提案文 :
こんにちは、fanfan_です。
元幼稚園先生です。
子どもの食事について、ある思い出があります。
幼稚園のお昼ごはん、ときどきテーブルや床にお米が落ちている。
子供達に「床に落ちた米を拾ってください」って言うと、
いやいや拾う。
でも、言い方を変えると急に積極的になる。
「みんな、蟻になって、床のお米をみんなで持って帰るよ。」って言うと、
興味津々で探し始める。
さらに、たくさん拾うと、隣の子が不満になる。
「これは僕のお米だよ!」
押し付けより
遊び心を作り出すと、楽しくて自分からしたくなるという
子どもの心理表現です。
食事は今の子どもにとって、毎日固定的に行われる活動。
お腹が空いている時に、大好物が出てくれば、当然がつがつ食べる。
でも料理だけじゃなくて、食事に関する遊び心、想像力をいれれば、いつもの食事がもっと楽しくなる。
今度のデザインに関して、
食器の表面に、どんなイラストを描いたら遊び心が生まれる?
ゲームなら、遊べるけど、食事に集中できなくなる。
ご褒美みたいなものは?
最初は喜ぶけど、だんだんストレスが増えて、楽しくなくなる。
かわいい動物やキャラクターの絵なら、安心感があって、想像の世界にも入りやすい。さらに背景や物語が加われば、もっと実感が湧くはず。
最初の思い出に基づいて、「蟻」にしよう。
蟻は食べ物と繋がっているイメージがある。
「蟻はあなたの残りものを待っているよ」
子どもは想像しながら、
だれに従うでもなく、期待に胸をふくらませて、自然に食べる。
普段の食べ物が「蟻の大好物」に変わる。
食べ物をもっと大切にしてくれるかも。
今度のデザインに関して、
食器の表面に、どんなイラストをかけたら、遊び心できますか?
ゲームなら、遊びできるけど、食事できなくなる。
ゴールみたいなもの、最初効くけど、どんどんストレスが増える、楽しくなくなる。
かわいいの動物やキャラクタの絵なら、安心感を出す、想像の世界に入りやすい。でも、単純な絵だけではなく、背景や物語など加えると、もっと実感があると思います。
最初の思い出を基ついて、「蟻」という動物に決めました。
蟻は食べ物と繋がっているのイメージがあります。
「蟻はあなたの残りものを待っているよ」
子どもを想像しながら、
だれの言うことに従うではなく、食べ終わるに期待を抱えて、
自然に食べる。
食べ物に対して、普段の視線から「蟻もほしいのもの」に変わる。
食べ物をもっと大切になるかもしれません。
具体的なデザインについて、
まず、頭に浮かんだのは何匹かの蟻が皿で食べ物を探している様子。
でも、たくさんの蟻の上に食べ物をおく、ちょっと心地よくない。
それに、食べ終わる前から蟻が見えていると、蟻が残りものを食べるという設定と合わない。
だから、もっとシンプルにする、一匹の蟻が穴の中から外を見ている。
ほかの蟻たちが穴の中に隠されていることは想像に任せたいです。
でも、蟻はよく使われるの動物ではないので、穴の中で半分の姿だと分かりにくい。
一人ぼっちの蟻だと、他の蟻たちのことも想像しにくいです。
そこで、完全な蟻と穴から半分出ている二匹の蟻のデザインにしました。
穴の横の蟻は家族の代表として、質問をしています。
蟻「えーーさっき食べ物の匂いがしたのに、どこ行ったの?」
子「もう全部お腹の中だよ!」
もしくは
蟻「今日はどう?(残り)ある?」
子「ないない、全部食べちゃったよ!」
ほんとに残すとき「ちょっと苦手なもの、食べてくれる?」
家族と一緒にまねしようか。
追記 : 2016年06月17日 00:11
時間が足りなくて、慌てて、テキストちゃんと確認していない、
間違いのところがあります(二つの段落を重なる)。
すみませんでした。
2016-06-16 23:59:07