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大手電池メーカー研究開発部門にてリチウムイオン電池の試作・評価・分析を担当し品質改善に寄与
リチウムイオン電池の開発段階における試作品の作成から評価までを一貫して担当。電極材料の混合、コインセルの組み立て、各種特性評価・物性評価を通じて、新規材料や設計案の性能検証・フィードバックを実施しました。また、評価結果のばらつきや作業の属人化といった課題に対しては、SOP整備や測定条件の標準化により再現性の向上と業務効率化を実現しました。
■ 担当業務
- 電極材料の混合から試作品(コインセル)の作成までを一貫して担当
- 電池特性評価及び電極物性評価
- 評価データの整理および報告資料の作成
- 測定条件や評価手順の見直し、SOP作成
- データ分析フォーマットの整備・標準化
■ 課題と対応
- 評価条件や測定者間の操作差による結果にばらつきが発生
→ 測定工程と操作手順の標準化を実施し、再現性を向上
- 一部の評価業務に非効率な手順が残存
→ 試験手順の最適化を提案・実行
- 外部環境によるサンプル状態の変動
→ 保管状態・保管時間などを厳密に管理
■ 成果
- 測定精度とデータの再現性が安定
- SOP整備により業務の属人化を解消
- 分析・報告資料の作成効率が向上多種多様な評価機器の操作(下記詳細) / 電極材料混合からのコインセル作成 / 電池特性評価 / 電極物性評価 / 報告資料作成
【主に使用した評価機器】
- 水銀ポロシメーター(細孔分布測定)
- 走査電子顕微鏡(SEM)/EDX(サンプル観察/元素分析)
- 万能試験機(応力試験:引張強度/剥離強度/柔軟性測定)
- 自動滴定装置(水分量測定/アルカリ分分析)
- その他多くの機器