動画ナレーションの依頼先、費用相場などについてご紹介します。動画ナレーションの費用は、原稿の文字数や収録時間で変わります。制作会社へ依頼する場合は、5分以下の短い動画で約5万〜8万円。個人へ依頼する場合は、同じサイズの動画を約1万〜3万円です。
また、動画のナレーション入れの効果や、依頼時の注意点についてもまとめました。動画ナレーションの料金設定は様々で、依頼先の選定に悩んでしまう人は多いでしょう。そんなときに便利な、料金の比較表や、おすすめの依頼先もご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

ナレーションを活かす!動画制作のポイントとは?
動画制作をする上でナレーションは必要なのか、どんな効果があるのかご紹介致します。
情報量を盛り込む
ナレーション入れることで、多くの情報を伝えられます。
更にテロップも加えることで重要な部分がより伝わる動画になります。
病院や電車などでは、ナレーションなしでテロップが入った動画をよく見かけます。
静かにしなければならない場所や、逆に騒音が激しい場所では、動画にテロップをつけて重要な部分を目立たせます。
しかし最近は、YouTubeや広告動画など、音声も込みで視聴することが多くなっています。
そのため、動画にナレーションを入れないのはもったいないのです。
好奇心を持たせる
画面を見ていなくても、ナレーションが耳に入ってきて、興味を持ち動画に目を向けるということもあるでしょう。
また、家事やゲームをしながらの、ながら視聴の場合でも、ナレーションを聞いているだけで内容が伝わるというのも、ナレーション入り動画の大きなメリットです。
更に、聴覚と視覚を刺激することで、より印象深いものとなる効果もあります。
感情表現をする
表現豊かなナレーションを入れることで、感情が伝わりやすく、見る人が楽しくなります。特にお子さんは、ただ動いている動画をずっと見ていると飽きてしまう傾向にあり、途中で見るのをやめてしまいがちです。
一方で、ナレーションが入っていると、内容が分かっていないような小さなお子さんでも、じーっと見つめ集中して見続けることができます。
ナレーションは声のトーンや読む早さなどによって、悲しさや楽しさなどの感情が伝わり、見ているものを飽きさせない効果があるのです。
多言語化する
1つの動画に様々な国の言葉でナレーションを入れるだけで、海外の多くの人に向けて情報発信ができます。
近年、SNSやYouTubeなどを通して、海外の人と繋がったり、海外の情報を得ることが簡単になりました。
更に時代は進み、外国語がベースの動画でも、日本語のナレーションが入るようになり、外国語を知らなくても問題なく海外の動画を視聴することが可能になっています。
このように、ナレーションを多言語化することで、日本から世界中に動画を発信することができるのです。
補完する
シンプル過ぎる、派手すぎる、そんな動画もナレーションによって、プラス・マイナスができます。
例えば、ブランドのイメージに合ったシンプルな動画になったが、シンプルすぎて視聴者に届きにくい……。
そんな場合は、ナレーションでインパクトをつけたり、逆に派手すぎる動画は落ち着いたナレーションを入れたり。
ナレーション次第で、動画のバランスを整え、補完する効果もあります。
動画ナレーションの依頼先は主に2つ!依頼時の注意点とは?
