ランディングページ制作・デザインの依頼・外注

■LP(ランディングページ)とは

LP (ランディングページ)という言葉に馴染みのない方に向けてまずはLPという言葉の意味から説明します。

最初にユーザーの目に入るページ

LPとは、ユーザーが検索や広告を通して初めて見るページのことです。検索結果や広告を通してアクセスしてくれた読者に、商品・サービスの魅力を伝える役割があります。
LPは「広義のLP」と「狭義のLP」の2種類に分けられます。
「広義のLP」とは、様々な流入経路で訪問してきたユーザが一番初めに見るページのことです。流入経路にもさまざまな種類があり、検索やSNS、外部サイトなどが当てはまります。
「狭義のLP」とは、ユーザーのアクション(問い合わせや申し込みなど)を促すページのことです。多くはウェブ広告のリンク先として利用されます。
LP制作というと、大抵は狭義のLP制作を指すことが多いです。ここからは申し込み・問い合わせなどを目指す狭義のLP制作を詳細に説明します。

■LP制作のメリット

「LPの意味はわかったけど、作ったら具体的にどんな効果を得られるの？」と思う人も多いはず。ここからはLPを制作することで、具体的にどのようなメリットが得られるのかを見ていきましょう。

1ページ内で効率的に購入を促せる

商品やサービスの情報を細かく説明するのも大切ですが、サイトにページがありすぎると欲しい情報に辿りつきにくいと感じることはありませんか？LPでは商品やサービスの情報だけではなく、実際に利用した人の口コミやお問い合わせフォームなど、すべての情報を1ページにまとめられます。
1ページで簡潔に情報をまとめられるため、わかりやすくシンプルに商品やサービスの魅力を読者に伝えられます。優れたLPならば途中で読者の購買意欲を下げることなくそのまま商品の購入まで誘導できるため、問い合わせや申し込みといったコンバージョンの増加が期待できます。

流入経路ごとに柔軟にページが作れる

LPは流入経路ごとに、柔軟にページが作れるのもメリットの1つです。流入経路とはX (旧Twitter) やInstagramなどのSNSやYahoo!ニュースなどの外部サイトを指します。
例えば、X (旧Twitter) から流入したユーザー層とYahoo!ニュースから流入したユーザー層をそれぞれ分析すると、流入経路ごとのターゲットやユーザーなどを把握できます。分析結果をもとに異なるデザインや文章で訴求するといったことが可能です。

デザイン性が高くオリジナリティを出しやすい

LPにはデザインの制限が設けられていないため、自由にレイアウトや文字のスタイルなどを取り入れられるのがメリットの1つです。商品やサービスの魅力を伝えるためには、競合他社のページと差をつける必要があります。
他社と似通ったページになると自社ならではの良さが伝わらないため、ユーザーが競合に流れてしまうことも。しかし、デザイン性が高いLPならレイアウトや文字のスタイル、画像などでオリジナリティが出せるため、ユーザーが興味を持ちやすくなります。
商品やサービスの情報や魅力をしっかり訴求できるため、申し込み数や問い合わせ数アップも期待できるでしょう。

■LP制作のデメリット

上記のように、LP制作には多くのメリットがあります。しかし、デメリットもあるので、事前に理解しておくことが大切です。

作成する手間がかかる

効果的なLPは簡単に作れるものではありません。限られたスペースの中で必要な情報を厳選し、かつ、電話番号や問い合わせフォームも作らなければいけないので、技術と知識が必要です。
また、LPは一度作って完成ではなく運用して行く必要があります。LPを出して「実際にどのような効果が得られたのか」、「改善点はないのか」を分析し、必要に応じてアップデートを行うことが大切です。
細かな分析や運用が必要になるため、制作後の手間がかかることも知っておきましょう。

制作コストがかかる

LPを制作する際はコストがかかります。1ページ完結型と言えど、コンバージョンに必要な要素を分析して、構想をよく検討した上で作成するため、知識と時間が必要になるためです。
LPを作っても、商品やサービスの情報が伝わらなければ意味がありません。本当に効果が期待できるLPを制作するためには、ある程度コストがかかることを理解しておきましょう。

■LP制作の流れ

次はLP制作の流れを具体的に説明していきます。事前にどのような流れで進めていくかを知っておくことで、魅力的なLPを作ることに役立てられるでしょう。工程ごとのポイントや注意点もまとめていくので、ぜひ参考にしてください。

