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MakeShopの評判は?メリットとデメリットを知り魅力に迫る!

ECサイト運営で大切になるのが、どのEC構築サービスを使うのかということです。使用するサービスを決定する時には、それぞれの特徴や評判、メリット・デメリットを把握した上で判断していく必要があります。

本記事は、MakeShopの特徴やメリット・デメリットはもちろん、他サービスとの違いをユーザーの評判を参考にしながら紹介します。後半ではMakeShopが向いている事例についても解説しています。ECサイト構築サービスを検討する際にぜひ役立ててください。

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MakeShopの基本情報

白い画面が表示されたノートPC

近年ECサイトで買い物をする人が増えています。ネット環境の普及に伴い、場所を選ばずにショッピングができるようになったことや、人々の好みが細分化され多くのニーズが生まれたことが関係しています。同時に、ネットショップを始めようと考えている人も増加傾向にあり、初心者でも簡単にECサイトを構築できるサービスが注目されています。

特に、最近注目されているEC構築サービスがMakeShopです。評判を呼んでいる理由は、構築面はもちろん、運営面においても役立つ機能が多く提供されている点にあります。

本項では、MakeShopの提供機能と料金体系について解説していきます。

MakeShopの機能

MakeShopが評判を集める理由の1つが、機能の多さです。自由度の高いデザインができるという点が、利用者からの支持を集めています。トップページや商品ページ、URL、買い物かごのレイアウト変更、クレジットカードの決済ページ表示といった細かな部分までデザインできる点が魅力です。

デザインと聞くと難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、MakeShopにはデザインテンプレートが用意されているので安心です。テンプレートの種類は173種類あり、好みのデザインを使ってショップをレイアウトすることが可能です。

MakeShopは、ネットショップに欠かせない支払方法の選択肢が充実しています。以下がMakeShopで使用できる支払方法です。

  1. クレジットカード
  2. Amazonペイ
  3. PayPay
  4. 楽天ペイ
  5. LINEペイ
  6. あと払い(ペイディ)
  7. コンビニ決済
  8. 銀行振込・郵便振替
  9. 代金引換
  10. キャリア決済
  11. ウォレット決済
  12. BtoBオンライン決済
  13. ショッピングクレジット
  14. リクルートかんたん支払い決済

非常に多くの支払い方法に対応しているので、決済方法がないからといって、見込み顧客を失う心配はありません。しかも、設定は管理画面から簡単に行えるので、支払い方法の設定に不安を感じている方も安心できる仕様となっています。

ユーザーにとって支払方法の選択肢は重要です。利用者にとっては選択する決済方法に魅力がない場合、購入をあきらめ離脱する可能性が高まります。機会損失を防ぐためにも、幅広く決済サービスを準備しておく必要があります。

ショップのスマホ対応も簡単に設定することが可能です。ショップの中にはスマホ対応ができていないばかりに、表示されなかったりレイアウトが崩れてしまったりするものもあります。MakeShopを利用すれば、難しい知識も必要なく、簡単にショップをスマホ対応にできるので安心です。

在庫管理や顧客管理といった機能もあるので、構築面だけでなく運営面でも役立つ機能が揃っています。

MakeShhopの利用料金

ECサイトの構築だけでなく、運営面でも役立つ機能が存在するMakeShopですが、気になるのが料金です。実際にMakeShopを利用するには、どれくらいの費用が発生するか見ていきましょう。

MakeShopには2つのプランがあります。プラン別の月額と初期費用は次の通りです。

プラン名初期費用月額費用
プレミアムプラン11,000円11,000円
エンタープライズプラン110,000円55,000円

各プランの各項目を、下記の表で比較します。

比較項目プレミアムプランエンタープライズプラン
カード決済手数料3.19%~3.14%
商品数10,00050,000
副管理者アカウント5人(追加可能)10人
HTMLメール配信50万通/月無制限
(1配信につき20万通まで)
カスタマーサポートありあり
(専任のサポート担当制)
専用サーバー構築非対応可能
(別途開発費用あり)
システムカスタマイズ非対応可能
(別途開発費用あり)

