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WordPressでネットショップはあり?デメリット解消法を解説

WordPressで自社サイトを運営していて、そろそろネットショップも持ちたいと思っている事業者は少なくありません。

ネットショップを構築するには複雑な設定が必要で「自社のIT担当者だけでは、なかなか対応が難しいのでは…」と感じてしまいます。また、専門のWeb制作会社に外注すると、ネットショップ構築予算を大きく超えてしまうことも心配です。

販売の機会を増やすために、本記事では、ネットショップ用のWordPressのテーマ選びのコツやおすすめのプラグインをご紹介します。また、ネットショップ構築コストを抑えられるように、フリーランスへの外注化や外注時のメリットもまとめています。

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カスタマイズしやすいWordPressでネットショップを構築しよう

ECサイトを運営する人
WordPressで自社サイトを運営しているなら、紹介している商品の販売のためにECモールに送客するだけでは不十分です。自社サイト内で商品販売まで行えば、コストを削減でき、利益を最大化させることが可能になります。

WordPressはカスタマイズ性が高く、ネットショップ機能を追加することも可能です。さまざまなネットショップ構築方法がありますが、WordPressの自社サイトを持っているなら、まずはWordPressにネットショップ機能を追加してみてはいかがでしょうか。

WordPressでネットショップを構築する

ネットショップを開設するには、次のようなページが必要です。

  1. 商品紹介ページ
  2. カートページ
  3. 決済ページ
  4. 「特定商取引法に基づく表記」のページ
  5. 販売管理機能ページ

ネットショップに必要不可欠なページの大部分を含め、全体的な構造を形作ってくれるのは、WordPressプラグインです。販売業務のフローや決済方法の種類も、採用するプラグインの対応状況次第です。ネットショップ用のWordPressプラグインをどれにするかを決めるのは大きな決定のひとつといえるでしょう。

また、サイト全体のデザインイメージは、WordPressテーマによって方向性を決めることになります。商品リストページ、商品詳細ページなどの見せ方をチェックしましょう。デザインがブランドのイメージと一致するものをチョイスするようにしてください。

適切なデザインを選択することによって、商品やブランドのイメージ向上とコンバージョンの拡大を狙うことが可能になります。

では、プラグインとテーマを選ぶ方法について解説します。

おすすめのプラグイン2選

ネットショップのためのWordPressプラグインは、多数存在します。それぞれの強みや使い勝手の良さなどを比較していくと、小規模事業者におすすめできるのは次の2つのプラグインです。

1. Welcart

「Welcart」は、日本の開発会社が作ったプラグインで、国内で27,000サイト以上の運用実績があるWordPress専用のネットショッププラグインです。プラグイン本体はオープンソースで、無料で導入できます。

インストールはとても簡単で、WordPressの管理画面のプラグインメニューからワンタッチでWelcartの機能が使えるようになります。また、テンプレート「Welcart Basic」は無料で使えるWelcart用WordPressテーマです。さまざまな業種で使えるデザインテイストなので、迷うことなく使えます。

ショップの情報と配送や送料の設定をし、商品を登録すると、すぐに商品販売が可能になります。

「LINE Pay決済」や「クロネコwebコレクト」、コンビニ後払い決済などの日本向けに開発されている専用拡張プラグインが多いのも大きな特徴です。国内で普及している決済方法の多くに対応しています。

「Welcart」プラグインの公式サイト

2. WooCommerce

「WooCommerce」は、世界中で採用されているネットショップ用プラグインで、現在はWordPress本体の開発会社であるAutomattic(オートマティック)社が開発を手掛けており、WordPressの公式ネットショッププラグインのような立ち位置です。

「WooCommerce」はとても汎用性が高く、さまざまな業態のニーズにこたえてくれます。販売のタイプも、通常の商品発送による販売だけでなく、ダウンロード販売や定期購入、サロン運営など多様な形態をカバーしており、販売形態やサービス形態に沿ったネットショップを実現できるプラグインです。

初期設定において、ネットショップを構築していくうえで効果的な設定についてのヒントをポップアップで表示してくれるので、安心して商品登録などの設定を進められます。チュートリアルに従っているうちにネットショップが簡単に完成する仕組みです。

「WooCommerce」プラグインの公式サイト

運用体制や支払い方法からプラグインを選ぶ

Webサイト完成後にWeb担当者がカスタマイズを進めていくためには、インターネットで情報を収集することが重要です。しかし、WooCommerceの場合は、日本語の情報がまだ少なく、十分に情報収集をするのが難しくなっています。

カスタマイズしてよりサイトをブラッシュアップさせていきたいなら、日本語で情報を得やすいWelcartの方が適しているといえるでしょう。

カスタマイズはそこまで重要ではないと考えており、既存の機能を調整して販売を拡大したいなら、WooCommerceをまず試してみてください。決済方法が豊富でクーポンなどの施策も基本機能で使うことができます。

ショップの雰囲気にマッチしたテーマをチョイス

WordPressのネットショップ向けのテーマは、ネットショップに必要なページ類を簡単に構築できるようになっています。ブランドのイメージに合ったWordPressテーマをチョイスして使用しましょう。

ネットショップ向けのWordPressテーマにはデザイン性の趣向があります。例えば、スタイリッシュなデザインカタログのような体裁で商品イメージを印象的に見せられるタイプのテーマや、きちんと商品がブロック状に並べられて見やすくなっているタイプのテーマなどです。

