-
上場の大手旅行会社のLPディレクション、デザイン
■ プロジェクトの目的
大手旅行会社の新規サービス立ち上げに伴い、サービスLP(ランディングページ)の制作を担当。
ユーザーへのサービス理解促進と、オンライン経由の資料請求・予約問い合わせ数を最大化することを目的とした。
■ 体制・人数
6人
■ 自分のポジション・役割
ディレクション:要件整理、競合調査、コンセプト設計、情報設計、ワイヤーフレーム作成
デザイン:UIデザイン、キービジュアル制作、ユーザーフローに沿った構成最適化
■ 目的を達成する上での課題
・サービスの特徴が多岐にわたり、ユーザーに「何ができるサービスなのか」が直感的に伝わりにくい
・ターゲット層が幅広く(家族・若者・シニア)、誰にでも刺さるコミュニケーション設計が必要
・社内の複数部署(企画・営業・カスタマーサポート)からの要望が多く、情報過多になりやすい
既存のブランドイメージを保ちつつ、新サービスらしい「新しさ」を表現する難易度が高い
■ 課題に対して取り組んだこと
・サービス価値の一文化:ヒアリングを重ね、このサービスが最も提供できる価値を1行で表現し、LP全体の軸に据えた
・ターゲット別の訴求整理:家族・若者・シニアそれぞれのニーズを洗い出し、ファーストビュー〜導線で迷わない構成へ再設計
・情報整理・削ぎ落とし:社内要望をユーザーが必要とする順に並び替え、ストレスなく読めるストーリー構成を作成
・ファーストビュー改善:サービスの利用シーンが具体的にイメージできるキービジュアルを制作し、閲覧直後の離脱率を下げる
・コンバージョン導線の改善:CTA配置の最適化、申込み前の不安解消セクション(Q&A、体験者声など)を設計
・A/Bテスト前提のデザイン:キャッチコピー・KV・ボタンカラーなど複数案を準備し、データで改善できる体制を構築
■ ビジネス上の成果
・LP公開後 お問い合わせ数が約1.8倍 に増加
・CTAクリック率が大幅に改善し、CVR(コンバージョン率)が前月比140% に向上
・会社から「新サービスの価値がわかりやすくなった」と評価を受け、次期プロジェクト(キャンペーンページやバナー制作)も追加で発注される
・社内で共有された成功事例となり、他部署からの相談窓口として継続的にディレクション依頼を 受ける体制を構築