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製造現場向け制御ソフトの再構築支援(引継ぎ・不具合対応中心)
■ プロジェクトの目的
新設ラインにおける制御盤およびPLCソフトの設計・実装、ならびに既存設備の改造・不具合対応。限られた納期の中で、現場に即した稼働を実現することが主な目的でした。
■ 体制・人数
現場では基本的に私ひとりで対応しており、パソコンと装置に向かい、現地での試運転・修正・最終調整まで一貫して行っていました。
■ 自分のポジション・役割
社内では「便利屋」「後始末屋」としての立場を担い、他の担当者が対応しきれなかった案件の巻き取りや、難航していた制御設計の立て直しを主に担当。設計だけでなく、現場との調整や仕様の再確認など、泥臭い部分も一手に引き受けることが多くありました。
■ 目的を達成する上での課題
図面と現場の仕様が異なる、プログラムの引継ぎが不十分、仕様変更が現場で頻発するなど、計画通りにいかないことが常であり、柔軟かつ冷静な判断が求められました。
■ 課題に対して取り組んだこと
不満を表に出さず、常に朗らかで落ち着いた態度を心がけ、周囲の信頼を得ながら粛々と仕事を遂行。複雑な状況でも、現場に負担をかけないような進め方を意識していました。
■ 対象装置・使用技術
扱った装置は多岐にわたり、搬送機、洗浄機、医療器具製造装置、ごみ処理装置など、業種を問わず対応してきました。
PLCは三菱・オムロン・キーエンスを使用。プログラムは主にラダー言語で作成し、タッチパネル操作にはGOT(Mitsubishi)を使用していました。
■ ビジネス上の成果
私が対応した設備は、多くが高評価を得ており、同一顧客からのリピート依頼にもつながりました。難題に直面しても現場を止めずに収める対応力を評価され、信頼関係の維持・強化に貢献しました。