MakeShopでは、目指す売上規模や、運用方針を考えながらプランを選ぶことが可能です。

評判から見えてくるMakeShop3つのメリット

笑顔でノートPCを見ている人

本項ではMakeShopのメリットを3つ紹介します。

  1. カスタマーサポートの充実
  2. 自由度の高いデザインも作成可能
  3. 外部のECモールにも出品可能

次項でそれぞれのメリットについて解説します。

1. カスタマーサポートの充実

MakeShopの1つ目のメリットは、充実したサポート体制です。MakeShopのサポートは、開店後とそれぞれの構築ステップに合わせ無料で行われます。サポートの体制は、電話、メール、質問掲示板、デザイン質問掲示板と4種類あります。

電話では、ネットショップ運営のプロが直接質問に答えてくれ、初めての開店準備での不明点や運営上の疑問を解決できます。メールサポートでは、「よくある質問」を見ても解決しない内容をメールで問い合わせでき、1〜2営業日程度で回答を受け取ることが可能です。

MakeShopではショップごとに専用掲示板があるので、電話では伝えにくい技術的な質問にも対応してもらえます。掲示板に質問を投稿すると、1〜2営業日で回答を受け取れます。

デザイン質問掲示板では、HTMLやCSSに対する質問が可能です。オリジナルデザイン機能を使ってサイトのデザインをしている時の不明点や、うまく表示されないといった不具合に遭遇した時に気軽に利用することができます。

初めてのショップ開設でも、各種サポートを活用していくことで安心感を持ってスタートすることができます。

2. 自由度の高いデザインも作成可能

2つ目のメリットは、自由度の高いデザイン性です。他店との違いを明確にするためにも、ECサイトのデザイン性は重要な要素です。MakeShopでは自由度が高いデザインで個性を発揮できるサイト構築が可能です。

例えば、自店のカラーやロゴがある場合には、自社カラーや自社ロゴをモチーフにしてデザインを作成することもできます。ロゴを配置するだけでなく、ロゴに似せたページレイアウトを作成することで、自店のイメージを前面にアピールすることができるのです。

また、他店との差別化だけでなく、ブランド力の向上にも役立てることが可能です。ブランドイメージ構築のためにもデザイン性は無視することはできません。

MakeShopには、無料で利用できるテンプレートが170種類以上用意されています。他店との差別化を目指したり、自店のオリジナリティを追求したりできる点も、MakeShopの大きな魅力です。

3. 外部のECモールにも出品可能

MakeShopの3つ目のメリットは、外部のECモールにも出品できる点です。

ECサイトを運営する時に大きな問題となるのが、集客方法です。特に、ショップ開設から間もない頃は、自サイトに集客できるか不安になる方も少なくありません。MakeShopでは、Yahoo!ショッピングやAmazonといった大手ECモールへ出品することも可能です。

通常大手のECモールに出品する際には、各ECモール上での登録や手続きが必要になりますが、MakeShopを利用すれば、集客サービスから出品したい大手ECモールを選択し、利用規約に同意した上で連携開始を選択するだけで出品可能です。

ECモールに出店することによって、集客に不安を感じている方でも売り上げの伸張を見込める状態を作れます。

評判から見えてくるMakeShop3つのデメリット

真上から見たノートPCで仕事をする様子

MakeShopでのECサイト構築は、デメリットもあります。それが以下の3つです。

  1. 管理画面の操作が難しい
  2. 自由度が高いカスタマイズは知識と経験が必要
  3. サポート時間が変更になる場合がある

デメリットを知っておくのも、大切なので、次項で1つずつ詳しく説明していきます。

1. 管理画面の操作が難しい

MakeShopを使った人の中には、操作が難しいと感じる人もいます。「機能が多すぎてどこから始めたらいいのか分かりにくい」といった方や「大量の機能があるせいで、目的の機能がどこにあるのかが分からない」といった方が多いようです。

