお客様を店舗に誘導する目的のため、文字は大きく、フォントも見やすいものが相応しいです。
壁面看板やスタンド看板の場合は、通りすがりの人や店舗に来た人が1〜5m程度の近距離で目にします。近い距離で見やすい大きさやフォントの文字を選びましょう。
また、フォントにより店舗のイメージを伝えることもできます。和風居酒屋なら毛筆体の手書きフォント、雑貨店など女性向けの店舗なら丸みのあるフォントなど、お店の雰囲気に合ったフォントを選びましょう。
また、忘れてはならないのが見え寸で隠れてしまう部分があることです。見え寸を考慮して、看板を設置したときに読める範囲に文字を入れましょう。
色づかいを決める
色づかいを決めるときには、看板を通じて与えたい印象や視認性の高さを考慮しましょう。
商品やサービス、ブランドイメージを強調して伝えたい場合は、連想しやすいカラーを使うとブランドや店舗の雰囲気が分かりやすくなります。
視認性の高さの観点から言えば、背景色は寒色よりも暖色の方が目を引きやすく、文字は黒、赤、青が目立ちます。
しかし、目立つことを意識しすぎてブランドや店舗のイメージとかけ離れた看板になってしまっては、逆効果です。補色や類似色を組み合わせたり、背景色と文字の明るさや彩度の差を出したりして、イメージを守りつつ目立つ色づかいにしましょう。
また、看板を設置する場所の明るさによっても目立つ色が変わるので、取り付けたときの見え方も検討してください。
デザインをデータに起こす
デザインが決まったら、デザインを入稿できるデータに起こします。看板製作で一般的によく使われるソフトとデータ形式は下記の通りです。
- ・イラストレーター:AI形式
- ・フォトショップ:PSD形式
- ・ベクター画像:SVG形式
- ・Word、Excel、PowerPoint、ペイント:PDF形式、JPEG形式、PNG形式
最近ではExcelデータをデザインデータに変換してくれる業者も一部あります。
デザインを自作する場合、デザインソフトを購入しなければ費用はかかりませんが、ある程度の専門的知識が必要です。
看板の実寸サイズのデザインに一回り大きいノビをつける、画像の解像度を推奨サイズ以上にするなど、入稿データ作成時の制約があるので、注意しましょう。
印刷
デザインから起こしたデータを業者に渡して、看板を印刷してもらう工程です。
看板の印刷を依頼する際には、耐久性もチェックしましょう。看板の耐久性は、印刷する素材によって変わります。
主な看板の素材と耐久性は下記の通りです。
- ・ステンレス:2~3年
- ・アクリル:2~3年
- ・アルミ複合板:2~3年
- ・マグネット:1~2年
- ・PVC板:1年未満
耐久性の高い素材ほど費用も高くつくケースが多いので、使用期間と費用対効果を考慮して看板の素材を選びましょう。
また、ラミネート加工をすると看板の耐久性が高まります。業者の人とよく相談して印刷する素材・ラミネート加工の有無を決めましょう。
取り付け
看板が出来上がったら、取付作業を行います。
看板の種類や取り付け場所によっては、置くだけのスタンド看板以外にも自分で取り付け可能な場合もあります。
ここでは、店舗に壁面看板を取り付ける方法を3種類お伝えします。
- ・壁に接着する:両面テープや接着剤などで壁面に看板を貼り付ける方法。平たんでない壁や大きな看板には不向き。
- ・ビス留めする:ビスで壁に取り付ける方法。しっかりと看板を壁に固定できるがビスが目立つ場合もあり。
- ・下地の板材を使う:下地の板材をビスで壁に留め、板材に両面テープや接着剤で看板を貼り付ける方法。平たんではない壁や見栄えを重視する場合に有効。
土台が必要な建植看板や高所作業・電気工事が必要な屋上看板・突き出し看板、ビルや駅構内での作業が必要な壁面看板の取付は、対応できる業者に依頼しましょう。デザインの作成から取付まで一貫して請け負っている業者もあります。
納品
看板製作の納期は、デザインが出来上がっている場合は一般的に2日〜2週間程度です。もちろん、看板の種類や依頼時期、業者によって納期にはバラつきがあります。壁面用プレート看板だけなら2~3日程度、スタンド看板や突き出し看板であれば1〜2週間という業者が多いです。
看板製作を一から依頼する場合は、2〜4週間程度かかります。デザインの作成も依頼するので、デザインが気に入らず、再度提案してもらう場合はさらに納期が延びます。
デザインの変更や設置時の天候による遅延も含めて、納期は長めに見ておきましょう。
■看板製作の依頼先を選定するコツ
看板製作の依頼先を選定するコツは下記の通りです。
- ・対応可能な看板の種類と作業工程を確認する
- ・目的に合った提案を受けられるか
- ・予算感は適切かどうか
多くの業者のなかから、要望に合う看板を作ってもらう依頼先を探すためのコツを解説していきます。
対応可能な看板の種類と作業工程を確認する
対応可能な看板の種類と作業工程は業者によって異なるので、確認しましょう。
対応範囲が広い業者には、様々な種類の看板製作の依頼が一度にでき、デザインの統一感を出すことも可能です。また、後日看板を追加したい場合にも、適切なデザインを作成してもらえる可能性が高くなります。
統一感のあるデザインの看板を様々な場所に設置することで、ブランドイメージや店舗の魅力を効果的にアピールすることができます。
