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フリーランスとは?外注・依頼前に! これだけは知っておきたい基礎知識


フリーランス

近ごろよく聞く「フリーランス」、新しい外注先として注目されています。いったいどのような人材でしょうか。初めての外注前に押さえておきたいフリーランス人材の働き方や背景、メリット・デメリット、そして御社にピッタリな人材の探し方について解説します。

 

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フリーランスとはどのような人材でしょうか

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専門スキルを生かして個人で働くフリーランス

フリーランスとは「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」を指します(フリーランス協会による定義)。雇用されて働くのではなく、個人で業務委託を受けて働きます。
専業フリーランスとして働く方と、副業として本業や主婦業のすきま時間を使って働く方の2種類に分かれます。

よく似ている言葉に「フリーター」がありますが、全く異なります。厚生労働省によると、フリーターはパートやアルバイトなど、非正規雇用で働く34歳以下(男性の場合)と定義されています。フリーターに専門性は問われません。

一方でフリーランスは、高度な専門スキルを強みにして仕事を請け負う働き方です。優れたフリーランスは、仕事を継続して受けるために常にスキルアップしています。

また、フリーランスは自分のライフスタイルに合わせて働く時間や場所を決められます。そのため、副業フリーランスの中には、育児や介護などで退職せざるを得なかったハイスキル人材もたくさん存在しています。

働き方改革とコロナ禍がフリーランスを後押し

2018年ごろから始まった働き方改革により、国と企業が副業を解禁しはじめます。その背景には、人生100年時代を迎えてより長く働けるよう新しいスキルの獲得や、経済が縮小する中でも個人が収入を増やせるよう、転職や起業の準備を推しすすめたい意図がありました。
個人としても会社を辞めずにやりたいことに挑戦できる、ハードルの低い「自己実現の追求」が可能になったのです。

さらに2020年に入ると、コロナ禍によりオンラインツールが飛躍的に浸透し、幅広い企業で在宅勤務が取り入れられるようになりました。通勤時間が減ったことで、時間に余裕が生まれ副業を始める人が増えはじめます。企業側も完全オンラインに移行した結果、外注に弾みがつきました。

こうして、従来のIT系の職種だけでなく、オンライン秘書やデータ入力など、より多様な職種でフリーランスが活躍できる時代となったのです。

フリーランスに外注・依頼するメリットとデメリット

メリット・デメリット

フリーランスに外注・依頼するメリット

フリーランスに外注すると、次のようなメリットがあります。

・社内メンバーがコア業務に集中できます
日々の業務で発生する定型業務を外注すれば、メンバーがより重要なコア業務に集中でき、効率化が望めます。

・より質の高い成果が得られます
フリーランス=専門家に任せるので、慣れない社内メンバーが行うよりも、より質の高い成果が期待できます。

・社内にはない発想を取り入れることができます
今までにない視点が欲しい場面や、社内にないノウハウを得たいときに適しています。

・人件費の抑制が期待できます
新規採用は膨大な時間と費用がかかります。特定の業務を外注すれば採用の時短とコストダウンが見込めます。

・必要な時だけ「外部人材」として利用できる
仕事が増えたときのみフリーランスに外注できるので、社内に余剰な人員を抱える心配がありません。人件費を仕事量と調整することが可能です。

フリーランスに外注・依頼するデメリット

反対に、フリーランスに外注するデメリットは何でしょう。

・信頼関係の構築に時間がかかります
社内メンバーとちがい、フリーランスとは一度も会わずにプロジェクトが進むことも珍しくありません。信頼関係の構築に時間がかかったり、社内メンバーとの温度差が生じたりといったことも考えられます。ミスコミュニケーションが起きないよう、事前確認やこまめな連絡が大切です。

・期待通りの成果を得られないケースも
経験豊富なフリーランスだからと任せていたら、期待とは大きく異なる仕上りになるリスクがあります。依頼内容や希望する納品物を事前に明確に伝え、対応可能か綿密に確認しましょう。過去の実績を見せてもらえば、より安心です。

・情報漏洩(ろうえい)などのリスクが起こりえる
いまの時代、外注での一番のリスクは情報漏洩と言えるかもしれません。顧客データの流出などは何としても避けたいところです。機密保持契約(NDA)の締結や、フリーランスへ渡す情報を最小限に抑えてリスクを回避しましょう。

フリーランスへ外注・依頼する方法

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知り合いから紹介してもらう

約70%のフリーランサーがつながりで仕事を得ています(フリーランス白書)。また、過去の取引先から受注しているケースも多く見られます(58%)。周囲にフリーランスを紹介して欲しいと声をかけておくと出会える確率が上がります。

人気のあるフリーランスは単価が高めです。契約や支払い方法など、初めての場合は、発注フローを学ぶ必要があります。

クラウドソーシングサービスの利用

より積極的にフリーランスを探したい方、できるだけ発注フローを簡単にしたい方は、クラウドソーシングの利用がおすすめです。

クラウドソーシングは、仕事を依頼したい企業とフリーランスをつなげるオンラインマッチングサービスです。
日本初・日本最大級のクラウドソーシングサービス「ランサーズ」では、依頼者(クライアント)の立場で、使いやすさを考え抜かれたサービスを提供しています。

・フリーランスのプロフィール、実績、評価を比較して選べる
・発注から納品までオンラインで完了、分かりやすいフロー
・秘密保持契約(NDA)もオンラインで結べる
・トラブルには24時間365日体制でサポート
・フリーランス探しに迷ったら、ランサーズが代行も可能(オプション)

まとめ

高い専門スキルを持つフリーランスに外注することで、新規採用に比べて低コストで業務のクオリティを上げることが可能です。また、社内メンバーがコア業務に集中でき、仕事の効率化や顧客からの満足度を高めます。

ランサーズでは簡単な3ステップで発注完了、フリーランスへの外注が初めての方でも安心です。専任アドバイザーによる無料サポートも受けられます。何を発注してよいか分からない、そんなご相談でもアドバイザーがニーズに応じてご提案いたします。御社にピッタリなフリーランス人材と出会いませんか。

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