動画のナレーションはどこに依頼したらいいのか、注意点と共にご紹介します。
制作会社に依頼
ナレーションの制作会社は、録音機材を揃え、ナレーターの手配、収録、編集までしてくれます。実績のある制作会社なら、打ち合わせもスムーズで安心感があるでしょう。
しかし近年、録音機材の低価格化から、依頼費用も低価格で設定しているところが増えてきています。その分、品質の低下が目立つ制作会社も存在しますので、制作会社を選ぶ際は注意が必要です。
とはいえ、ナレーション制作に詳しい人でない限り、見積もりを見て制作費用が妥当なものなのかを判断できる人は少ないでしょう。
そのため、コストパフォーマンスのいいナレーション制作会社を選ぶのは、素人には難しいと言えます。
制作会社の選定に悩んだ場合は、社内で使うものなら低コストを重視し、社外の人にも見てもらうものなら予算を多めに組んで有名な会社に依頼するなど、用途に合わせて考えると選定しやすくなります。
個人に依頼
ナレーション制作は、個人で請け負っている人もいます。
個人の場合、ナレーション制作会社よりも適切な料金設定で請け負っている場合がほとんどです。
最近は、SNSなどで仕事依頼を募集している人も多いですが、SNSはトラブルになりやすい傾向にあります。
ひどい時には、詐欺被害に遭う可能性もあります。一方、クラウドソーシングならナレーションのサンプルや、依頼した人からの評価などを視聴することが可能で安心です。
ナレーション依頼の費用相場
動画ナレーションを依頼した場合、制作会社と個人の補遺用相場はどのくらいなのでしょうか。
制作会社3社と、クラウドソーシング(個人)3社を比較してみましょう。
制作会社に依頼する場合
動画ナレーションの費用を、制作会社3社を参考に表にまとめました。
A社 1時間収録(映像尺5分) | B社 | C社 外国語吹き替え(5分以内) |
---|---|---|
一般公開用PVなど 8万円~ | 500文字 3万2,000円 | 翻訳費 8万円 |
インナー用PVなど 6万円~ | 1,000文字 3万7,000円 | ナレーター費 9万円 |
1キャラクター +2万円 | 1,500文字 4万2,000円 | 録音費 6万円 |
※税抜き
ナレーション制作会社の費用は、A社のように利用用途、B社のように文字数、C社のように項目ごとなど、料金設定は様々で、プラン設定をしているところもありました。
他にも、スタジオ費、リテイク費、派遣費などの項目を設定しているところもあり、当初の見積もりよりもオーバーしてしまうということも少なくないでしょう。
クラウドソーシングで個人に依頼する場合
動画ナレーション作成をクラウドソーシングを利用して個人に依頼する場合の費用相場をまとめましたので比較してみましょう。
A社 | B社 | ランサーズ(依頼内容) |
---|---|---|
1,000文字/6,000円 以降1,000文字追加ごとに6,000円 | 1文字/2円 フリー声優の名前を非公開の場合+1,000円 | イベント用映像4~5分1本・1分1本 計2本宅録/1万~2万 応募数10件以上 |
500文字/1,000円 1,000文字/1,500円 2,000文字/3,500円 2,500文字/4,500円 | 10分程度の音声/2,000円 | 広告用アニメ動画3分半 2,000円 サンプルボイス付応募数10件以上 |
基本料3,000円(1,000文字まで) + キャスト料(3,000円×人数) | 250文字 即日納品/3,000円 3日以内納品/2,000円 250文字追加ごとに1,000円 | 睡眠導入アプリ 1本(1,000~2,000文字)/1,000円(継続の場合単価UP) サンプルボイス付応募数10件以上 |
クラウドソーシングを利用して、個人に依頼する場合も料金体制は様々で、依頼する人を選定するのに少々、時間を要してしまいそうです。
ランサーズの場合は、企業から仕事依頼を出し、個人が応募するシステムとなっています。
依頼を出す際に、依頼内容の他に応募方法として「ボイスサンプルをつけてください」と記載しておくと良いでしょう。
また、個人のプロフィールに飛べば、実績や評価なども見ることができますので、理想的な人材を選定しやすいです。
動画ナレーションの依頼はランサーズがおすすめ!
動画にナレーションを入れることで、より多くの情報を伝えられる、興味を惹き付ける、飽きさせないなどの効果があります。
動画の依頼先は、主に制作会社と個人の2つです。
制作会社はコスパの見極め、個人は信頼性のある人材かの見極めなどの注意点があります。個人に依頼する場合は、クラウドソーシングを利用するのがおすすめです。
中でもランサーズは、企業側から依頼し、個人が応募してくれるので、依頼する人材の選定がしやすいでしょう。
他にも、サンプルボイスを視聴することができる、経験豊富な人材が揃っている、評価をみることができる、などのメリットが揃っていますので、ランサーズを利用してみてはいかがでしょうか。
