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Shopifyで売上に直結するテーマはこれ!目的ごとにおすすめテーマ10選【2022年最新版】

Shopifyは、手軽にスタイリッシュなネットショップを立ち上げられるサービスとして世界中で人気です。Shopifyをより効果的に利用するには、テーマの使い方も重要です。

本記事は、Shopifyのテーマをタイプに応じて10種類ご紹介します。Shopifyでは無料や有料、非公式のものなど、様々なテーマが提供されています。あなたのショップのスタイルに合わせて、最適なテーマを見つけて売上アップを図りましょう。

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Shopifyのテーマとは

THE MEのブロック
Shopifyは手軽に高品質のECサイトが構築できると、世界中で人気のソリューションです。手軽さの理由の1つとして、サイトのデザインをテーマの選択で変更できるようになっています。これにより、サイトの雰囲気を変えたり、簡単に加工したりできます。

あなたのお店の雰囲気にあったテーマを見つければ、ネットショップをすぐに立ち上げられるのです。ここでは、「テーマ」を決める際に知っておくべきことを解説します。

  1. テーマはECサイトの顔
  2. テーマ選択時には事前に検証を行う
  3. Shopifyの公式テーマには無料と有料がある
  4. 非公式テーマで他のサイトとは異なるデザインが選べる

1. テーマはECサイトの顔

Webサイトを立ち上げようとすると、最初に悩むのがサイトのデザインです。見た目だけでなく、ユーザーにとって使い安いデザインになっていると、離脱率を抑えられます。

なかでもトップページのレイアウトが分かりやすいものであれば、訪問者の心象が良くなります。できるだけシンプルに、訪問客が迷うことのないように整えましょう。

Shopifyが提供しているテーマは複数ありますが、レイアウトとベースカラーはそれぞれほぼ固定されています。

ShopifyでECサイトを構築する手順は、枠組みどおりに写真やテキスト、ロゴを配置していくだけです。トップページ・商品掲載ページ・特集ページ・ブログ機能などをそれぞれ設定していくと、すぐに運営可能なネットショップができあがります。

Shopifyは、テーマそのものの完成度の高さに加えてカスタマイズの柔軟性も高いです。Shopifyのテーマは、シンプルなネットショップを立ち上げたい方にも、じっくり自分好みのサイトを構築したい方にも、どちらにも使いやすい点が特徴です。

2. テーマ選択時には事前に検証を行う

先述の通り、Shopifyで提供されているテーマはいくつもあります。Shopifyのテーマを選ぶ際には、思いどおりのネットショップが作れるテーマを選ぶことが大切です。

Shopifyの有料テーマでは、事前体験(Try theme)が可能です。公開直前まで試してみてから購入できるため、作りたいネットショップのイメージにあったテーマが購入できます。新しいテーマを導入する際は、「下書き」の状態で、写真の挙動や商品掲載の手法、配置を細かく検討してから公開するようにしましょう。

なお、Shopifyでは、サイトデザインと商品管理が厳密に区別されています。そのため、テーマを変更したからと言って、掲載商品の写真や詳細まで全てを作り直す必要はありません。コラムなどテキスト要素も、同様に表示仕様が変わるだけで中身には影響はありません。

ただし、カテゴリ分けや特集ページの扱いはテーマによって異なります。意図しない挙動があれば、修正もしくはテーマの変更を検討しましょう。

3. Shopifyの公式テーマには無料と有料がある

Shopifyでは無料のテーマが9種類、有料のテーマが68種類提供されています(2021年5月現在)。どちらも公式のテーマなので安心して使えますが、ECサイトの運営費用ややりたいことのバランスを考慮して使うテーマを検討しましょう。

無料テーマは、じっくりECサイトを作り込みたい方におすすめ

Shopify公式の無料テーマは全部で9種類です。無料と言えど、質の高いものが揃っていて、見た目もよく使いやすいのが特徴です。それぞれに特徴があり、おすすめの用途は異なります。

テーマを選択すると、サイトに適用・カスタマイズ・公開まで手間をかけずに進められます。Shopifyの仕様として、テーマは1度編集ページ内に登録する必要がありますが、9種類全てを実際に使ってみて、雰囲気を確認してみることをおすすめします。

有料テーマは手軽におしゃれなネットショップを構築したい方におすすめ

有料テーマは、大手ショッピングサイトにも引けを取らない完成度の高さが魅力です。カスタマイズも可能ですが、テーマの中ででき上がっているレイアウトどおりに写真やテキスト、ロゴなどを並べることをおすすめします。ワンポイントカラー、ロゴ、商品写真でオリジナリティを出していきましょう。

4. 非公式テーマで他のサイトとは異なるデザインが選べる

Shopifyは外部テーマの導入も可能です。Zipファイルにまとめられたテーマファイルを編集ページにアップロードすることで、外部の使い勝手のいいテーマを適用できます。特に、オリジナリティのあるデザインを導入したい方は非公式テーマを選択してもよいでしょう。

