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SES/受託開発ハイブリッド体制構築
■ プロジェクトの目的
クライアントの業務効率化を実現する業務システムの開発/自社エンジニアの稼働率向上と技術力の底上げを目的とした受託開発体制の構築
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■ 体制・人数
・PM 1名、SE 2名、PG 3名(計6名)
・開発体制:ウォーターフォール + 一部アジャイル運用
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■ 自分のポジション・役割
・SE(システムエンジニア)として要件定義〜詳細設計、実装、テストの一連工程を担当
・一部、メンバー教育やコードレビューも兼務
・自社業務では技術選定やナレッジ共有も主導
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■ 目的を達成する上での課題
・クライアントからの要求が不明確なことが多く、要件定義の段階で工数が膨らむ傾向にあった
・SESエンジニアのスキルにばらつきがあり、品質や納期に影響が出る懸念があった
・受託案件の見積精度が低く、利益率の変動が大きかった
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■ 課題に対して取り組んだこと
・要件ヒアリング時に業務フロー図と画面モックを使い、認識齟齬を減らす工夫を導入
・コードレビューや週次の技術勉強会を通じて、メンバーの技術スキルの底上げを図った
・見積り段階で過去案件のWBS・工数実績データを分析し、より正確な見積もりテンプレートを作成
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■ ビジネス上の成果
・要件定義フェーズの見直しにより、プロジェクト全体の修正工数が約30%削減
・受託開発チーム全体の納期遵守率が前年対比で20%改善
・自社内で開発標準・チェックリストを整備したことで、新人エンジニアの立ち上がり期間が平均2ヶ月 → 1ヶ月に短縮