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某パーソナルジムの内装再現メタバース
■ プロジェクトの目的
実在するパーソナルジムの内装をメタバース空間上に再現し、来店が難しい潜在顧客にもオンラインで施設の雰囲気を体験してもらうことを目的とした。リアル来店前の不安を解消し、集客や入会率の向上につなげる狙いがある
■ 体制・人数
クライアント(ジム運営者)と直接やり取りしながら、1名でモデリングから実装までを担当。
■ 自分のポジション・役割
空間デザイナー兼メタバース制作者。ジムのレイアウト・内装をHoudiniでモデリングし、Unityでライティングやマテリアルを調整。Clusterプラットフォームに実装し、ユーザーがジム空間を自由に歩き回れるインタラクティブな体験を実現する
■ 目的を達成する上での課題
内装の実物感を再現しつつ、メタバース上で快適に動作するデータ最適化
ジムの強み(清潔感・設備の充実・プライベート感)をオンライン上で伝える表現方法
デジタルに不慣れなクライアントにも直感的に理解できるプレゼンテーション
■ 課題に対して取り組んだこと
写真や3Dスキャンデータをもとに、忠実度の高いモデリングを実施
Unityで照明・質感を調整し、利用者が居心地の良さを感じられる空間演出を設計
Clusterにアップロードし、実際にブラウザやVRで体験できるデモを提供
■ ビジネス上の成果
メタバース空間を用いた事前体験により、ジムの雰囲気が伝わりやすくなり、集客施策として活用されることが予想される
クライアントから「従来にないPR手法」として評価を獲得されると良い
フィットネス業界におけるメタバース活用の新しい事例として、今後の横展開の可能性を広げたHoudiniによる建築形態のプロシージャルモデリング
Unityを用いたライティング設計、ポストプロセス調整
Clusterプラットフォームへの実装と最適化 -
店舗・展示空間等のインテリアデザイン及びメタバース提案
■ プロジェクトの目的
店舗や展示空間におけるインテリアデザインを行うと同時に、メタバース上での体験・PRの可能性を提示。リアル空間の魅力を最大化するとともに、オンラインでも顧客接点を拡張することを目的とした。
■ 体制・人数
インテリアデザイン及びメタバース提案については主に個人ベースでの企画・実装を担当。
■ 自分のポジション・役割
インテリアデザイン担当として、ゾーニング、什器配置、照明計画を行い、空間としての完成度を高めた。さらにHoudiniやUnityを活用し、空間を3Dモデル化。メタバースプラットフォーム上に再現することで、オンライン展示・打合せで利用できる新たな提案を実施した。
■ 目的を達成する上での課題
リアルな空間とメタバース空間での表現をどのように統合するか
クライアントがデジタルに不慣れなため、提案内容を直感的に理解できる資料や体験が必要
メタバース実装にあたり、動作最適化と空間演出の両立が課題
■ 課題に対して取り組んだこと
インテリアデザインのビジュアライゼーションにTwinmotion・Unityを用い、完成イメージをわかりやすく提示
メタバース提案においてはCluster上に空間を再現し、オンラインでも体験可能なデモ空間を制作
空間データの軽量化・最適化を行い、リアルタイムで快適に操作できる環境を実現
■ ビジネス上の成果
打合せやプロモーションにメタバース空間が活用され、新たな販促手段としての可能性を提示
「インテリアデザイン+メタバース」という複合的なサービス提供力を示し、次案件の検討にもつながったHoudiniによる建築形態のプロシージャルモデリング
Unityを用いたライティング設計、ポストプロセス調整
Clusterプラットフォームへの実装と最適化 -
夤賓閣再現メタバース制作
■ プロジェクトの目的
焼失のため現存しない歴史的建築「夤賓閣」をメタバース空間上に再現し、文化財的価値を持つ建築をバーチャル体験できるようにすることを目的とした。来訪者が歴史的空間を体感できることで、教育・文化普及・観光的利用にもつなげる狙いがあった。
■ 体制・人数