WordPressのテーマを選ぶには、提供する商品・サービスの属性やジャンル、商品ページ詳細画面の画面構成などをもとに選択するようにしましょう。

WordPressのテーマには、テーマを導入した際のイメージを持ってもらうためのデモページが用意されていることが多いです。そのため、まずは自社に必要な機能・デザインとデモページを見比べて、最適なWordPressのテーマを決定しましょう

結局WordPressのネットショップ制作費用はたくさんかかってしまう

悩む女性
ここまで、ほぼ無料でネットショップ構築に必要な機能を既存のWordPressサイトに追加できることを解説しました。紹介したプラグインでは、WordPressを運用しているWeb担当者であれば、プログラミングなどの知識を持たなくても、直感的に設定できるようになっています。

しかし、これだけでは、販売する機能を持つ最低限のネットショップができるだけで、実際に販売を強化できるような訴求力のあるデザインや機能に欠けています。集客力があり使いやすいサイトに仕上げるための設定を、自社のWeb担当者だけですべてスムーズにおこなうことができるでしょうか。

難しい設定に時間を取られすぎて、はかどらなくなってしまう前に、WordPressでネットショップを構築するための専門的な知識を持つ技術者に依頼することを検討してみましょう。

専門的な知識が必要

ネットショップの売り上げを向上させたいなら、ユーザビリティを向上させたり、表示速度を向上させたりするなどの、さらなる施策が不可欠です。より訪問者にとって魅力的なネットショップを実現させるためには、ページレイアウトのコード編集、プラグインの導入などの作業が必要になります。

また、セキュリティ面の対策も重要なポイントです。専門的な知識を持たない自社のWeb担当者だけでは、効率的な対策を考えるのもかなりの手間になりますし、なにかが起こってからの対処方法を事前に決めておくことも簡単ではありません。

小規模な事業者では、プログラミングもこなせるようなWeb担当者を配置するのは簡単ではありません。Webでの受注処理や出荷状況の確認などの業務のかたわらで、Webサイトやネットショップ全般の知識を習得することは、現実的ではありません。

ネットショップ構築の外注化も検討する

自社のWeb担当スタッフだけでは対応できない際には、外部の専門業者に発注して業務を担当してもらうことになります。インターネットで「ネットショップ WordPress」というキーワードで調べてみると、ネットショップをWordPressで構築するメリットとデメリットを伝えるたくさんのWebサイトが目に入るでしょう。

大抵のWebサイトでは自社のWeb担当者だけで制作するにはリスクが高いことを理由に「Web制作会社に請け負ってもらう:「有料のECサービスを利用する」のいずれかを推奨しています。

Web制作会社へ依頼する金額を詳しく見てみると、50万円以上の費用がかかることもあり、小規模事業にとってはかなりの出費になってしまうことがわかります。

高い技術を持ったフリーランスを探そう

フリーランス
自社のWeb担当者だけではなかなか開発を進められず、外部に依頼するにしても予算がオーバーしてしまうという状況では、思うようなネットショップ運営ができません。状況を打破する解決策を考えてみましょう。

フリーランスに依頼するメリットはスピードとクオリティ

フリーランスにネットショップ制作を依頼することは、小規模の事業者にとって大きなメリットになります。

フリーランスの多くは、個人か少人数のチームで仕事をしています。そのため、会社組織のように、稟議や引継ぎなどのコミュニケーションが複雑にならず、素早く決定&対応を行ってもらえます。

細かい要望を伝えるときも、きちんと担当者に伝わるかどうか心配する必要もありませんし、進捗についても直接たずねることができ、安心できます。ビジネススキルが高いフリーランスは、問い合わせに対してのレスポンスも早く、やる気が伝わってきますし、信頼できると感じられます。

フリーランスの技術の高さは、依頼してみないとなかなかわからないと言われていたこともありました。最近では、フリーランスをより活用したいという社会の風潮があります。

フリーランスを適正に評価する指標がより分かりやすくなっています。例えば、フリーランスの過去の実績としてポートフォリオをチェックすると、これまでに手掛けたWebサイトの種類や品質を確認できます。また、サイト制作に要する期間もわかります。

次項では、ネットショップ制作をサポートしてくれる信頼できるフリーランスを見つける方法を紹介します。

LancersにはWordPressでネットショップを構築できるフリーランスが多数在籍

クラウドソーシングサービス(仕事依頼サイト)の「Lancers」には、フリーランスが多数登録されています。それぞれのフリーランスが、ランク付けされていて、信頼がおけて実績のあるフリーランスには「認定ランサー」のバッジが付いています。

認定されている業務分野の詳細もはっきり記載されているので、頼みたい仕事に向いている相手を判断しやすくなっています。

はじめてLancersを使うときに抱きがちな不安をより軽減してくれるのが、「初心者に優しい」バッジです。6カ月以内に、はじめてランサーズを利用するクライアントの案件を手掛けたことがあるフリーランスに与えられるバッジです。

フリーランスがコミュニケーションの取り方などをリードしてくれますので、より安心して依頼ができます。

WordPressにネットショップを構築して集客と販売を連携させよう

WordPressにネットショップ機能を追加することは、難しくありません。

より魅力のあるサイトにブラッシュアップしたい場合や、セキュリティ面での心配を取り除きたい場合は、自社のWeb担当者だけでなく、外部の専門的な知識を持つプロフェッショナルに手伝ってもらいましょう。

Web制作会社に依頼するような予算がどうしても取れないという場合でも、Lancersに在籍している高いスキル力を持つフリーランスに頼むことで、コストパフォーマンスよくネットショップを構築できます。

信頼のおけるフリーランスをLancersで見つけて、ぜひビジネスの飛躍につなげてください。

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