外部テーマを探すなら、ポータルサイトの活用をおすすめします。一例としてthemeforestであれば、サイトのShopify対応テーマは1,200を超えています(2021年5月現在)。検索や絞り込み機能をうまく使いながら、お気に入りを探していきましょう。

ただし、提供されている非公式テーマのほとんどは有料です。購入は米ドルでの決済で、Shopifyとの互換性はテーマによってまちまちです。初めて導入する際はネット上の口コミなども参考にして導入するとよいでしょう。

ファッションアイテムを扱うECサイトにおすすめのテーマ

りんごを持つ女性
ここからは、ECサイトのタイプに合わせたテーマをご紹介していきます。まずは、ファッションアイテムをメインに扱っている方におすすめのテーマです。

  1. Boundless(無料)
  2. MR PARKER(有料)

1. Boundless(無料)

Boundlessは無料のテーマです。トップページは、メインの画像を大きく展開して訪問者をひきつけます。スライドショーにも対応しているので、ページをめくるようにおすすめの商品がアピールできます。

特集ページやコラム記事もトップページに組み込めるので、おすすめコーデや取り扱いブランドのこだわりなどもスクロールのみで訪問者に紹介できます。商品紹介ページでは、大きめの写真を配置して、商品のディティールを強調したレイアウトが簡単に作れます。

2. MR PARKER(有料)

MR PARKERは、トップページのメインに、大きくコレクション画像を配置できるテーマです。セール商品や特集アイテムをトップページに配置すれば、無理なく訪問者を誘導できます。また商品ごとにポップアップで商品説明を設定して、ビジュアル面で興味をひきつけることも可能です。

検索機能に優れていることも特徴的で、訪問者の好みに合わせたサジェストが行えます。また、商品アイテムのカラーに合わせて背景色を設定できるので、ナチュラル志向のショップ展開にも最適です。

商品数が多いECサイトにおすすめのテーマ

収納ボックス
実店舗やネットショップをお持ちで取扱商品がすでに多い場合には、カテゴリわけとその表示方法に優れたテーマをおすすめします。

  1. Simple(無料)
  2. Kingdom(有料)

1. Simple(無料)

Simpleは、サイドバーと商品一覧が並ぶ名前通りシンプルな構成が特徴のテーマです。ページのエフェクトやスライドショーは省き、商品陳列に特化しています。商品のボリュームで訪問客をひきつけたい方におすすめです。

カテゴリ分けや商品画像のズームなどにも対応しており、基本的な機能は押さえた作りになっています。カスタマイズで自分好みのサイトを作りたい方にもおすすめです。

2. Kingdom(有料)

Kingdomは、サイドバーと商品写真のシンプルな構成が魅力のテーマです。商品自体の写真を大きく展開し、スマ-トフォンのホーム画面のようなフラットデザインのようにサイト構築が可能です。左カラム部にカテゴリー設定をすれば多くの商品群を効率よく訪問者に紹介できます。

商品紹介ページでは、ビジュアルも含めた形で1つ1つのこだわりが紹介できます。多くの商品を扱いつつも、こだわりのあるコレクション展開をされている方におすすめです。

おすすめ商品を紹介するECサイトにおすすめのテーマ

ショッピングをする人たち

登録している商品点数が多く、個別のアイテムを訪問者のインプットを元にサジェスト表示したいなら、以下のテーマがおすすめです。

  1. Supply(無料)
  2. Outstook(非公式・有料)

1. Supply(無料)

Supplyは、メインに大きな画像を展開し、注目アイテムをアピールする一方で、下部に取扱商品の一覧が掲載できます。大量の商品掲載に対応しているのが特徴です。サイドバーでの検索に対しては細かなオプションを追加可能で、目当ての商品に向けたスムーズな検索が可能です。

トップページにはスライドショーや特集アイテム一覧が掲載できるので、時期に合わせて販促キャンペーンを実行してもおもしろいでしょう。仕入れ商品の多い方や、シーズンで主力商材が変わる方のネットショップにおすすめです。

2. Outstook(非公式・有料)

Outstockは、Shopifyではなく、外部テーマ公開ポータルサイトのthemeforestが提供しているテーマです。

有料ではありますが、シンプルなサイト構成を採用していて、提供商品をスタイリッシュにみせられます。商品紹介ページではグリッド表示・商品解説と値段を並べた形での表示のどちらにも対応しているので、カテゴリ内の掲載商品の数で好みのスタイルを選ぶといいでしょう。

キーワードでの検索に力を入れているので訪問者が入力するフリーワードから、好みのアイテムをサジェストできます。

ハイブランド志向のECサイトにおすすめのテーマ

BRANDブロック
取り扱うアイテムのブランド力を高めて商品の販売を行うなら、以下のテーマがおすすめです。

  1. Brooklyn(無料)
  2. negan.(非公式・有料)

1. Brooklyn(無料)

Brooklynは、Shopifyテーマの中でも、比較的新しいテーマです。最新のアパレルトレンドに合わせた形でテーマが構成されています。

トップページには、大きな写真を配置してスライドショーにも対応しています。下部には、特集ページ・コラム・ビデオなどを配置して、取り扱い商品の世界観を訪問者に語りかけます。トップページ上に商品販売に直接つながる要素はありません。商品が紡ぐストーリーの中から、訪問者の購買意欲を刺激し、最終的にアイテムの個別紹介・販売へとつなげます。