機能が多ければ操作は煩雑になっていきます。例えば、自分が使いたい機能の設定画面を見つけるのも一苦労です。実際ネットの口コミを見てみると「操作方法が分からずに困った経験をした」という人は少なくないようです。

管理画面の操作性の問題点は、サポートを活用することで解決できます。MakeShopは利用者が多いので、ネット検索で解決策が見つかりやすいといった特徴もあります。不安に感じているのであれば、MakeShopが実施している15日間の無料期間を使って試してみるのもひとつの方法です。

2. 自由度が高いカスタマイズは知識と経験が必要

自由度の高いデザインが可能なMakeShopですが、使いこなせるようになるまでには時間と知識が必要になります。MakeShopのデザインを形にする際には、HTMLやCSSの知識が必要になるからです。構築の知識や経験が足りないと、デザインが正確に表示されない可能性もあります。

ただし、MakeShopにはテンプレートが存在しているので、心配し過ぎる必要はないでしょう。慣れるまではテンプレートを使っていく選択をすることで対応は可能です。

3. サポート時間が変更になる場合がある

MakeShopの魅力は充実したサポート体制にありますが、1点だけ注意しておきたいことがあります。それは受付時間の変更です。MakeShopのサポート受付時間は、社内イベントや行事によって変更される場合があるからです。

サポート時間の変更については公式Twitterでアナウンスされています。情報はこまめにチェックし、スムーズにサポートを受けられるよう注意する必要があります。

評判から見えてきたMakeShopを利用するのに適している人とは?

リモート会議で熱心に物事を伝える人

MakeShopの基本情報とメリット・デメリットが理解できたところで、MakeShopはどのような人に向いているかを解説します。MakeShopの利用に適している人は、大きく分けて下記の2つの要素を持つ人です。

  1. ECサイトの構築経験がある人
  2. 多機能を求めて使いこなす自信がある人

次項から、なぜ上記の特徴を持つ人が適しているのかを解説していきます。

1. ECサイトの構築経験がある人

過去にECサイトを構築した経験がある人は、MakeShopを利用するのに適しています。MakeShopの機能の多さは、サイト構築において大きな武器になるからです。

ECサイトを構築した経験があれば、どのような機能があれば便利なのかが理解できているので、構築の際MakeShopの多くの機能を用いることで、魅力的なショップを作っていけるでしょう。

例えばカスタマイズ機能によって、デザインだけでなくユーザーにとって使いやすいサイトに仕上げていくことが可能です。売れるショップは、デザインだけでなくユーザーの使いやすさも考えて構築されています。利便性を追求するための機能もあるので、デザインと利便性の両方を兼ね備えたサイト作成が可能です。

ECサイトの構築経験がなくても、Webサイト制作の仕組みや工程が分かっていれば、スムーズに構築できる可能性は高くなります。Webに対する知識を持っている方であれば、MakeShopを使ってのショップ構築に戸惑うこともないでしょう。

2. 多機能を求めて使いこなす自信がある人

構築や運営面において役立つ機能を使いこなす自信がある人や、カスタマイズが好きな場合はMakeShopの利用に適しています。特に、新しいツールが好きな方や好奇心旺盛な方にとっては、楽しみながら試していくことができるので、多くの機能を使いこなせるようになる可能性も高まるでしょう。

さまざまな機能を楽しみながら試していくことで得られるメリットは決して小さくありません。売上増加につながる可能性が高まるからです。多くの機能を武器に、ユーザーにとって魅力的なショップを作成していきましょう。

その他のECサイト構築サービスとの比較

ECサイト構築サービスはMakeShop以外にも存在しており、有名なものではカラーミーショップがあります。本項では、2つのEC構築サービスを以下の点で比較していきます。

  1. プラン別の費用
  2. それぞれの強み

それでは次項よりプラン別の費用と、それぞれの強みについて1つずつ解説していきます。

1. プラン別の費用で比較

MakeShopとカラーミーショップの料金を比較してみましょう。

先程も紹介した通りMakeShopには2つのプランがあり、プレミアムプランが月額11,000円(初期費用11,000円)でエンタープライズプランが月額55,000円(初期費用110,000円)となります。

