日本茶のギフト商品の企画アイデア募集！ - zaneriの提案

（1）
昨今、きちんと茶葉から淹れたお茶を飲むことが少なくなりました。
ティーバッグやペットボトル入りのものを気軽に買い、手軽に飲むことができるようになったからです。
何より、自分で淹れても、あまり美味しいと感じられないんです…。
ところが、この前、お茶屋さんの試供品で、新茶をひと口飲ませて頂いたら、それが、もう、驚愕の美味しさでした。
小学生の子供たちも、目を丸くして驚いていました。
どうしたら、こんなに美味しいお茶を入れられることができるのか！？
思わず、お茶屋さんに、根掘り葉掘り聞いてしまいました。
教えてもらったコツは、水道水をそのまま使わないこと、葉の量と湯の温度に気をつけること、葉が開くのをちゃんと待つこと、など、言われてみれば、何だか聞いたことがあるなあというようなことばかり。
でも、普段淹れないと、ついつい忘れがちになってしまったり、知らなかったりというような事ばかり。
そこで、「日本茶のスターターセット」というべきものを提案させていただきます。

（2）
煎茶、ほうじ茶、茎茶、玄米茶…、少量ずつで良いので、色々な種類があると嬉しいです。
そして、それぞれのパッケージには、それぞれのお茶の特徴をくわしく書いていただけると良いです。
加工のされ方や、特徴、歴史、トリビア、淹れるときの茶葉の量、栄養素、効能、向いている水、適温、蒸らし時間など。普通知っているだろう、というようなことでも、細かくお願いします。
和紙で、堅苦しい感じではなく、可愛らしい手描きイラストと手書き文字で書いてあると親しみやすいと思います。
なんなら、小冊子のようなものが付いてきたら嬉しいかも知れません。
それと、急須。お茶を淹れる習慣がないと意外と無い家が多いものです。（ガラス製なら洗いやすくてとても助かります）
湯呑みは、自分で選びたい人が多いと思うので、なくても良いと思います。

（3）
普段は茶器を使って日本茶を淹れることをあまりしない方々を想定しています。
比較的年齢が若かったり、日本文化に慣れていなかったりする外国の方など。

（4）（5）
オリンピックも近づき、日本文化が再注目されている今、便利なペットボトルも良いけれど、急須でお茶を手づから淹れてみたい！と思っている人も少なくないと拝察します。
でも、家族でまめに淹れてくれる人がいないと、茶葉から淹れるのは中々敷居が高かったりするんですよね。
そんな時、美味しいお茶を淹れられるようになりたい、詳しくなりたい、と自分への贈り物にするのも良し、大切な人と一緒にはじめるのも良し、どちらかといえば、日常を一緒に過ごすことが多い人へのギフトになるのじゃないかと思います。
外国の友人への贈り物としても良いですよね。

（6）

（7）
企画概要でも書かせて頂きましたが、上手な方が淹れてくれた、春そのものを体現したかのような新茶の味には本当に度肝を抜かれました。
カルキ抜きをしていない水道水は使わないこと、葉の量と湯の温度にしっかり気を配ること、しっかりと葉が開くのを待つこと、最後の一滴まで淹れること…普段から淹れている方には常識的な事ばかりなのでしょうが、ひとつひとつ気をつけるだけで、なんと味が変わるのかと驚きしかありませんでした。
今ではうちでも毎日お茶を淹れています。
この感動を多くの方に味わってほしい一心で、拙い文ながら提案させて頂きました。

読んでいただきましてありがとうございます。
ご成功をお祈りしています。