個人制作をベースに、一部リサーチ協力者や資料提供者と連携。制作は基本的に1人で行い、モデリングから実装、空間演出までを担当。
■ 自分のポジション・役割
総合ディレクション兼制作者。Houdiniを用いた建築モデリング、Unityを用いたビジュアライゼーション、Clusterプラットフォームへの実装を担当。外装・内装の再現に加え、空間のライティング・演出を行い、歴史的建築の価値をバーチャル体験として表現した。
■ 目的を達成する上での課題
実在建築が現存せず、資料が限定的であったため、復元精度を高めるためのリサーチが必要
文化財的建築の繊細なディテールを再現しつつ、メタバースで快適に動作する軽量化も求められた
メタバース利用者にとって「ただの模型」ではなく、体験として魅力を持たせる演出が必要
■ 課題に対して取り組んだこと
図面や写真、歴史資料をもとに建築形態を検証し、可能な限り忠実にモデリング
Houdiniによるパラメトリックな再現手法を用いて効率的に建築ディテールを制作
Unity上でライティング、ポストプロセスを調整し、Clusterで快適に動作するよう最適化
空間に演出を加えることで、利用者が「訪れる体験」を得られるよう設計
■ ビジネス上の成果
メタバース上で公開し、一定数の来訪者を獲得。文化的価値を持つ建築を広く知ってもらう機会を創出
技術的に「歴史建築×メタバース」という新たな活用方法を提示し、今後のクライアントワークや受託制作の可能性を広げた
自身の建築バックグラウンドとメタバース制作技術を融合させた代表的作品となった建築モデリング及びビジュアライズ Unityでのライティング・テクスチャ・最適化を含むメタバース制作
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産業向けVRコンテンツ背景デザイン及びUnityビジュアライズ
■ プロジェクトの目的
産業向けの教育・研修用途に活用するVRコンテンツを制作。作業現場をバーチャル上に再現し、安全教育・業務手順の理解を効率的に行うことを目的とした。
■ 体制・人数
エンジニア、VR開発チーム、など数名規模での協働体制。自分は背景デザインとビジュアライゼーションに特化した担当として参加。
■ 自分のポジション・役割
背景デザイン担当として、産業施設の環境を3Dで構築。Unityを用いてライティング、マテリアル調整、ポストプロセスを行い、リアルタイムでの視認性と没入感を両立させた。シーン全体の雰囲気や空間の説得力を高め、ユーザーが直感的に理解しやすい環境を整備。
■ 目的を達成する上での課題
実在する産業現場を忠実に再現するリアリティと、VR用リアルタイム描画の最適化を両立する必要
高精細なモデルを扱いつつ、軽快な動作を維持するためのデータ軽量化
利用者(研修生)が操作しやすく、直感的に理解できるビジュアル設計
■ 課題に対して取り組んだこと
DCCツールを活用して効率的にモデル生成・軽量化を行った
Unity上でシェーダーやポストエフェクトを調整し、実写感と動作の両立を実現
ライティングやUIを工夫し、利用者の理解度が高まる空間演出を設計
■ ビジネス上の成果
VRコンテンツはクライアントの研修に導入され、教育効果の向上に寄与
背景デザインと最適化の精度が評価され、追加のVR関連案件につながった
自身のUnityビジュアライズスキルが産業用途のプロジェクトで実証され、今後の実務領域拡大に貢献DCCツールでのモデリング及びUnityでのライティングテクスチャ制作
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Tadawul Tower Riyadh Saudi Arabia 外装・内装デザイン担当
■ プロジェクトの目的
サウジアラビアの金融街に建設される超高層タワーにおいて、エレベーターホールやVIPエントランス等の空間のインテリアデザインを行い、国際的な金融拠点にふさわしい機能性と象徴性を実現することを目的とした。
■ 体制・人数
インテリア専門及び設計チームは数名規模で、設備構造チームと連携しながら進行。
■ 自分のポジション・役割
