提案文 :
『殺生石のかけらから現代に蘇った九尾の狐は、かつて絶世の美女と言われていたとは思えない2頭身体型の不完全な姿であった。
プライドをズタズタに打ちのめされ一日中泣き喚き続けた九尾の狐だったが、ある時、イベントでチヤホヤされているゆるキャラに目が留まった。
「ゆるキャラとして有名になれば、有力者に近づく機会が巡ってくる。」
そう思い、まず実行したのが（現在の）きゅーびーを引退に導く事だった。
あの手この手を使って関係者をたぶらかせて根回しをし、ついにその座から引きずりおろしたのだった。
そして打ち合わせどおり、次期きゅーびーとして候補にあげられる事になったのである。
ゆるキャラにふさわしいとは思えない不気味な笑顔に「論外」の声も多かったが、
子どもたちからは「すごくかわいい」と評判のようである。』
性格：過去の記憶の影響なのか、極めてセレブ志向。
出世欲が強く、嘘つき、見栄っ張り、傲慢、高飛車。
金毛と白肌は自慢だけど、目や口にコンプレックスがあり、前髪を垂らして隠している。
普通の笑顔が中々できない。
又、今度こそ本物の妖狐とバレないように、2本の尻尾を器用に操り、中に人が入ってるような歩き方をする。
偽のファスナーを首からさげる念の入れ様。
と、このようにあいかわらず悪行癖が直っていないブラックな設定にしてみました。
せっかくの人気者になりうる要素は捨て難いと思ったからです。
確かに悪事を企んでいるけど、見かけが2頭身だけに…といった感じで捉えてもらえるとありがたいです。
おまけ画像１：「きゅーびーずロイヤルリゾートチェア」
きゅーびーみたいになりたいという子どもたちの要望を受け、特別に作れた
記念撮影用高級チェア。
おまけ画像２：きゅーびーの側面と人との比較
2013-07-01 17:02:10
