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歯科技工士免許
歯科治療において、あらゆる技工物の製作やメンテナンスを行う国家資格です。
主に、『架工部門（詰め物・被せ物・インプラント）』『義歯部門（義歯・矯正器具）』に分類されますが、有資格者は部門に関わらず全ての技工物において製作が認可されています。
技工物は、口腔内の機能や見た目を回復するため、患者様を心身ともに健康にすることができます。
歯科技工業務の特性として、下記が挙げられます。
▶︎技工物の制作やメンテナンスにおいて、スコープなどを使用して、0.1mm単位で厚みや形態を調整する。
▶︎ 限られた口腔内スペースの中で、解剖学的に本物の歯に近い色調や形態を再現/補正する。
▶︎金属・石膏・セラミック・レジン・ワックス・CADソフトなど、場面に応じて様々な材料やツールを取り扱う。
これらの要素を踏まえたうえで、患者様ごとにフルオーダーメイドの技工物を製作します。
医療という分野を超えてクリエイティブに近い職種、資格といえます。