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ビジネス経験全体
外資系広告代理店のクリエイティブセクションで15年以上仕事をし、
P&Gをはじめとする外資系クライアントのマーケティング担当の方々と
いくつかのチャレンジをしてきました。
下記リンク先に、これまでのビジネス経験を記載しています。
詳細はこちらをご覧ください。
相談や質問などは小さなことでも、何でも、お気軽に聞いてください。
よろしくお願いします!
https://youtrust.jp/users/naruke -
P&G 「レノア」ホリスティックキャンペーンにおいてクリエイティブデ開発
■ プロジェクトの目的
「ソフラン」「ハミング」という2大柔軟剤が大半のシェアを占めていた中で、P&Gとしては10年来の悲願であった柔軟剤ブランドのロンチ、および早期のシェア獲得
■ 体制・人数
広告代理店側クリエイティブチームは、クリエイティブディレクター、私(アソシエイトクリエイティブディレクター兼コピーライター)、アートディレクター
■ 自分のポジション・役割
TVCM、新聞広告、雑誌広告、交通広告、店頭販促ビデオ、店頭販促ツールなどのホリスティックキャンペーンにおいて、アソシエイトクリエイティブディレクター兼コピーライターとして(市場分析やターゲット分析に基づいた)キャンペーン企画、クリエイティブ開発、コピーライティング。
■ 目的を達成する上での課題
当時、柔軟剤といえば「ソフラン」「ハミング」という2大ブランドが確固とした知名度とシェアを確立し、「柔らかさは母親の愛情」というイメージづくりもある程度定着していた。そのマーケットに入り込み、数年後にも一定度のシェアを確保し続けるには、これまでとは全く違うアプローチで主婦の興味を喚起する必要があった。
■ 課題に対して取り組んだこと
課題を乗り越えるために、「鼻の良い犬の主婦たち井戸端会議」という形で、「柔らかさ」と「ニオイがつかない」という2つの機能的なポイントをユニークに印象深く訴求。アニメという表現手法でシリーズ化した。
■ ビジネス上の成果
当初のKPIは「シェアを一定度取れて、(3番手ブランドだとしても)ブランドが継続すれば良い」というものだったが、結果的にはトップシェアを獲得し、予想を超えた大成功キャンペーンになった。P&Gマーケティングチームにもとても喜んでいただいた。結果が出たので、犬主婦アニメシリーズは約10年間続くロングキャンペーンにもなった。
さらに、レノアがロンチするまで国内柔軟剤市場は少しずつ縮小していたが、レノア登場を分岐点に、その後は成長マーケットになっている。
また、「Asian Brand Marketing Effectiveness Awards」という海外アワードにおいて「Best Innovative Marketing Campaign」も獲得。TVCM、新聞広告、雑誌広告、交通広告、店頭販促ビデオ、店頭販促ツールなどのホリスティックキャンペーンにおいて、(市場分析やターゲット分析に基づいた)キャンペーン設計、クリエイティブ開発、コピーライティング。