インテリアデザイン設計とビジュアライズ担当として、VIPエントランスホール、エレベーターホールなど共用空間のデザイン検討を担当。素材・仕上げ・家具レイアウトを含む提案資料作成、3Dビジュアライゼーションによるデザイン提案を行った
■ 目的を達成する上での課題
金融機関に求められる重厚感と、VIP空間にふさわしい洗練性の両立
海外チーム・クライアントとのデザイン意図の共有
■ 課題に対して取り組んだこと
素材パレットやモックアップを活用し、現地調達可能な仕上げ材を組み合わせて検討
RhinoやHoudiniを活用した3Dモデリングにより、仕上げ・照明計画を可視化
英語での打合せ・資料作成を行い、海外メンバーとスムーズな意志疎通を確保
■ ビジネス上の成果
インテリアデザイン案が採用され、タワーのブランド価値向上に貢献
高品質なビジュアライゼーションにより、クライアントとの合意形成を迅速化
インテリアデザイン提案・設計及びビジュアライズ
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Menara Astra インドネシア・ジャカルタ 実施設計業務 外装・内装デザイン担当
■ プロジェクトの目的
ジャカルタ中心部におけるランドマーク的存在となる超高層複合ビル(オフィス・商業・関連施設)の建設。都市再開発の核となり、国際的なビジネス拠点を形成することを目的としていた。
■ 体制・人数
数人規模のプロジェクトチーム。基本設計~実施設計まで。現地コンサルタント・施工会社・クライアントとの多国籍体制で進行。
■ 自分のポジション・役割
実施設計フェーズにおける設計デザイン担当として、外装・内部空間の詳細デザイン検討を担当。図面作成、ディテール検討、意匠調整に加え、3Dモデルやパースを活用したデザイン提案資料を作成し、設計品質を維持した。
■ 目的を達成する上での課題
・超高層ビルにおける外装及び内装デザイン検討
・多国籍チーム間のコミュニケーション(言語・文化差)
・短期間での設計変更や修正依頼への対応
■ 課題に対して取り組んだこと
・BIMや3Dモデルを活用し、複雑な納まりやディテールを可視化して早期に合意形成を実現
・海外チームとの協働では英語での会議資料作成・レビューを積極的に主導
・設計変更に対しては、効率的なモデリング手法とチェックフローを導入し迅速に対応
■ ビジネス上の成果
・プロジェクトは無事実施設計段階を完了し、施工段階へ移行
・多国籍チームとの協業経験により、国際的な大型案件への対応力を実証
・自身のデザイン・ビジュアライゼーションスキルが、プロジェクト推進において重要な役割を果たした外装・内装デザイン及びビジュアライズスキル
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フォルテタワーズ ドバイ・オペラ地区 外装・内装デザイン提案・設計及びビジュアライズ
■ プロジェクトの目的
海外都市におけるランドマークとなる高層複合タワー計画。住宅・商業施設を統合し、都市の発展に寄与することを目的とした。
■ 体制・人数
建築設計チーム(数名規模)+設備・構造チームとの協働体制。現地コンサルタントも参加する国際的なプロジェクト。
■ 自分のポジション・役割
デザイン担当として、コンセプト立案から外装・内部空間のデザイン検討、さらに3Dモデルやビジュアライゼーションを用いた提案資料の制作を担当。クライアントとの打合せ用CGや模型データの制作も行った。
■ 目的を達成する上での課題
・複合用途(住宅・オフィス・ホテル・商業)が交差する大規模プログラムを整理する難しさ
・設計プロセスにおける短納期でのデザイン検討・修正対応
■ 課題に対して取り組んだこと
・Rhino+Grasshopperを用いたパラメトリックデザインで複雑な形態を効率的に検討
・TwinmotionやUnityでの即時ビジュアライズを行い、クライアントレビューを加速
・海外チームとの協働において、英語でのデザインレビュー資料や会議を主導
■ ビジネス上の成果
・タワー計画は基本構想~実施設計まで行った。
・短期間でのデザイン検討・可視化が高評価された。
・自らのビジュアライゼーションスキルが、建築とデジタルの橋渡し役として認められたデザイン提案・設計及びビジュアライズ