-
保育園の給食業務で統括リーダー/職員の不満や悩みを解決
■ プロジェクトの目的
系列園10園の保育業務の情報共有お行い、調理・衛生管理や食育業務のスキルアップとマニュアル化。
■ 体制・人数
系列園10園、調理職員12名
■ 自分のポジション・役割
統括リーダー/問題抽出、会議、研修主催
■ 目的を達成する上での課題
・各園の調理職員の体制は1〜2名。資格の有無など衛生管理や調理スキルと知識にばらつきがあった。
・1名体制の職員は日々の調理に不安や疑問をかかえており、相談できる先もなかった。
・園によって調理スペースや器具の不足から、献立に不満がある職員もいた。
・献立によっては給食の残にばらつきがあり、栄養不足の懸念と食材が無駄になることがあった。
・仕入れ業者が食材ごとに異なり、経理業務が複雑化していた。
■ 課題に対して取り組んだこと
・衛生講習会を実施。衛生マニュアル、調理マニュアルを作成して職員の入れ替わりに対応できるようにした。
・年に2回の会議を実施し、疑問点の抽出、相談、近隣の系列園と連携がとれるよう、コミュニケーションをとった。
・ニュースに取り上げられる食中毒や誤嚥、誤食事故を共有し、事故が起きないよう注意喚起を行った。
・食材業者の選出、比較検討を行い、価格面・サービス面の比較表を作成し本社へ提案した。
■ ビジネス上の成果
・職員の衛生管理の知識が向上し、より安全な給食が作れるようになった。
・職員の士気があがり、近隣の職員で相談し、悩みを解決できるようになった。食育活動などを共有し、よりよい活動を子どもたちに提供できるようになった。
・食材業者が一括でまとまり、経理業務の負担軽減につながった。講座・研修企画、司会進行