また、作業工程に看板製作後の設置の請負まで行ってくれる業者であれば、製作から設置までの費用が一社への請求で済むため、費用の計算がしやすくなるメリットもあります。
目的に合った提案を受けられるか
目的に合った提案を受けられるかも確認しておきましょう。
特に、デザインが決まっていない場合には、こちらが伝えたイメージを汲み取って、適切な提案が受けられるかが重要なポイントになります。
問い合わせや見積もりの段階で、ヒアリングの丁寧さやアウトプット能力のある業者かどうかを見極めましょう。
これまでの実績を確認しておくことも良い依頼先を見分ける方法です。過去の顧客からの評価や集客アップの実績があるのかを確認しておきましょう。
また、カメラマンが在籍している業者であれば、デザイナーの意図通りの写真を看板デザインに入れてもらえる可能性が高いです。
看板製作の総合力の高い業者は、目的に合った提案をしてくれる可能性が高まります。
予算感は適切かどうか
看板製作の相場と比較して、予算感が適切な依頼先を選びましょう。予算を抑えることに気を取られると、粗悪な依頼先と契約してしまう危険性があります。
逆に、相場より高い依頼先であれば、良い仕事をしてくれるという訳でもありません。また、相見積もりを複数社から取って、比較検討することも有効な手段です。
看板の耐久性や取り付け費用なども含めて、提案された予算が適切であるかを総合的に見極めましょう。
■ランサーズで看板製作を依頼する方法
ランサーズで看板製作を依頼する方法の一例は以下の通りです
- 1.出品パッケージを探す
- 2.無料見積もり相談
- 3.発注
- 4.確認・納品
ランサーズでは、WEB上のやり取りだけで依頼先探しや無料見積もり相談、納品、検収まで行うことができます。では、ランサーズで看板製作を依頼する方法を順番に解説します。
出品パッケージを探す
まずはランサーズのサイトにアクセスし、出品パッケージを探します。「カテゴリから探す」機能や検索機能を使用して、看板制作のパッケージを見ていきましょう。
過去に製作した看板をトップ画像やポートフォリオに掲載しているところが多いので、まずはデザイナーが得意とするお店のジャンルやテイストを確認してください。
絞り込み検索では、野外看板、バナー、ロールアップといった用途の他、予算や納期等も表権を指定して絞り込むことができます。
既に看板のイメージがあれば「筆文字」「手書き」といった要素を入れて検索してみるのも良いでしょう。
無料見積もり相談
気になるパッケージの中でプランを絞り込んだら、まず無料の見積もり相談をしてみましょう。
事前に考えていたイメージを伝えて、納期などの条件やオプション料金が発生するかなどの疑問点があれば確認しましょう。
無料見積の段階で、出品者のヒアリングスキルの高さや自分の希望条件に柔軟に対応してもらえるかなども分かります。
他にも気になるパッケージがある場合は、比較検討のために無料見積もり相談だけでもしておきましょう。
発注
依頼先を決定したら、発注を行います。
金額や条件、納期を記載した見積もり内容が希望通りであれば、発注しましょう。
発注方法は、「注文・仮払いに進む」ボタンを押し、見積り内容を確認後、仮払いを行います。
仮払い金の支払い方法を選択し、必要事項を入力した後にページ下部の「注文・仮払いを確定する」を押すと発注が完了します。
仮払いを行わないと依頼先は業務を開始できないため、忘れずに仮払いを行いましょう。
確認・納品
発注後、必要があればランサーズ上でやり取りを行い、依頼先にデザイン製作を行ってもらいます。製作物が完成し、納品されたら依頼内容と合致しているか確認します。
依頼先から納品が行われると「納品・完了報告」の通知が来るので、検収を行うと依頼が完了します。
■一般的な制作会社へ「看板製作」を依頼した際の料金相場
看板製作や看板のデザイン製作を外注する場合、デザインに含む情報量の多さやデザインの複雑さで金額が大きく異なってきます。複雑なデザインを行う場合にはそれだけ設計やデザインそのものに手間がかかるためより高額になります。
またロゴや画像、イラストなどデザインに含む素材の制作まで依頼するかによっても料金が異なってくる場合が多いです。
会社とフリーランスを比べた場合にはフリーランスの方がお得に依頼できる傾向にあるため、デザインをフリーランスに依頼し、実物の制作や看板の施工は会社に依頼するという方もいます。とはいえ、業者によって料金はピンキリな業界であるため、相見積もりを取るなどして予算に合う依頼先を選定するのがおすすめです。
企業 | 依頼内容や看板タイプ | 相場例 |
---|---|---|
企業 A |
情報量が少ないデザイン |
約20,000円〜 |
情報量が多いデザイン |
約30,000円〜 |
|
企業 B |
横長看板 |
約50,000円〜 |
縦長看板 |
約50,000円〜 |
|
企業 C |
1面 |
約30,000円〜 |
2面 |
約60,000円〜 |
|
3面 |
約100,000円〜 |
※大凡の価格を表示しています。実際の料金は依頼内容や会社によって異なります。
※こちらで記載している金額はランサーズ上の依頼金額ではありません。
※当社調べの「一般的な制作会社や企業に依頼した際の目安の依頼料金」となります。