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CADソフトの2D→3D化移行プロジェクト
■ プロジェクトの目的
機械設計業務において、2D図面中心の設計・手配フローから、3Dモデルを活用したフローへ段階的に移行することを目的としました。具体的には、既存2D図面の3D化を進め、干渉確認や社内検討の精度向上、手戻り削減、図面・部品情報の整合性向上を狙いました。
■ 体制・人数
2名(社内:設計担当1名、管理・調整担当1名)
■ 自分のポジション・役割
設計担当として、iCAD SXを用いた2D→3D化作業の中心を担いました。
図面読解、3Dモデリング、必要に応じたアセンブリ化、モデル整備(命名・構成整理・原点合わせ等)、作業手順の標準化、品質チェックを担当しました。
■ 目的を達成する上での課題
2D図面の情報が多様で、3D化の粒度(どこまで再現するか)を揃えないと工数が膨らむ
図面の表記ゆれや、暗黙知になっている設計意図があり、3D化時に解釈違いが起きやすい
既存業務と並行して進める必要があり、隙間時間でも回る運用にする必要があった
アセンブリ構成や命名ルールが揃っていないと、後工程で使いづらくなる
■ 課題に対して取り組んだこと
「3D化のルール」を先に決め、再現範囲を標準化(例:ねじ簡略、面取り省略などの扱いを事前に明確化)
図面の読み取りポイントを整理し、確認事項をテンプレ化(不明点は早期に洗い出して認識合わせ)
3Dモデルの命名規則、階層構成、原点・基準面の扱いを統一し、後工程で扱いやすいデータ構造に整備
作業を「単品→簡易ユニット→必要に応じてアセンブリ化」の順で進め、工数の見通しが立つ運用に変更
品質チェックの観点(寸法、干渉、部品構成、抜け漏れ)をチェックリスト化して再現性を確保
■ ビジネス上の成果
2D図面から3Dモデルへ移行するための作業フローとルールを整備し、継続運用できる状態を構築
干渉確認や事前検討が行いやすくなり、設計の手戻り低減に寄与
データの命名・構成を統一したことで、設計情報の共有や再利用性が向上
工数の見積もり精度が上がり、スポット作業でも対応しやすい形に整理できた