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大手外資IT・観光分野の翻訳プロジェクトマネジメント(10年)および専門翻訳(10年)
■ プロジェクトの目的
外資系IT企業や旅行OTA(オンライン旅行会社)などのグローバル企業を対象とし、日本市場向け製品・サービスのローカライズ(多言語化)および技術文書の品質管理を完遂すること 。
■ 体制・人数
翻訳会社(Craft Japan)のディレクターとして、翻訳者・校正者を含む複数のプロジェクトチームを統括 。IT技術翻訳部門などの専門チームをマネジメントする体制 。
■ 自分のポジション・役割
- 翻訳プロジェクトマネージャー / ディレクター
- ITおよび観光分野の翻訳プロジェクトにおける進行管理、品質管理、予算管理 。
- 翻訳支援ツール(Trados, XTM, Translation Work Space等)を活用した効率的なワークフローの構築 。
- 医療ケア関連の法的リサーチなど、専門性の高い市場調査業務のマネジメント 。
■ 目的を達成する上での課題
外資系大手のITドキュメントやOTAサイトは、更新頻度が極めて高く、かつ専門用語の統一やブランドトーンの維持が不可欠である 。膨大な情報量を限られた納期で、高い正確性を保ちながら処理する体制維持が課題であった 。
■ 課題に対して取り組んだこと
- 最新ツールの導入と標準化: XTMやATMSなどの翻訳管理システムを駆使し、用語集のリアルタイム共有と翻訳メモリの活用による整合性を確保 。
- パフォーマンス管理: チームメンバーのスキルを分析し、最適な適材適所を行うことで、大規模案件のスピードと品質を両立させた 。
- 多角的な品質チェック: 単なる言語翻訳だけでなく、技術者としての知識を活かして内容の技術的妥当性を厳格にレビューした 。
■ ビジネス上の成果
- 7年間にわたり、IT技術翻訳部門および市場調査部門を安定的に運営し、海外クライアントとの長期的な信頼関係を構築 。
- 外資系大手IT企業の技術文書や、世界的な旅行予約プラットフォームの日本市場向けローカライズを成功に導いた 。
- 翻訳プロジェクトの採算性向上と、組織のリーダーシップを通じた業務プロセスの効率化を実現した 。
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「精密機器メーカーでの生産技術・品質保証経験(5年)とITインフラ運用管理」
■ プロジェクトの目的
計量計測および情報機器の製造工程において、新製品の円滑な量産移行と、国際的な品質基準を満たす製造システム標準を構築・維持することを目的とする 。
■ 体制・人数
500人規模の精密機器メーカーの本社製造部門において、エンジニア、購買部門、および製造現場の各セクション50名程度と連携する体制 。
■ 自分のポジション・役割
- 製造管理・生産技術担当
- 新規製造プロセスの設計およびシステム標準の構築 。
- 品質コンセプトの策定と、デバイス・機器の品質要求事項の維持管理 。
- 購買部門の監督および支払い管理業務の遂行 。
- 複雑なテスト計画の立案と実施による製品の信頼性担保 。
■ 目的を達成する上での課題
精密機器という性質上、わずかな設計の差異や部品の品質ばらつきが製品の精度に直結するため、高度な品質要求事項を維持しながら、コストと納期のバランスを最適化するプロセス構築が課題であった 。
■ 課題に対して取り組んだこと
- 情報工学のバックグラウンドを活かし、データに基づいた品質管理概念を導入 。
- 図面や技術資料を精緻に読み解き、製造現場でのミスを防ぐための詳細なマニュアル作成やフロー整備を実施 。
- 購買部門を直接監督することで、サプライヤー選定から支払い管理までの一連の流れを透明化し、部品調達の安定化を図った 。
■ ビジネス上の成果
- 5年間にわたり、年間売上30億円規模の拠点で計量計測機器の品質安定と効率的な製造管理体制を維持 。
- 複雑な製品テストの標準化に成功し、製品の信頼性向上に寄与 。
- 現在の翻訳・PMキャリアにおける「図面が読める」「技術仕様を正確に理解できる」という専門性の土台を築いた 。