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Web広告の改善で依頼翌月に問い合わせが2倍以上に!素早い人材紹介で目標達成

 

自社HPや商品・サービスサイトなど、Webサイトの運用は今や個人事業者から大手企業まで当たり前になりつつあります。

上手に運用すればビジネスの拡大につながりますが、トレンドの移り変わりが激しいため、問い合わせ数やPV数の増減の波に悩んでいる企業も少なくないとでしょう。しかも改善をしようとしても、付け焼き刃の知識ではなかなか効果はでません。

そこで活用したいのが、SEOなど特定のWeb対策に詳しい外部人材です。

ランサーズでは「外部人材を活用したことがない」「自社で探すのは大変」「できるだけ早く依頼したい」という企業に対し、スカウト代行や面談の仲介を行う「マッチング代行サービス」を提供しています。

今回は静岡銀行の紹介からマッチング代行サービスを契約したエネジン株式会社(静岡市)の大野様にインタビューを実施。Web関係で抱えていた困りごと、依頼後の変化、利用のメリットなどをお聞きしました。

デザイン・開発・動画編集・SNS運用など、経験豊富なプロに直接頼める!

LP経由の問い合わせが増えない。コンサル契約が切れるタイミングでランサーズを活用

住宅リフォーム課兼Web販売チーム課長 大野勝也さん
 

――御社の事業内容を教えてください。

大野:静岡県内でLPガスや給湯器などの販売をしています。そのほかリフォームや水の宅配などの事業も行っています。

――地元密着でサービスを展開しておられるのですね。ではまずどのような課題を抱えていたのか教えてください。

大野:主にWebサイト関連です。弊社では給湯器周りのサービスの利用を増やすため、LP(https://makasete-kyuutou.jp/)を運営しているのですが、LP経由のお問い合わせがあまりありませんでした。2024年の夏ごろは大体月10件くらいで、目標としていた月23〜24件の半分以下です。LP開設当初は月3件程度だったので、それに比べれば増えたのですが、月10件では採算が合いません。どうにかして増やさなければと思っていました。

――問い合わせを増やすために、何か対策はされていましたか?

大野:HPやLPを作ってくれた制作会社に、サイト運用とコンサルティングをお願いしていました。随時アドバイスをいただいてLP内容の改善を進めていたのですが、問い合わせは一向に増えなかったんです。LPではなく運用していたWeb広告の設定に問題があるのではないかと思い、そちらも制作会社の指示通りに手を加えたのですが、効果はありませんでした。LPやWeb広告を管理している私たちWeb販売チームもあまり知見がないため、困り果てていました。

――努力がなかなか実を結ばないなか、2024年8月に静岡県と静岡銀行、ランサーズの共催でオンライン開催された「まるっとはやわかり外部人材活用セミナー」に参加されました。経緯を教えてください。

大野:静岡銀行の担当者から情報提供があったようで、弊社社長から参加を勧められました。実はちょうど制作会社とのコンサル契約がその月に切れる予定だったんです。コンサルだとどうしても全体的な改善策になり、一部に注力するなど柔軟な対応が難しかった。それであれば、課題であるWeb広告に特化した人材にサポートしてもらった方が早く成果が出ると思い、参加してみることにしたんです。

相談からすぐに人材紹介。Web広告とブログに詳しく、実績ある外部人材に即依頼


――御社では過去にランサーズを利用したことはありましたか? 

大野:いえ、これまで外部人材を活用したことはなく、ランサーズというサービス名も知りませんでした。セミナーでは自社の求めるスキルを持った人材にピンポイントで依頼できると知り、非常に魅力的だと感じましたね。

とはいえ自分たちで人材を探すとなると初めてなので時間がかかるし、プロフィールを見て良さそうだと思って依頼しても全然成果がでないという結果になる可能性もゼロではない。踏み切れずにいたところ、静岡銀行からマッチング代行サービスのご案内があったのです。実績あるコーディネーターが紹介してくれる人材なら信用できるはずだと考え、利用することにしました。

――マッチング代行サービスではコーディネーターが要望に合った人材を紹介します。具体的にどのような人材要件を提示しましたか?

大野様:Web広告に詳しく、問い合わせを増やせる方を探してもらいました。また別のチームが会社のブログを運営していて、そちらもPV(ページビュー)が落ちていたので、ブログ改善にも長けた方をお願いしました。

――ランサーズからは何人紹介があり、その中からどのように1人に絞り込みましたか?

大野:Web広告で3人、ブログで3人、そのうち1人が両方に詳しい方だったので、合計5人紹介してもらいました。プロフィールや実績を確認し、最初にWeb広告とブログの両方に対応できる方とオンラインで面談をしました。過去の制作実績を見せていただいたのですが、弊社と同じような悩みを抱えた企業の案件を担当されていたんです。お話しした印象も良く、1人の方にWeb広告とブログの両方を見てもらえるなら効率がいいと思い、10月はじめに契約をしました。

契約2カ月目に問い合わせ倍増、目標を達成!数カ月間数字を維持

――契約から約3カ月が経ちましたが、成果はいかがですか?