MakeShopとカラーミーショップをプラン別にして比較します。

プランMakeShopカラーミーショップ
フリープラン該当プランなしフリープラン
月額:0円
初期費用:0円
比較プラン1【プレミアムプラン】
月額:11,000円
初期費用:11,000円
レギュラープラン
月額:3,300円
初期費用:3,300円
比較プラン2エンタープライズプラン
月額:55,000円
初期費用:110,000円
ラージプラン
月額:7,945円
初期費用:3,300円

費用だけで比較すると、カラーミーショップの方が魅力的に見える方もいるでしょう。

2. 機能が多い「MakeShop」とランニングコストが安い「カラーミーショップ」

MakeShopとカラーミーショップのEC構築サービスのそれぞれの強みを把握していきましょう。

カラーミーショップの強みは、ランニングコストの低さにあります。MakeShopとカラーミーショップのプランを表にしてみると違いが分かります。

サービス名プランプラン3おすすめの人
カラーミーショップ【フリープラン】
0円/月
【レギュラープラン】
3,300円/月
【ラージプラン】
7,945円/月
MakeShop該当プランなし【プレミアムプラン】
11,000円/月
【エンタープライズ】
55,000円/月

規模が小さいショップや、まずはECサイトを始めてみたいと考えている方にとっては、フリープランが頼もしい存在です。

MakeShopの強みは、多様な機能もさることながら、充実したサポート体制にあります。プレミアムプラン以上で契約していれば、経験豊富なECアドバイザーからネットショップの構築や運営に関するアドバイスを無料で受けることができます。

経験豊富なプロからのアドバイスを受けられる環境は、ショップのオーナーにとって頼もしいものです。本格的にネットショップを運営していきたい方や、長期的な視点でショップ運営を考えているのであれば、MakeShopのアドバイザーの存在は大きいでしょう。

実際の導入事例で知るMakeShopの魅力

本項ではMakeShopを導入した事例を2つご紹介します。

  1. アパレルショップA社
  2. 食品製造メーカーB社

詳しい内容を1つずつ解説します。

1. アパレルショップA社の導入事例

アパレルショップを展開しているA社は、ネットでの売り上げ増を目指しECサイトを開設しました。機能面の多さに惹かれてMakeShopを選択したのですが、実際に運営していく中で在庫管理や出品管理といった機能が大きな武器になっていると感じているそうです。

アパレルという業種柄デザインにも気を配っており、自由度の高いカスタマイズによってブランド力の向上を目指しています。

2. 食品製造メーカーB社の導入事例

スイーツ製造業のB社は、同業他社のすすめでECサイトの開設を決めました。MakeShopを選んだ理由は、複数のEC構築サービスを使って比較した結果です。

決め手は顧客管理の機能でした。ECサイトを運営していく際、顧客管理は大変重要です。顧客管理を徹底し効果的なアプローチを行っていくことで、リピーターを増やすことにつながるからです。

実店舗とは違ったキャンペーンを開催できるのも、大きな魅力です。実店舗だけで販売している商品や、ECサイト上だけで販売する商品を用意することで、それぞれのショップの魅力づくりに注力しています。

自由度の高いECサイトを目指すならMakeShopの導入を検討しましょう

ECサイト構築に何を求めるのかは人によってさまざまです。長期的な運用や大きな利益を目指すのであれば、カスタマイズ性に優れ、構築面はもちろん運営面においても使える機能の豊富さは見逃せません。

MakeShopを使えば、自由なデザインを使って他店との差別化を図り、ブランド力を高めていくことが可能です。運営面においては在庫管理や出品状況管理、顧客管理も簡単に確認できます。

MakeShopを使うメリットとデメリットを考慮した結果、少しでも気になるようでしたら、MakeShopを試してみることをおすすめします。

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