取り扱いブランドの世界観の説明と、アイテムの陳列をくっきり分けたい方におすすめです。訪問客への、まめな新着情報の発信にも適しています。

2. negan.(非公式・有料)

negan.は、themeforestで提供されているテーマです。themeforestからZipファイルをダウンロードし、Shopifyにアップロードして利用します。

このテーマでは、メイン写真がスライドショーで大きく表示されます。コメントやボタンを下から出現させるなど動きを出せる点が特徴です。トップページ下部には、特集ページやカテゴリ別のボタンを設けたり直接商品紹介の写真を掲載したりできます。

ヘッダー部分のカスタマイズの自由度も高いので、トップ・商品ページの他にもコラムや特集など、好みに応じて増減させてみてはいかがでしょうか。

実店舗と併用するECサイトにおすすめのテーマ

お店の外観
実店舗をすでに持っている場合には、店内の様子や外観と連動した形でネットショップを運営してみましょう。

  1. Shopify POSの導入を検討する
  2. Narrative(無料)
  3. Venue(有料)

1. Shopify POSの導入を検討する

実店舗販売とオンライン販売を連動させたい場合は、POSシステムの導入が便利です。Shopifyは、内部にアプリストア(Shopify app store)を用意しています。ここからPoint of Saleアプリを導入しましょう。

合わせてiPhoneやiPadにもアプリをインストールします。これによりオンライン上での在庫管理と実店舗での在庫管理を統一して運用する事が可能になります。

iOSアプリではレシート発行はもちろんのこと、来店したお客様の情報をオンラインと連動させ、セール情報の告知などにも役立てられます。また、オンラインで購入された方に店舗受取の選択肢を提供することも可能です。

アルバイトなどスタッフが複数いる場合のスタッフ管理にも対応しているので、オールインワンのサービスと言えるでしょう。

2. Narrative(無料)

Narrativeは、トップページへ簡単に動画が埋め込めるテーマです。写真やテキストなども自由に配置可能ですが、商品個々の紹介よりも、店内の様子や商品の利用シーンなどを重点的に発信できます。

オンラインでの販売に加え、実店舗に顧客を誘導し、店頭でのコミュニケーションを通して商品を販売したい方におすすめのテーマです。

3. Venue(有料)

Venueは、トップページへの動画埋め込みが容易なタイプです。顧客の声や店内の雰囲気・商品紹介・口コミを組み合わせて配置することで、訪問客に対し親近感がわくサイト作りにおすすめです。

実店舗の地図掲載やイベント告知にも対応し、オンラインとオフラインが連携できます。またこのテーマはアクセス時の年齢確認にも対応しています。酒類など、販売に年齢制限がかかってしまう商品の販売にも使えるテーマです。

Shopifyテーマの追加方法

ブロックを運ぶ人形
最後に、Shopifyのテーマの追加方法を解説します。

  1. 無料のテーマ設定方法
  2. 有料のテーマ設定方法
  3. themeforestからのテーマ設定方法

1. 無料のテーマ設定方法

無料のテーマは以下の方法で設定します。

  1. ログインをする
  2. メインの編集画面の左カラム下部にある「オンラインストア」から「テーマ」をクリックする
  3. スクロールして「無料のテーマ」「Spotifyテーマストア」から好みのテーマを選ぶ
  4. 使用するテーマが決まったら「テーマライブラリー」に追加する

2. 有料のテーマ設定方法

有料のテーマは以下の方法で設定します。

  1. 好みのテーマを選択した後に「Try theme」をクリックする
  2. 該当テーマがテーマライブラリーに追加されたら、公開直前まで使い勝手を試す
  3. 購入を決めた場合は「Buy theme」をクリックして購入する

3. themeforestからのテーマ設定方法

themeforestに登録されているテーマは以下の方法で設定します。

  1. https://themeforest.net/にアクセスする
  2. 検索ワードやオプションを駆使してShopify対応テーマを見つける
  3. 「Preview」で確認した後にカートマークのボタンをクリックする
  4. 購入手続きで必要なライセンスとしてRegularを選ぶ
  5. テーマ開発元のサポートに関しては6か月もしくは12か月の2種類から選択する
  6. クレジットカードで支払う
  7. 購入後に対象テーマのZipファイルをダウンロードする
  8. Shopifyの「テーマライブラリー」にアップロードする

ピッタリのテーマを選んで集客と売上をあげよう

上向きチャート
今回はShopifyのテーマについて解説しました。あなたの販売スタイルや取扱商品に合ったテーマを利用することで、集客の増加・離脱率の改善・コンバージョンのアップ・継続的に購入してくれる顧客の獲得に繋がります。そのまま利用しても大手のECショップに引けを取らないクオリティのものもあるので、ぜひうまく活用していきましょう。

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