大野:Web広告については、契約して取り組みを始めた翌月である11月に、なんと23件もの問い合わせをいただきました。夏は月10件程度だったので2倍以上です。一時的な成果かもしれないと疑ったのですが12月も24件、2025年1月もこのままいけば過去最高で着地します。あれほど超えられなかった目標を、まさか1カ月で超えるとは……。予想以上の効果で本当に驚きました。

――そこまで早く成果が出るとは、素晴らしいですね。チームのみなさんも喜んだのではないですか?

大野:みんなびっくりしていましたし、とても喜んでいましたね。これまで「何が悪いのか」「どこを見直したらいいのか」と悩み、あらゆる対策をしてきました。チーム立ち上げ以降、一度も目標が達成できず、会社の売上にあまり貢献できていないことに、勝手に肩身の狭い思いをしていました。でもこれでようやく胸を張れます。

――プロのアドバイスで一気に改善が進んだようですが、具体的にどういった点に手を加えたのですか?

大野:LPについては、ファーストビューを見直しました。スクロールしなくてもお得さが一目でわかるように情報の配置を見直し、文字も目立つように変更。制作会社にも似たようなアドバイスはいただいていたのですが、視覚に訴えるように具体的な改善策を教えてくださいました。

Web広告については広告予算の配分を見直しました。またこれまでは浜松市の方にのみ広告が表示されるようにしていたのですが、周辺地域にも広げました。効率的な予算配分と広範囲の広告表示ができるようになったことが、コンバージョンにつながったのだと思います。

毎月2回オンラインミーティングをしているのですが、毎回20個ほど改善すべき点をご指摘いただいています。それを私たちで順次改善していき、次回でフィードバックをもらい、新たに20個宿題をもらいます。それを繰り返していくうちに、広告の数字はどんどん良くなっていきましたね。そのほか疑問点などがあれば、チャットで随時質問しています。

――Web広告の設定やLPをやり直してもらうのではなく、教えてもらいながら自分たちで作業することで、みなさんのレベルもアップしたのではないですか?

大野:まさにそうですね。これまでWeb広告について体系的に学んだことはなく、マニュアルをみながら運用している状況でした。プロの方に基礎から丁寧に解説していただいたことで、一つ一つの設定にきちんと意味があったことがようやくわかり、みんな確実にレベルアップしています。成果がでるから楽しいのか、自発的に数字をチェックして改善に取り組むようになりました。

――外部人材活用が学びの機会にもなっているのですね。別チームということですが、ブログの状況はいかがでしょうか。

大野:ブログはまず方向性を見直しました。お打ち合わせの中で成果が出ている他社の事例をいくつか教えていただき、地域のお客さまとの接点となるようなブログにしていくことになりました。これまではPVが取れそうなトピックスについて記事を書くことが多かったのですが、今後はより地域に根ざした発信をしていきます。改善はこれからですが、いずれ成果がでてくると期待しています。

夢は「チーム」から「課」への昇格。まずは安定して成果を出す

――今回マッチング代行サービスを利用して感じたメリットを教えてください。

大野:一番のメリットは、早期にマッチングができたという点です。インターネット上には多数の外部人材がいて、自力で探すのは限界があります。でもマッチングサービスを活用すれば、一定の質が担保された人材がすぐに見つかって、ちゃんと成果につながる。優秀な人材を把握しているランサーズならではだと感じます。

――外部人材活用について、一歩踏み出したことで得たものは大きかったのですね。

大野:そうですね。今後もWeb関連で外部人材の活用を考えています。人を雇用するのは固定費が増えることもありハードルが高い。しかし特に技術やトレンドの移り変わりが早いWeb関連では、SEOやWeb広告など、サポートしてもらいたい分野について、スキルのある人材を活用するというのはコスト面でも、早期に成果がでるという面でも、非常に良いと思います。

――最後に今後の目標を教えてください。

大野:無事問い合わせ件数の目標が達成でき、3カ月はこの数字が維持できています。次の山場は、給湯器の需要が低下する夏場です。年間を通して安定して問い合わせをいただけるように、もっと問い合わせを増やせるように、取り組んでいきたいと思います。それができれば社内でのWeb販売チームの足場も固まるので 「チーム」から「課」に昇格できるかもしれない。そこに向けて頑張っていきます。


取材・文:ひろみね
https://www.lancers.jp/profile/Merry5
報道記者、大学職員を経てフリーライターに。インタビューやコラムなどを多数執筆している。

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