-
PKG SW企画・開発・顧客対応:内部統制文書化支援ツールで事業貢献
■ プロジェクトの目的
内部統制文書化を支援するパッケージソフトウェア商品を企画・開発することによるSW事業への貢献
■ 体制・人数
開発チーム 約20名
販促チーム 5名
適用チーム 5名
■ 自分のポジション・役割
開発チームサブリーダー(5名)、販促チームリーダーとして、パッケージソフトウェアの企画・開発から販売・導入までを横断的に統括。リーダーとして全体を推進しつつ、プレイヤーとしても現場実務にあたる役割を担いました。
■ 目的を達成する上での課題
本プロジェクトにおける大きな課題は以下2点でした。
- 確定されていない業務要件に対するソフトウェア開発
- 販売・適用するにもプロフェッショナルがどこにもいない
■ 課題に対して取り組んだこと
- 要件の明確化
法改正内容精読に基づき、内部統制に対応するための業務・文書類を想定し、シミュレーションを繰り返しアプリケーション要件を確定
- 開発
システム・SWアーキテクチャ設計、DB設計といったコア技術要素を担当し、開発チームを推進
- 販売促進
販促チームを立ち上げ要員を教育、顧客提案部隊を構築し、対応可能な案件数を増加
プレイヤーとして展示会での講演・スピーチを通じて市場浸透を図り、自ら営業同行で直接顧客への提案・説明も実施
- 適用・導入支援
システム構築サービスを顧客に提供する部門と協力体制を築き、顧客導入・教育に関するガイド・マニュアルを作成・展開。これにより、適用部隊が対応可能な案件数増加を達成
■ ビジネス上の成果
本プロジェクトにより、受注獲得、顧客満足度向上といった確かな成果を達成し、SW事業に大きく貢献しました。
開発:コア業務・文書を明確化によるパッケージ開発のクリティカルパスを通過
販促:商品の知名度向上と市場浸透、複数の受注獲得
適用:適用部隊の対応能力向上とトラブル無しの導入実現、対応案件数の増加
要件定義
システムアーキテクチャ設計 (Windows)
DB設計 (SQLServer) -
金融系SaaS情報セキュリティ設計(FISC/PCIDSS/ISMS)
■ プロジェクトの目的
金融系顧客へ提供するSaaSの情報セキュリティ確保によるサービスのリリース
■ 体制・人数
メンバー5名体制 (サービスの情報セキュリティ担当部分。プロジェクト全体は100名程度)
■ 自分のポジション・役割
情報セキュリティ設計チームでプレイングマネージャとして活躍
■ 目的を達成する上での課題
金融系SaaS提供にあたり、設計内容に顧客セキュリティ担当者の合意を得たうえでリリースすること。
■ 課題に対して取り組んだこと
厳しいレギュレーションを求められる金融系でFISC / PCIDSS に基づく情報セキュリティ設計を実施。ISMS フレームワークにより各種規定書類を作成し、責任者として顧客説明を実施した。
■ ビジネス上の成果
一度の説明会により顧客合意を得てクリティカルパスを通過。
これにより無事スケジュール通りにリリースし、安定稼働を実現し顧客満足度向上に寄与した。 -
業務効率化/DX推進に貢献:社内用受注データ集計ツール開発・導入
■ プロジェクトの目的
月次集計業務の効率化と経営判断の迅速化
■ 体制・人数
メンバー5名体制のプロジェクト
■ 自分のポジション・役割
開発・導入リーダーとして、またプレイヤーとして要件定義から要員教育まで一連のプロセスを実質1人で担当
■ 目的を達成する上での課題
1. 月次集計作業の煩雑さによる繁忙
2. ステークホルダーによるアクション検討会までの期間が短い
3. 基幹系からのデータ形式が不定期に変更され、対応に工数がかかる
■ 課題に対して取り組んだこと
課題解決のため、データ集計・エクセル化・差異算出・グラフ化を自動で行うツールをruby/Python/VBAで開発。コード規模は1000ライン程度。ツールではデータ形式の変更に柔軟に対応できるよう、設定で可変にする機能を実装。
また本ツールの導入、業務マニュアル作成、担当者教育まで一貫して実施。
■ ビジネス上の成果
ツール適用により月次集計業務のスピードアップ・効率化を大きく推進。
具体的には月末残業時間を7割削減、アクション検討会へのデータ提示100%達成。