西成線列車火災事故
その直後に信号係員が列車の遅れに焦りを感じ、列車が通過仕切る前にポイントを切り替えたことにより、「泣別れ脱線」を引き起こしました。まもなく列車はかたわらの電柱に激突、脱線転覆した後に、漏れた燃料用ガソリンが引火して火災が発生しました。折からの大阪湾から吹き寄せる強風に煽られ、瞬く間に転倒した車両は全焼しました。
車内に閉じ込められたまま避難することができなかった乗客ら189名が死亡、69名が重軽傷を負いました。
桜木町事故
現在のJR根岸線である東海道本線支線 桜木町駅構内上り線で発生した火災事故です。 架線のたるみからパンタグラフより失火、木造車両が全焼しました。
ドア、窓が開かず、多くの乗客が車外へ逃げることもできず犠牲となりました。
事故の原因は電気工事のミスから架線が切断されたことから、入線してきた下り電車のパンタグラフとたるんだ架線が絡み合いショート、木造車体に引火し火災となりました。
結果として、死者106名、重軽傷者92名を出し、戦後国鉄5大事故の1つとされています。
ここで事故原因をもう少し掘り下げるために2人の当事者の会話に注目してみましょう。1人は電気工事の責任者である保線係のAさん、もう1人は電車の運行を管理する信号係のBさんです。
2人の会話を分析してみましょう
保線係Aさん 「上りだけ止めてください! 下りは止めなくて結構です」
Bさんは列車の運行管理者という職務上、『上り』 とは桜木町から東京・横浜へ向かってゆく上り列車、 『下り』とは東京・横浜方面から桜木町から向かってくる下り列車ということで、それ以上でもそれ以下でもなかったのです。
持ち場立場の違う二人でこのような解釈の違いがあり、結果として歴史に残る大惨事を招いたことになりました。
あなたの身の回りにもこのような言葉のアヤというものがないものか、今一度振り返ってみてはいかがでしょうか?
三河島事故
脱線した電車の乗客は6年前の桜木町駅事故の教訓から非常用ドアコックを操作して車外へ避難しました。
しかし、悲劇はこれから始まります。
隣駅である南千住駅を出発した取手発上野行き普通列車が、7分後その現場にさしかかり、高速のまま線路上を避難していた下り電車の乗客を次々と跳ね飛ばしながら、脱線事故車両に激突しました。
100,000 円
2023年1月14日
わかりやすい、親しみやすい、おもしろいをモットーに丁寧な作品をお届けします
2016年~ ダイレクト出版社AWAIを独学で習得中
日本の鉄道事故史に関するノンフィクションとして
・「安全神話はいつか最悪の形で崩壊する」を編纂
※ポートフォリオに掲載
2018年~ 写真ソフトPhotoshopを独学で習得中
2018年~ 動画ソフトPremietr Proを独学で習得中
自らが撮影した鉄道の動画を日本の鉄道をテーマにしたBGMとともに編集した
・「日本の鉄道・日本の歌15選」を編纂
※ポートフォリオに掲載
2020年~ 動画ソフトVYONDを独学で習得中
地域活動等での記録を動画に編纂
・「新春隅田川七福神巡り」
・「渋沢栄一のゆかりの地を訪ねて」
上記「安全神話はいつか最悪の形で崩壊する」の説明動画として編纂
・「近鉄大和西大寺駅」
・「東急旗の台駅」
・「泣き別れ脱線:大坂安治川口駅」
・「桜木町駅火災事故」
※いずれもポートフォリオに掲載