目的を決める

LPを制作する上で最も重要なのは、目的を決めることです。LPを制作する目的としては、大きく以下の3つが考えられます。

• ・商品やサービスを購入してほしい
• ・会員登録を促したい
• ・アクセス数を増やしたい

商品やサービスの購入を目的とする場合は、魅力をわかりやすく具体的に伝えなければいけません。見た目だけではなく中身まで詳しく伝えるために、実際に利用した際の写真やテクスチャーの説明を行うことがポイントです。
ユーザーは実際に商品を見て購入を決めるわけではありません。いかにユーザーに「自分が使った時のことを想像してもらえるか」が重要です。
会員登録を目的とする場合は、会員になることでどのようなメリットがあるのかを伝えることがポイントです。会員登録は個人情報などを入力しなければいけないため、ユーザーにとっては面倒に感じるもの。しかし、送料無料や会員限定のプレゼントなどのメリットがあることで、ユーザーは入力の手間以上にメリットがあると思い、会員登録に至りやすくなるのです。

ペルソナの設定

目的を決めたら、次にペルソナの設定に移りましょう。年齢や性別、住所、職業、どのような悩みがあるのかなど、具体的に考えることがポイントです。
ペルソナによってLPのデザインや文字スタイル、使用する画像まで変わってくるので、明確に決めていきましょう。具体的なペルソナ像が定まらないと、ページの方向性にもばらつきが出るので、欠かせない工程です。

構成の作成

目的とペルソナを具体的に決めたら、構成作成に移っていきましょう。ユーザーが何を求めているのかを理解した上で、構成を考えていくのがポイント。
LP制作では、以下の7つのワイヤーフレームを活用してみてください。
1. メインコピー
ユーザーの心に刺さるフレーズを短い文字数で考える。
2. ユーザーの悩みに共感
「〜に悩んでいませんか？」など、具体的な例を挙げながら読者の悩みに共感する。
3. 商品やサービスの紹介
悩みに共感した上で、商品やサービスの紹介に移る。どのような特徴があるからこそ悩みの解決に導けるのか、具体的に説明する。
4. マイクロコンバージョン
商品に少し興味が出てきたユーザーを「見込み客(リード)」につなげるために、資料請求など申し込みよりもハードルの低いCVを設置する。
5. メリットを挙げる
商品やサービスを利用する上でどのようなメリットがあるのか具体的に伝える。
6. 利用した方の口コミ
実際に利用した人の口コミを入れて、導入することでどのような効果が期待できるのかというイメージを沸かせる。
7. ユーザーの行動を促す
購入や見積もりなどのCVポイントを設置する。

デザインの作成

LPを制作する上で欠かせないのが、デザインの作成です。ペルソナを念頭に置いた上で、どのような画像を使うか、文字のスタイル・フォント、配色などを決めていきましょう。
LPはユーザーが最初に見るページだからこそ分かりやすさを意識することがポイント。LPは商品やサービス、会社のいわば第一印象のようなものです。
第一印象で読みにくかったり、見づらかったりしたら、訪問してきたユーザーがすぐにページから離れてしまうかもしれません。競合他社のLPなども参考にしながら、差別化をしていくと良いでしょう。

コーディングを行う

最後にコーディングに移ります。「使用するサーバー」「URLの設定」「問い合わせ先メールアドレスの設定」などの機能を実装していきます。
また、すべての工程が完了した後は全体的な確認を行いましょう。ページにアクセスした際に機能がしっかり動いているか、トラブルが起きていないかなど細かく見ながらチェックすることが大切です。

■LP制作は依頼するのがおすすめ

LP制作はそれぞれの工程で専門知識と技量が必要になります。自社で制作するか迷っている場合は、プロに依頼するのがおすすめです。
LP制作の専門家であれば、希望や条件を伝えるだけで質の高いLPを作成してくれます。依頼するコストはかかるものの、それ以上のメリットを得られるでしょう。

■LP制作をランサーズで依頼するメリット

一般の方がLPを制作しようと思っても、何から手をつけていいかわからず、途中で諦めてしまうこともあるでしょう。また、十分な知識を持っていない状態でLPを制作しても、十分な成果を得られないまま終わってしまうことも…。
LP制作の依頼を検討しているなら、ランサーズがおすすめです。ここからは、LP制作をランサーズに依頼するメリットを紹介していきます。

