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記事タイトル：セラミドとは

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■セラミドの種類とその特徴
保湿成分の代表選手として挙げられているセラミドという成分、現在ではエイジングケアにも役立つとして、多くの女性からの支持を得ています。また、セラミドには様々な種類があり、それぞれに異なった特徴があります。
それでは、セラミドの種類や特徴についてご紹介していきましょう。

それではまず、私たちのお肌にもともと存在しているセラミドからご紹介します。

〇セラミド1
保水能力に優れ、バリア機能の維持に役立つセラミドで、角質層の細胞間に存在しています。このセラミドが不足すると乾燥肌になりやすく、また、外部の刺激に過敏な反応を示すようになることもあります。

〇セラミド2
セラミドの中でも高い保湿作用を持ち、乾燥肌の予防に役立っています。このセラミドは角質層に最も多く存在するといわれています。

〇セラミド3
保湿作用とともに、シワ予防作用も兼ね備えたセラミドです。このセラミドは、年齢とともに減少するという特徴を持っています。

〇セラミド4
角質層のバリア機能を正常に保つ役割を持ったセラミドです。

〇セラミド5
セラミド4と同様の機能を持ったセラミドです。

〇セラミド6
セラミド3と同様の保湿作用を持つほか、ターンオーバーの正常化やシワの軽減に役立つセラミドです。

セラミドの種類と特徴についてざっとご紹介しましたが、どの種類のセラミドも保湿作用を持っていますので、年齢や過剰なスキンケアなどによって減少すると、乾燥肌や敏感肌が起こりやすいということがわかりますね。
それでは次に、化粧品に配合されているセラミドの種類をご紹介しましょう。

■化粧品から取り入れることができるセラミドの種類と特徴
化粧品に配合されているセラミドは、以下の4種類に分類されています。

〇天然セラミド
動物から抽出されるセラミドで、馬の脊髄などから抽出されます。このセラミドは、「ビオセラミド」、「セレブロシド」と呼ばれこともあり、化粧品に配合されている場合では「ウマスフィンゴ脂質」と表示されています。
このセラミドは、上記でご紹介したセラミドがすべて含まれるというメリットはあるものの、希少性が高いため、配合されている製品の価格はやや高額な設定になっているというデメリットがあります。

〇植物性セラミド
米、トウモロコシ、大豆、コンニャク芋などから抽出されるセラミドです。このセラミドは大量背遺産が可能なため、比較的安価な価格になっているというメリットがありますが、米や大豆は5大アレルゲンに含まれているため、アトピー性皮膚炎など、皮膚疾患のアレルゲンとなる可能性があるというデメリットがあります。
化粧品成分の表示では、「植物性セラミド」や「コメヌカスフィンゴ糖脂質」、「コンニャク根エキス」などとなっています。

〇ヒト型セラミド
酵母を原材料としたセラミドで、分子構造が人体のセラミドと非常によく似ているという特徴があり、バリア機能の修復に高い効果を発揮すると考えられています。
このセラミドは「バイオセラミド」と呼ばれることもあり、アレルゲンになりにくく、アトピー性皮膚炎などの緩和に役立つといわれています。
また、不水溶性という特徴も持っているため、化粧品にはオイルや乳化剤で乳化させたヒト型セラミドが配合されています。
化粧品の表示では、「セラミド1」、「セラミド2」、「セラミドAP」、｢セラミドNP｣などとなっています。

〇合成セラミド
疑似セラミドと呼ばれることもある種類で、化粧品では「セチルＰＧヒドロキシパルミタミド」などの表示になっています。
ヒト型セラミドは、このセラミドに分類されます。

■毛穴ケアに取り入れるべきセラミドは？
セラミドといっても、その原材料はさまざまです。
では、毛穴ケアに役立てるのであれば、どの種類のセラミドが適しているのでしょうか？
それはズバリ、ヒト型セラミドです。
上記でもご説明していますが、このセラミドは人体のセラミドと分子構造がよく似ているため、お肌に馴染みやすく、バリア機能の修復作用を持つという特徴を持っています。
開いた毛穴や詰まった毛穴を改善するのであれば、まずは皮脂の過剰分泌を食い止め、さらにターンオーバーの正常化を目指さなくてはならず、それにはまず保湿ケアを入念に行わなくてはなりません。
ヒト型セラミドには高い保湿作用がありますので、保湿効果とともにターンオーバーの正常化効果を期待することができます。
毛穴の悩みとお別れしたいのであれば、まずはヒト型セラミドを配合した化粧品による、保湿ケアから始めてみると良いでしょう。

■まとめ
セラミドにはさまざまな種類があり、アレルギーの心配がなく、また、高い保湿力による毛穴ケア効果を期待できるという部分で考えるのであれば、ヒト型セラミドが最もおすすめできます。
ヒト型セラミドの化粧品表示は大変わかりやすいですので、セラミド化粧品を選ぶ際には、「セラミド1」、「セラミド2」、「セラミドAP」、｢セラミドNP｣という表示がある製品を探してみましょう。

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