マーケティングが得意な専門家が登録

ランサーズにはマーケティングが得意な専門家が登録しています。LPで集客や会員登録などを目的とするなら、マーケティングの知識が欠かせません。
「なぜコンバージョン率が上がらないのか」、「なぜアクセスが少ないのか」、「なぜ読了率が悪いのか」といった分析を適切に行うことで問題点と改善点が見つけられます。ランサーズにはマーケティングの知識が豊富な専門家がいるため、細かく分析した上で魅力的なLPにするためのアドバイスや提案を行ってもらうことができるでしょう。

無料で相談・見積もりができる

ランサーズでは無料で相談や見積もりができます。ランサーズには経験豊富なデザイナーが登録しているため、依頼先の候補が複数になる場合もあるでしょう。
そんな時は実際に相談して見積もりまで出してもらうことで、複数の候補を比較できるため、より希望に合ったデザイナーを探せます。相談回数や見積もり回数に決まりはないので、どんどん活用してみてください。

デザイン性の高いページが作れる

ランサーズにはデザイン経験が豊富なプロが登録しています。シンプルでわかりやすさを追求しながらも、デザイン性の高いページが作成できます。

ジャンル別のプロが登録

ランサーズには、化粧品や健康食品、不動産、飲食店などそれぞれのジャンルに特化したプロがいます。特定のジャンルに精通しているので、商品やサービスの魅力がしっかり伝わるようなLPを作成してくれるでしょう。

■LP制作を依頼する際の注意点

LP制作を依頼する際には、注意しておくべきポイントが5つあります。

予算を決める

依頼する前に、まずLPにどれだけの予算を当てられるのかを考えましょう。依頼先やページの種類や数によっても料金が異なるため、予算におさまるかどうかを確認しておく必要があります。

修正に対応してくれるか

実績や経験が豊富なプロに依頼しても、最初から希望通りのものが完成するとは限りません。「ここはもっとこうしてほしい」と修正をお願いしたいこともあるでしょう。デザイナーによって修正対応の条件や費用が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

実績を確認する

LP制作は知識と技術が必要です。デザイナーの実績を確認し、過去に作成したサンプルやデザイン案も合わせて確認しておきましょう。クオリティやデザインの雰囲気を見て、自社のイメージと合致するかチェックしておくのも欠かせないポイントです。
またLPで効果を得るためにはコピーライティングの知識も必要になるため、依頼相手がコピーライティングが得意かどうかも確認しておくと良いでしょう。

得意ジャンルを確認する

デザイナーによっては得意とするジャンルがあり、コーポレートサイト、ブログなどのメディアサイト、飲食店や美容院といった特定の業界のデザインなど得意領域は人それぞれです。
デザイナーの得意ジャンルを確認し、自社の目的と合うLPを制作してもらえそうか確認しておきましょう。

LPO改善もしてくれるか

LPO改善とは、コンバージョン率を上げるためにLPを改善することを言います。コンバージョン率を改善するには、直帰率を下げたりスクロール率をあげたりしながら、ユーザーがページから離れずコンバージョンまで至ってくれるよう様々な施策を行います。ページのファーストビューやメインコピーを改善することもあれば、構成やレイアウト、配色などを変更し効果をGoogle Analyticsなどのツールで分析することもあります。こういった改善を行いより良いLPを作るには十分な経験と知識が必要です。
デザイナーによってLPO改善の有無が異なるため、事前に確認しておきましょう。
また、WEB広告知識がある業者であれば、集客やアクセス数を増やすためにどうすれば良いのかアドバイスもくれるのでおすすめです。

■一般的な制作会社へ「LP制作」を依頼した際の料金相場

LP制作を依頼する際の費用は依頼範囲によって変わってきます。
ドメインやサーバーの設定や、制作後の運用など、デザインと実装以外の業務も任せる場合には追加費用となる場合があります。
ページの長さによっても料金が異なる場合があり、例えば2000pxまでで約11万円、5000pxまでで約20万円などといった設定を行っている制作会社もあります。
また、会社の規模によっても料金に差がでます。大手制作会社の場合や中小規模の会社の場合、フリーランスの場合で相場は異なります。フリーランスの場合は経験やサービス内容によって料金が異なり、人によってもそれぞれ料金設定が異なるため事前に詳細を確認しておきましょう。

※大凡の価格を表示しています。実際の料金は依頼内容や会社によって異なります。
※こちらで記載している金額はランサーズ上の依頼金額ではありません。
※当社調べの「一般的な制作会社や企業に依頼した際の目安の依頼料金」となります。